「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(アメリカ)下院議長マッカーシー議長を解任<2023年10月

2023-10-07 10:08:33 | アメリカ合衆国

米下院でマッカーシー議長が解任、史上初 共和内紛で混乱さらに
2023年10月4日午前 9:51 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/us/UBGXTGY25JITJMGOQFPI5DHRSI-2023-10-03/

アメリカの政治のマヒも極みに達したように見えます。連邦政府予算案では、9月30日最後の最後までもめた挙句やっとつなぎ予算案を可決して、連邦政府閉鎖を回避しました。

予算案の可決に抵抗した共和党右派強硬派の提出した議長解任動議が、賛成216反対210で可決されました。民主党が賛成し共和党強硬派の一部が造反した結果です。

トランプ前大統領が共和党大統領予備選で圧倒的にリードしています。アメリカ人以外が見れば、あり得ないことです。複数の民事裁判を抱え、刑事訴追されています。そんな人間を支持しないでしょう?しかし、共和党予備選ではリードを広げ現在、大差の1位です。

アメリカの政界が正気を失っているとしか見えません。

ドンドン劣化が進み、今回の大統領候補は、現職のバイデン大統領以外は、陰謀論者で独裁者であるトランプ前大統領、もう一人がこれまた陰謀論者のロバート・ケネディ・ジュニア氏です。
あり得ない候補が二人いてそれ以外は、いません。

すでに国内政治と言う意味では、アメリカは世界のリーダーとは言えなくなりました。アメリカ国内のドタバタが外国から見れば、「信頼するに足りない」と見られることをアメリカ政界の有力者が理解できなくなっているのでしょうね?

その意味では、ロシアのアメリカに対する工作は完全に成功したと言えると思います。それをアメリカ人が理解できないのが、劣化と言えるでしょう。外敵に対して結束できなければ、やがては負けます。

バイデン大統領は高齢です。しかし民主党にはバイデン大統領以外の大統領候補がいません。民主党もまた人材が枯渇しています。2024年は、何とかなるとして2028年の大統領選挙を考えるとアメリカ人も含めて暗い気持ちにならざるを得ません。

OPINION
ロバート・ケネディ・ジュニア氏、自らに大統領の資格ありと考える信じられない理由
2023.09.29 Fri posted at 18:17 JST
https://www.cnn.co.jp/opinion/35209695.html


※他人の振りをするトランプ氏
(ゴタゴタを引き起こしたのは、トランプ派の議員たちです)
トランプ氏、共和内紛と距離 バイデン氏「議長選出急いで」
2023年10月04日10時18分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100400247&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

次の議長が選出されるまで、下院では法案が通りません。実質審議ストップです。前回の議長選出でも散々もめました。



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