「北の山・じろう」日記

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ウクライナ生まれのビクトリア・スパーツ下院議員は何故ウクライナ政府を批判するのか❓<ウクライナ紛争2024.07.05

2024-07-05 20:05:50 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ生まれの米共和党議員、祖国の政府を痛烈批判 同僚から「乱暴者」と苦言も
2022.08.08 Mon posted at 17:45 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35191567.html
ビクトリア・スパーツ下院議員(共和党)
1978年10月6日 (年齢 45歳), ウクライナ Nosivka
キエフ国民経済大学、 ケリー・スクール・オブ・ビジネス・アット・インディアナ大学
アメリカ合衆国 下院議員 2021年から

当時は私は単純に西側のプロパガンダを信用していました。だからスパーツ下院議員がウクライナ政府を激しく批判するのが不思議でした。

一部引用
『戦争開始からおよそ6カ月の間、スパーツ氏はウクライナ政府に対する公の批判を継続。同国政府並びにゼレンスキー大統領の最側近らが絡むとされる汚職疑惑を広めている。これに対して同僚議員らからは、親ロシア派の主張をそっくり代弁しているとの非難の声が噴出している。

43歳の実業家であるスパーツ氏は公私において、ウクライナに勝利してほしいとの主張を繰り返す。自分が攻撃するのはあくまでもウクライナ政府であり、それがロシアに対する勝利の妨げとなり得るあらゆる障害を取り除く一助になるとの認識を示す。侵攻開始以降、6回にわたってウクライナを訪れ、ロシアにも常に非難の声を浴びせている。2日にはツイッターに、ロシアをテロ国家と宣言するべきだとのコメントを投稿した。

それでもスパーツ氏がゼレンスキー氏とその顧問らに向ける敵意に満ちた物言いは、共和・民主両党の議員やホワイトハウスの当局者、ウクライナの国会議員を一様に苛(いら)立たせている。彼らはスパーツ氏によって、団結してウクライナを支えようとする自分たちの取り組みが台無しになるのではないかと危惧するほか、一体同氏がどこから情報を得ているのか率直に疑問を呈してもいる。そうした状況は十数人あまりの議員、側近、政権内の情報筋にインタビューした結果明らかになった。』

今、考えてみるとビクトリア・スパーツ下院議員が批判しているのは、現在のゼレンスキー・一派とその汚職構造です。
特段、親ロシア派と言うわけではありません。
むしろ「ロシア憎し!」で凝り固まっていると言えます。

もし2014年クーデターで過激民族主義者が政権を簒奪したことを批判しているなら、それは正しい主張だと言えます。

しかし、余りにも情報が少なくウクライナ過激民族主義者の別派である可能性もあります。
本当にウクライナの未来を憂いて現在の大統領府批判をしているのかは、不明です。

実はウクライナには言論の自由はありません。
政府批判をする人間や政府に反対する人間は、国外に追放されるか亡命しました。
民主主義や自由主義的な主張をする人間も同じです。
多くは、西側には亡命できずにベラルーシやロシアに亡命しています。
ベラルーシやロシアからでないとゼレンスキー・一派の批判は出来ません。

いやいや❓
こんなゼレンスキー・一派が世界の民主主義の擁護者❓

西側のプロパガンダとフェイクも、相当ひどいと分かると思います。

ビクトリア・スパーツさんが話題になったのは、この時だけでその後の動静は不明です。
ネットにすら情報がありません。
きれいに痕跡を消されてしまいました。
都合の悪い人間は、こうして西側では声を失います。
ベラルーシやロシアから何らなの主張をしても完全黙殺されます。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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