「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

クピャンスク方面オスキル川東岸の戦い、ロシア軍がピシュチャネ周辺の占領地を拡大<ウクライナ紛争2024/10/05

2024-10-05 19:05:32 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.10.5
ロシア軍が前進を止めない東部戦線、カテリ二フカを巡る戦いが始まる
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/the-russian-army-continues-to-advance-on-the-eastern-front-and-the-battle-for-katerinivka-begins/

クピャンスク方面オスキル川東岸の戦闘はロシア軍にとっては二次的な戦闘であり、ドネツク州のように大きな兵力を投入しては、いないと思います。
ルガンスク州とハルキウ州の州境にあり、ルガンスク州の土地を全域獲得して緩衝地帯を設けるのが、当面の目標のようです。

何か月か前にウクライナ軍の強力な要塞であるピシュチャネPishchaneを攻略しました。その後、地道にコツコツ周辺に領土を拡大しています。
ボチボチと言う感じでスピードは速くありません。
しかし少しづつ削った結果、オスキル川東岸のウクライナ軍の拠点集落まで1km以内まで迫りました。
その後、南に支配地を拡大しながら、更にその南の少し離れた地域から西に向かって進み始めました。
ここにポケットを作って面的に進出しようというロシア軍の常套作戦です。

もうオスキル川にかかる橋梁は全部破壊されておりウクライナ軍の補給は、仮設の橋と川岸の道路だけです。ロシア軍の突出部から道路までは、500メートル程度しかありませんので道路を使った補給は、もう困難だと思います。
後は仮設の橋を使った補給しか出来ません。
仮設の橋も始終、破壊されていると思います。

ピシュチャネPishchane以南のオスキル川東岸のウクライナの支配地は補給困難になっていると思います。

補給困難にしておいて、ピシュチャネPishchaneからオスキル川東岸を攻め下って行こうという作戦のようです。
丁度、このエリアが州境です。
ルガンスク州の土地は、しっかり占領しようと言うことのようです。

https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-953rd-day-of-the-invasion-ukrainian-forces-are-on-the-verge-of-being-isolated-east-of-the-oskil-river/
この記事の一番下に航空万能論の管理人が、このエリアの広域の戦況図を示してくれています。
この図を見るとクピャンスクからドネツク州リマンЛиманまでの前線位置が分かります。

ロシア軍も戦場の全部の地域で大きく前進しているわけではありません。最近、やや積極的に進撃を始めた程度です。
ルガンスク州からドネツク州北部を意識した作戦でしょうね。ぼちぼち手を付けておこう・的な攻撃です。

ロシア軍の今年残りの目標は、ドネツク州中部と南部で最大限、領土を拡大することだと思います。
このエリアには、かなりの大兵力を投入しているようです。だからドネツク州中部と南部ではロシア軍の進撃が早いです。

他の方面はゆっくりですが、ドネツク州中部と南部ではロシア軍の攻撃は止まる気配が全然、ありません。
広い戦域のどこかで毎日、km単位の進撃があります。
この方面ではウクライナ軍は防衛不能です。
ロシア軍の攻撃が分かっていても攻められて、攻められた拠点を放棄して退却する事の繰り返しです。
クルスク戦線にかなりの兵力や戦力を投入して、まだ攻撃を続行しているのでドネツク州中部と南部は実質的に防衛を放棄したのと同じ状態が続いています。
時間が経過するほど、ドネツク州中部と南部でウクライナの領土は削られますが、キエフ政府もウクライナ参謀本部もそれを無視しています。

ドネツク州中部と南部は実質的に防衛を放棄するのなら残っているウクライナ軍部隊を西に撤退させるべきだと思いますが、それもしません。
毎日、無駄にウクライナ軍将兵が戦死するばかりです。
ウクライナ国民は、クーデターを起こして現在のキエフ政府や軍幹部を追放しないと、どうにもならないと思います。戦争の敗勢は明確なのに、兵士が無駄に戦死し国土が無意味に破壊されています。
それなのに停戦交渉もしないような現在のキエフ政府や軍幹部は、ウクライナ国民を殺しているのと同じです。
これを支援する西側諸国も同罪です。
支援するなら現在のキエフ政府や軍幹部の追放を迫るべきでしょう。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>地区シリーズ、ドジャースVSパドレスの予想

2024-10-05 19:01:33 | MBL & プロ野球

まず、最後の3連戦はロッキーズでその前がパドレスです。
パドレスとの最後の3連戦は、2勝1敗でドジャースが勝ち越しました。ここで3連勝すればパドレスも地区優勝の可能性がありました。見事、返り討ちになりました。

その内容
☆ドジャース 7-2 パドレス 13回戦
翔平君
5打数3安打1打点 先発投手マスグローブ
スミス20号2ラン 、パヘス12号2ラン
(32打数11安打3四死球)
パドレス
(32打数8安打2四死球)
☆ドジャース 4-3 パドレス 12回戦
翔平君
3打数2安打1打点1四球 先発投手シース⇒第1戦先発
(30打数8安打6四死球)
パドレス
(29打数3安打6四死球)タティス21号ソロ
★ドジャース 2-4 パドレス 11回戦
翔平君
3打数1安打0打点1四球 先発投手キング
(32打数9安打4四死球)
パドレス
(35打数8安打1四死球)クロネンワース17号2ラン

※傾向は、見えましたね❓
翔平君は1番打者なので打点は少ないですが、3連戦全部ヒットを打っています。しかも2試合は複数安打です。

地区シリーズの第1戦は、3連戦の2戦目で先発した「シース」です。ほぼ完璧に打ち込んでいます。しかも出塁率は5割。

打撃成績を比較するとドジャースが圧倒的に(⇒やや)優位です。
ホームランでしか点が取れないのは、パドレスです。
第3戦以外は、ドジャースはタイムリーで得点しています。もしドジャースにホームランが出れば、ドジャースが圧勝するでしょう。

唯一ドジャース打線を抑えそうなダルビッシュは第2戦に回りました。
やはり打者からすると直近で投手の球筋を見ているのは有利です。第1戦先発のシースからは翔平君は3打数2安打、打線全体でもそこそこ打っています。むしろ四死球の多さから見ると雑な攻撃をしたと言えます。

この直近の3連戦を見るなら、普通ならドジャース有利を予想すると思います。しかしパドレス有利の事前予想が圧倒的に多いです。
これが、アマチュアの予想です。

プロは、ドジャース有利と読みます。
(私がプロだとは言っていません)
何故なら❓
上記の3連戦の内容を見て、どうやったらパドレス有利になるのか、意味不明でしょう❓

ドジャース愛(または翔平愛💛)がある人なら、今年ドジャースがイバラの道を歩んできたことを知っていると思います。
投手は次々と故障離脱して先発は常に足りない!
中継ぎは炎上しまくりだ!
(加えて)
主力のムーキー・ベッツが骨折で長期離脱!
(最後の仕上げは!)
主力のフリーマンが、家族の事情で長期離脱!
👿👿👿が、3匹くらいやってきた!!!
やっと全員揃ったのが、8月の半ばからです。⇒👿払い!

つまり❓
今シーズン、ドジャースがフル・メンバーで戦った期間はムーキーが骨折離脱する前だけと言えます。
その後は、相当メンバーが欠けた状態での試合ばかりです。
だから勝ったり負けたりのヨレヨレの試合が長かったのです。
翔平君の苦労を察してください。
主力で残っていたのは翔平君だけです。
3人分の重責を背負って耐え抜きました。
そのプレッシャーから本来の実力を発揮できなくても、それは普通です。
メンバーが揃って重圧から解放された翔平君が、大爆発したのが9月19日のマーリンズとの最終戦です。
この大爆発で完全に覚醒した翔平君は、その後「打ちまくり」状態になりました。
翔平君の「ウルトラマン・スイッチ」が入ってしまいました。

つい、最近の話ですよ❓
「ウルトラマン・スイッチ」が入ってしまった翔平君の「ウルトラマン状態」はまだ継続中です。
「ウルトラマン」でなければ、411塁打とか59盗塁とか出来るわけがないでしょう❓

だから、おそらくパドレスは完璧に撃破されると思います。パドレス3連戦では翔平君のホームランが出ていませんから、地区シリーズではHRが出る頃でしょう。
翔平君につられてムーキーやTヘルナンデスもHRを打つと思います。
その勢いで第2戦と第3戦もドジャースが勝利すると思います。

地区シリーズ3連勝で勢い付いたドジャースは、あとは勝ちまくってリーグ優勝を決めて、Wシリーズでもヤンキースを撃破して!
目出度く翔平君のWシリーズ初優勝が達成されると思います。
問題は、この期間でHRを何本打つかだけです。

これで!
Wシリーズ優勝まで、まとめて予想できましたね❓
(あまりドジャースが負けるイメージがないです・・要するに!ほかのチームはドジャースが絶不調の時にドジャースを苛めていただけなんです❓⇒今、ドジャースは絶好調です!⇒負けない!

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>地区シリーズ、ヤンキースVSロイヤルズ、他(ドジャース優勝の理由)

2024-10-05 15:00:27 | MBL & プロ野球

やはり今年のメジャーで一番の驚きはロイヤルズの復活と地区シリーズ進出です。
去年、106敗したとことんダメチームです。
シーズン開幕前、ロイヤルズの躍進を予想した人は誰もいないと思います。
『ロイヤルズが連勝でワイルドカードS突破 昨季106敗から大躍進!ヤンキースと地区シリーズへ』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410030000195.html

<<<ヤンキースVSロイヤルズ>>>
<ロイヤルズの先発投手陣>
セス・ルーゴ⇒第2戦先発
防御率3.00 16勝9敗 先発登板33(34歳)
※去年から先発に転向、先発2年目
コール・ラガンズ(26歳4年目)⇒第1戦先発
防御率3.14 11勝9敗 先発登板32
マイケル・ワカ(33歳)
防御率3.35 13勝8敗 先発登板29
マイケル・ロレンゼン(32歳)
防御率3.31 7勝6敗 先発登板24
ブラディ・シンガー(28歳)
防御率3.71 9勝13敗 先発登板32
アレック・マーシュ(26歳2年目)
防御率4.53 9勝9敗 先発登板25

中継ぎから先発に転向したベテランのセス・ルーゴのブレイクが一番大きいと思います。2年前は、中継ぎ投手です。
Wカードシリーズの第1戦に登板してオリオールズ打線を完封した若手のコール・ラガンズ投手のブレイクも大きな要因です。
若手とベテランが上手くかみ合ってレギュラーシーズンのロイヤルズの快進撃を支えてきました。
その投手陣が好投してWカードシリーズを勝ち上がりました。2試合とも1点差ゲームをものにしました。

もう1人ヒーローがいます。
今年ブレイクした打のヒーローのボビー・ウィットJr君です。今年のメジャー3番目に成績の良い打者です。バランスの良い強打を兼ね備えた強打者です。メジャー3年目の若手です。リーグ最高の得点圏打率「.388」で打撃の面から勝利に貢献しました。
第1戦では貴重な勝利を決める1打点。
第2戦でも2打点のうちの1打点。
レギュラーシーズンそのままに勝負強い打撃で大きく勝利に貢献しました。

ロイヤルズの今年の復活を支えてきたのは、投手陣とボビー・ウィットJr君です。

<一方ヤンキースの先発陣>
ゲリット・コール
防御率3.41 8勝5敗 先発登板17
ルイス・ギル
防御率3.50 15勝7敗 先発登板29
カルロス・ロドン
防御率3.96 16勝9敗 先発登板32
ネストル・コルテス
防御率3.77 9勝10敗 先発登板30

明らかに防御率を見るとロイヤルズの先発陣に見劣りします。ヤンキース打線の得点力がヤンキース地区優勝の原動力です。
アーロン・ジャッジが58本塁打、ファン・ソトが41本塁打。この二人のHRがヤンキースの大きな得点源です。
それ以外の打者が弱体なのがヤンキースの悩みです。
アーロン・ジャッジとファン・ソトを抑えてしまえば、ヤンキースの得点力は極端に低下します。

ヤンキースVSロイヤルズの戦いは、ロイヤルズ投手陣VSアーロン・ジャッジとファン・ソトの戦いです。
ロイヤルズ投手陣がアーロン・ジャッジとファン・ソトを封じるのに成功すれば、試合はロースコアの戦いになります。
この流れになれば、ロイヤルズにも勝機はあります。
ホームランは水物だけに、やってみないと分からない部分があります。
去年のブレーブスは圧倒的な破壊力を持つ一発打線でしたが、地区シリーズでフィリーズ投手陣に封じられて敗退しました。
ホームランで勝つチームは、常にこのリスクが付きまといます。
この対決は、やってみないと分かりません。
アーロン・ジャッジとファン・ソトの調子次第です。

<<<フィリーズVSメッツ>>>
これも面白い試合です。
乗りまくっているメッツが勝つ可能性も50%位あると思います。
やってみないと分からない!
千賀滉大が第1戦で好投してメッツが勝てば、意外にすんなりメッツが勝つ可能性もあります。
千賀滉大の投球内容が、明暗を分けるかもしれません。


<<<ドジャースVSパドレス>>>
ここも分かりません。
ドジャースもヤンキースと同じで一発攻勢で勝つ試合が多かったです。不発なら脆さがあります。
ヤンキースと違うところは、9月後半で打線が繋がるようになり下位打線がチャンスを作って上位打線がタイムリーで得点するパターンが出来ました。9月20日以降は、翔平君が絶好調になりタイムリーを打ちまくって勝利に貢献しました。
そして翔平君の後に・・・
ムーキー・ベッツ
フリーマン
Tヘルナンデス
と、3人強打者が並びます。
下位打線がチャンスを作れば、上位に4人強打者が並ぶ打線の破壊力は、今メジャー最強でしょう。
しかもホームランでなくタイムリーの連打で得点できます。
この決め手を持っている分、ドジャースはWシリーズ優勝の1番手候補だと思います。
弱体投手陣が、どれだけ粘れるか❓
3~5失点くらいで粘れば、打線がカバー出来ると思います。
その意味で第1戦に先発する山本由伸の出来が流れを左右しそうです。山本由伸が好投して第1戦をドジャースが勝てば、ドジャースはかなり有利になると思います。

逆に第1戦を落として、第2戦ダルビッシュにやっつけられると、これはパドレスが勝つ流れです。

この対戦も第1戦で先発する山本由伸の出来がシリーズの明暗を分けることになるかもしれません。

今年の地区シリーズは、千賀滉大と山本由伸がカギになるような気がします。

※ワールドシリーズ決勝戦
これはア・リーグのどのチームが出てきても、ナ・リーグが優位だと思います。
メッツが勝ち上がった場合は、やや❓ですが、それ以外の3チーム(ドジャース、パドレス、フィリーズ)なら勝てると思います。

理由は、ア・リーグに勝てそうなチームが見当たらないからです。仮にヤンキースが勝ち上がってもHRに頼る脆さはWシリーズ決勝戦でも残ります。
ヤンキースの泣き所は、アーロン・ジャッジとファン・ソトを抑えられてしまうと3番目の強打者がいないことです。

こういった事を考えると、9月後半の戦いぶりを含めてドジャース有利かな❓と言うのが、最終結論です。
翔平君の59盗塁も大きな武器になります。
翔平君がシングルでも四球でも塁に出さえすれば、盗塁で即得点チャンスを作れます。翔平君のシングルや四球は二塁打と同じだと言うことです。

翔平君の塁打数に二塁打59×2=118塁打を加算すると、物凄い塁打数になるでしょう。
これが翔平君の攻撃の時の本当の威力です。
専門家は打撃成績だけでジャッジと翔平君を比較するでしょう❓
それは間違いで、盗塁数59を二塁打換算すると物凄くたくさん得点のチャンスを作っているのを計算に入れていません。
翔平君が1番にいることでドジャースには、他のチームの2倍くらい得点チャンスが生まれていると思います。
後に続くバッターが、それをタイムリーで得点すればシーズン中でもドジャースは、もっと得点で来ていたと思います。
シーズン中は、ムーキーとフリーマンは休場していた試合もかなりありますし、特にフリーマンは余り調子が良くありませんでした。

去年の地区シリーズ3連敗敗退もムーキーとフリーマンの絶不調が原因です。
今年は、二人とも去年の借りを返したいでしょう❓
その後を打つTヘルナンデスは、シーズン中から好調を維持しています。

ここまで書くと❓
「絶対、ドジャースが優勝だ!」
こう思えるでしょう❓
そう、話を膨らませているわけではありませんよ❓
問題は、弱体投手陣です。
これは点を取りまくってカバーするしかありません。
5~8点は取れると思います。
何とかなるでしょう❓
やっぱり❓
「絶対、ドジャースが優勝だ!」
(分かりましたね・・・)


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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2024MLB>NYメッツが奇跡の地区シリーズ進出、千賀滉大が電撃復帰

2024-10-05 14:57:49 | MBL & プロ野球

メッツが9年ぶり地区シリーズ進出 アロンソ「裏庭で練習してきたように」9回劇的逆転3ラン 
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410040000276.html

メッツ千賀滉大が電撃復帰、地区シリーズ初戦で先発へ 今季わずか1試合の登板も大役に抜擢
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410050000048.html

今年のプレーオフで一番驚いたのは、ロイヤルズの復活とプレーオフ進出です。
『ドジャース戦でも好守を披露!躍進ロイヤルズを牽引するパワー&スピード兼備の若手スターは通算164勝の父を持つサラブレッド<SLUGGER>』
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c9cc93af05044fadd32be5325bdd9371e6adf13
去年、106敗したド!壺チームですからね!
このチームが復活してプレーオフに出たことが奇跡的で更にWカードシリーズを勝ち上がり、地区シリーズまで進出しました。
「驚き、桃の木、山椒の木!」

NYメッツは、そこまで酷くはありませんが去年はプレーオフを逃して、こちらも去年すぐチーム再建に乗り出しました。2022年のオフも大型補強をしてWシリーズ優勝を狙いましたが失敗して、今年は再建の年で無理だろうなと思っていました。
今年は中盤に差し掛かったころから勝ち越し始めてブレーブスの沈下に合わせて何となくWカード3位辺りでウロウロしていました。
あまり気にもしていませんでした。
最後は、落ち目ブレーブスとのWカード3枚目の争いになりました。これは激戦で日程外のWヘッダーにプレーオフ進出が持ち越されました。
ダイヤモンドバックスが、あと1勝すればダイヤモンドバックスがWカードの2枚目を獲得してプレーオフ出場が決定するはずでした。ところがダイヤモンドバックスが最終戦でパドレスに負けたため大混戦が起きてしまいました。

結果、3チームが勝率で並び直接対決の結果で・・・
⑤ブレーブス
⑥メッツ
⑦ダイヤモンドバックス⇒Wカード獲得ならず

この時からメッツの奇跡が始まりました。
ブレーブスとのWヘッダー第1戦は、逆転・再逆転・再々逆転の嘘みたいな逆転劇の末にメッツがプレーオフ進出を決めました。
その後、メッツはブルワーズとの地区シリーズに臨みます。
ここでも初戦を、逆転・再逆転・再々逆転のどう見ても嘘みたいな大逆転劇の末勝利しました。
第2戦は順当にブルワーズが勝利、1勝1敗。
第3戦も8回が終わって2-0でブルワーズがリード。
普通は9回はクローザーが出てきて試合は終わります。
ところがメッツは、9回表に一挙4得点でまた逆転しました。メッツのクローザーが9回裏を0点に抑えてメッツがWカードシリーズを勝ち上がりました。
多分、この組み合わせで100回やってもこの結果は生まれないと思います。
奇跡と言う意味は、絶対無理だ!と言う意味です。
「ミラクル・メッツ!」

そして、その奇跡がもう一つの奇跡を生むかもしれません。
何と!メッツは、今シーズン故障でほぼ全休してリハビリしていた「千賀滉大」を電撃復帰させました。
それだけでも驚きですが、フィリーズとの地区シリーズ第1戦の先発に抜擢しました。
「千賀滉大」は去年のメッツのエースです。
しかし実際は、第1戦は落としても構わないという考えでしょう。
メッツは、ブレーブスとの1戦を加えてここまで4戦戦っています。「千賀滉大」を登板させることで、先発投手陣に間隔を開けようと言うことだろうと思います。
『「千賀滉大」で勝てたら良し、勝てなくても良し』
第1戦を事実上捨て試合にしてしまったと言えます。

まぐれのような奇跡で勝ち上がった地区シリーズですから、今更失うものは何もないと言うことでしょう。
後は、超!ボーナスタイムですから❓
「思いっきり!大博打を打ってくれるわ!」
と、このようなことであろうと思います。

フィリーズは、今年のレギュラーシーズンは終始楽な戦いをして地区優勝しました。去年までは、そのようなチームをフィリーズがWカードシリーズで食っていました。
今年のフィリーズは、食われる立場です。

メッツに食われてしまうのか❓
メッツの奇跡を止めて返り討ちにするのか❓

地区シリーズでは、一番面白い試合だと思います。
おそらく普通ならここにいなかったはずのメッツがいます。結構、メッツも得点力がありますからメッツの投手陣が踏ん張れば面白い試合になりそうです。

その意味では、ヤンキースとロイヤルズの地区シリーズも面白いです。
ジャッジとファン・ソトが爆発すればヤンキースが楽勝。
不発だと❓❓

ドジャースVSパドレス戦も含めて、今年の地区シリーズは面白い試合が多いです。
最後、ジャッジVS翔平の決戦になったら最高ですけれどね❓
そうなるかどうか❓
どっちも地区シリーズで沈む可能性もあります。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b