戦闘機が緊急発進 小型機が米首都近郊を飛行、墜落
2023.06.05 Mon posted at 11:17 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35204739.html
首都ワシントンの制限空域に進入しなければ大騒ぎには、ならなかったと思います。進入してしまったため、Fー16戦闘機が迎撃する騒ぎになりました。
その後の情報では、事件性はなく単なる事故であろうと思います。実は、旅客機でも稀にあります。機長が体調不良で操縦不能になることがあります。結構、大変でたまたま私用で乗り合わせた他のパイロットが操縦を代行したとか、飛行機の操縦経験のある乗客が管制塔から指示を受けながら操縦して、無事着陸したとかアメリカでは聞く話です。
今回のケースでは、機長=パイロットが突然死に近い状況で死亡したのであろうと思います。機長のほか3人の乗客がいましたが、誰も無線装置の操作の知識もなくセスナ機の操縦の知識もなく、オートパイロットで飛行した末に燃料切れか何らかのトラブルで高度を失い墜落したと思われます。
生き延びる方法は、ほぼないです。
唯一可能性があるのは、パラシュートを装着して機外に脱出することだけです。これなら降下訓練を受けていなくても地面との激突は避けられますから生き延びる可能性はあります。セスナ機にそんな準備は、普通ないと思います。
痛ましい事故ですが、セスナ機には乗らないことしかこの手のリスクを回避する方法はありません。民間の旅客機であれば、数百人の乗客がいますからその中にパイロットが運よく乗り合わせていたり飛行機の操縦経験のある乗客がいて墜落を回避できた例は、あります。