「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

日大アメフト部の薬物問題と立憲民主党の共産党問題<2023年8月

2023-08-25 17:28:11 | 社会問題

(1)まず、日大アメフト部の薬物問題。
日大は大学として事件を重く見て、8月5日部の無期限活動停止処分を決めました。これは常識で当然の対応だと思います。
ところが、1週間も経たないうちに解除しました。「個人の犯罪で連帯責任」は必要ないとの表向きの言い訳です。実際には、日大アメフト部関係者の強い圧力があって処分を解除したと思われます。

関東学連は、世間の常識に従い日大アメフト部の「当面の間の出場資格の停止」処分は継続中です。

そもそも事件の全容が解明されたとは言い難い状況にありました。日大と警視庁の発言にも違いがありました。警視庁は、捜査中であるとしか言っていません。日大は、一人の犯罪だと断定したわけです。

身内に大甘の日本の組織のリスク管理の、いい加減さを表しています。日大は、2021年5月1日時点で学生数77,309の巨大組織です。いろいろ問題がありましたが、組織が巨大すぎて自分たちで運営する能力を失っていると思います。

要は大学内に圧力団体が複数あり、圧力団体が圧力をかけると本部はそれに従って意思決定を簡単に翻す状況が、明らかです。

これ民間企業でしたら、ユーザーや取引先からクレームの雨嵐でトップや上級役員の首が飛ぶでしょう?
日大は、そうならずに「いいやいいや」で内々にごまかして、うやむやに処理して事件はなかった事にしようと言う態度がありありと見えます。

7万7千人も学生のいる大学が、そのような事でいいとは、到底思えません。しかし、教育の世界ではそのような事がまかり通っているようです。日本の学力が衰えるのは、ごく当然だと思いました。大きすぎて自己統治能力を失った大学は、分割するべきだと思います。教育は商売ではないと思います。

(2)立憲民主党の共産党問題
まとめて書いたのは、2本日記を書くのが面倒だからです。特に関係があるわけでは、ありません。自己統治能力を失っている部分では、共通性がなくはありませんが・・・

共産幹部と演説「たまたま」 立民幹事長
2023年08月22日18時26分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082200979&g=pol

岡田立民幹事長、原口氏を口頭注意 参政党議員と街頭演説
2023年08月22日17時46分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082200929&g=pol

岡田幹事長が、「たまたま」共産党の共産党の小池晃書記局長と岩手県知事選の応援演説で並んで壇上に立ったのだそうです。これは、「たまたま」だから問題がないのだそうです。

でも?有権者から見ると、「やっぱり、立民は共産党とグルか!」と見えるでしょうね・・

参政党はダメなんだそうです。参政党は地道に政治活動を続けて支持者を増やし、前回の国政選挙で国会に議席を獲得した新しい政党です。それが悪いとする理由は理解できません。

この二つを合わせると、岡田立民幹事長は共産党との協力関係を深めるように見えます。それは、岡田立民幹事長の考えであり私が良い悪いは言えません。しかし、国民の支持は確実に減ると思います。落ち目の立民を更に分かりやすく落ち目にするのには、役に立つと思います。

私は、共産党がダメだと言っているのではありません。反対政党として存在価値があるのかもしれません。しかし、国民の支持はないでしょう。

反対政党として存在価値があるだけで、政権と言う意味での存在価値はゼロです。共産党と組することは、政権を取る意思がないと言っているのも同じです。そうすると立民は共産党以上に存在価値がないことになります。

共産党の存在価値は、自民党に常に嚙みつく点にありそれ以外ありません。

自民党に噛みつくのが共産党で、じゃあ立民は何をするんだ?
こうなるでしょう。共産党に合流するつもりなんでしょうかね?

普通に考えるなら?
立民の議員が、参政党とコネを持つことに何の問題もないと思います。それを批判したりするから、日本維新に逃亡する立民の議員が、出てきたりするのであろうと思います。
共産党とグルでは、やってられない!と考えるのは、普通だと思います。岡田立民幹事長を見る限り、普通ではないですね。

あっちに、くっつき?こっちに秋波を送り?
議席が欲しいんです・と言う以外何も見えません。
そういう事を繰り返してきたから、議席は減り続けています。反省とか未来への志向は、カケラすら見えないような気がします。
第一、国民を代表する・国民のために働く姿勢が皆無です。自分たちの議員の特権を守りたいだけのように見えます。そう見えてしまう処が大問題です。



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