1.5京円に及ぶ債務問題 各国政府が迫られる厳しい決断
2024.07.04 Thu posted at 20:10 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35221074.html
アメリカの例
米連邦政府が今年度支払う金利は8920億ドル
(約142.7兆円)
来年の利払いは1兆ドルを超える
(約160兆円オーバー)
米国の債務残高は30兆ドル余りと同国の経済規模と似たような規模
(約4800兆円)
アメリカは、日本より経済規模が大きく国民の数も多いです。
日本の国債発行残高
2024年末⇒1,105兆円に上ると見込(財務省)
金利が上がれば、利払い費も増えます。
アメリカは金利が高いですから、相当苦しくなっています。
他の国々も似たようなものです。
「1京4700兆円」と言う金額が、イメージできますか❓
日本は相当経済規模の大きな国ですが、約1000兆円の借金です。1京=10000兆
日本の借金が、約15個あることになります。
アメリカの借金の規模の大きさも分かります。
⇒世界の借金の3分の1
アメリカは、でっかいな!
こういう問題とは違います。
アメリカが、コケたら世界経済は物々交換の世界に逆戻りです。
ちょっとでも財政の怪しい国は、即金利が上昇し借り入れコストが上昇します。利払いが増えて、実際に使えるお金が減ります。
こうなると支出を削減するしかありません。
しかし、どこの国もそれをやると国民の猛反発を受けるのでやりません。
「足りないから借金を増やす⇒残高が増える」
日本政府と同じことを、他の政府もやっています。
こういうことをしていると、どうなるか❓
難しいことは分かりませんが、普通ならお金の価値が減ると思います。=インフレが進行する。
今、世界中で起きているインフレの原因は、実はこのお金の価値が減ることに原因があるとしたら❓
金利を上げようと、インフレは続くと言うことになります。
こう考えると、老後の生活資金を「金銭や債券」で持つことの危険性に気が付きます。
ドルも怪しいものですね❓
外貨は、リスクヘッジになりません。
不動産、株、ゴールド(金)などが比較的リスクヘッジの対象になる資産だと思います。
「現金・債券」的な資産は、ドル資産も含めてインフレの目減りのリスクがあります。
多分、今外貨預金をする人が多いと思います。
インフレと言う視点から見ると、全然リスクヘッジになっていませんね❓
そして、このような世界の巨額の借金を見るなら世界的なインフレは、継続するという結論になります。
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項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce