「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

数字で見るセ・リーグ打撃成績<2023年10月

2023-10-08 08:45:04 | MBL & プロ野球

四球       OPS     塁打    出塁率  
大山悠輔99阪:岡本和真.958:牧秀悟 296:大山悠輔.403  
村上宗隆90 :宮崎敏郎.934:岡本和真294:宮崎敏郎.395 
岡本和真70 :坂本勇人.884:村上宗隆248:近本光司.379
近本光司67阪:村上宗隆.875:佐藤輝明242:村上宗隆.375
中野拓夢57阪:牧秀悟 .867:細川成也235:岡本和真.374
佐藤輝明54阪:大山悠輔.859:大山悠輔234:坂本勇人.361
細川成也49 :サンタナ.844:サンタナ226:サンタナ.360
坂倉将吾47 :佐藤輝明.837:宮崎敏郎220:中野拓夢.349
佐野恵太46 :近本光司.809:オスナ 219:坂倉将吾.349
坂本勇人45 :大城卓三.787:佐野恵太217:大城卓三.340

※牧秀悟33
出塁率2
※佐藤輝明.339
※牧秀悟 .337

パ・リーグは、出来が悪すぎるので省略。
セ・リーグについてだけ見てみます。この数字だけでピン!と来た人は、「通」です。

四球数にどのような意味があるか?
四球の多い少ないが出塁率に関係してきます。
普通は、四球が多ければ出塁率が上がります。
つまり、ボール球を打つのはダメです。これは野球の基本です。基本を守っているかいないか?

阪神は、岡田監督の厳しい指示で四球を増やすように指導しました。それを年棒評価項目に取り入れています。その効果が、はっきり見えます。阪神の選手は、長打力では劣ります。その分を四球=出塁率で補って、OPS上位に3人がランクインしています。これが今年の阪神優勝の原動力です。非力な打線の得点力を上げたのは「四球=出塁率」と得点圏にランナーのいる時の粘っこい打撃です。
それと6球団最高の防御率ですね。

対照的なのは、巨人です。OPS上位に同じように3人ランクインしています。しかし阪神の2倍の本塁打を打ちながら得点では阪神より30点も少ない雑な攻撃がダメです。連打で得点する打線の繋がりに欠けているのが欠点の第一。第二がリーグ5位の投手防御率です。これは、投手コーチの能力に問題があると思います。

選手個人を見ると?
OPS5位の横浜の牧秀悟です。塁打数では、1位です。その長打力を消してしまうのが出塁率の低さです。四球33個は、少なすぎますね。ボール球を打っているからです。選球眼を改善して四球を増やせば出塁率.337が向上してOPSランキングのトップ争いが出来ます。
おそらく巨人の岡本と現在のプロ野球界のべストバッター争いが出来ると思います。塁打数が多いだけに惜しいですね?

その意味で阪神の佐藤輝明もOPS上位を争う素質はあります。こちらは打率が問題になります。

安定感と言う意味では、岡本和真が最も優れています。毎年コンスタントに好成績を残します。

今年はスランプに泣きましたが、村上宗隆は40本程度のホームランが打てれば(普通なら打つと思います)現在、日本最強のバッターでしょうね?
今年は、ほぼ1年スランプでしたがOPS4位は評価できます。四球数90で、よくボールとストライクを見極めていると思います。不調でもこの点が崩れていないのは、若いのに流石です。オフに練習に専念すれば来年は、復調すると思います。また期待したいと思います。

岡本和真は6年連続で30本以上本塁打を打っている現在、日本最高のホームランバッターです。今年初めて40本の大台に乗りました。技術も向上してこれからに期待したいと思います。
プロ入り9年の27歳です。円熟するのは、これからでしょう。通算ホームラン数が206本です。10年平均30本塁打を打てば、通算は500本の大台に乗ります。500で歴代ホームラン数10位です。
爆発的な派手さはないですけれど、これで3回目のホームラン王です。この回数にも期待が持てますね?


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