「北の山・じろう」日記

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スロバキアのロベルト・フィツォ首相の見解<ウクライナ紛争2023.11.27

2023-11-28 23:00:01 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ紛争、和平交渉なしなら2030年まで継続 スロバキア首相
2023年11月25日 11:33 発信地:プラハ/チェコ [ チェコ スロバキア ヨーロッパ ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3493048

チェコとスロバキアは、一時期は連邦国家でした。旧ソ連崩壊後、それぞれ違う国家として歩むことを話し合いで決め今は互いに良き隣国です。
スロバキアは、少しですがウクライナと国境を接しているウクライナの隣国でもあります。
総選挙で政権交代があり、政策も変化しました。ウクライナへの軍事支援は停止し、和平交渉を提案しています。

「ウクライナ紛争はこう着状態にあり、2029年か2030年まで続く可能性がある」「10年後、何の成果も得られないまま、さらに50万~60万人の死者を出してからようやく交渉の席に着くよりは、平和裏に、または戦闘を休止して10年間交渉を行った方がいい」
(こうも述べました)
「対ウクライナ軍事支援について、スロバキアはこれ以上行わないが、他国が実施することに反対はしない」

一方、チェコのペトル・フィアラ首相のコメント
「ウクライナは勇敢に戦っており、われわれの支援を必要としているのだから、軍事支援に意味はあると確信している」

意見は色々あると言うことです。
ユーロは、ウクライナ支援継続ですね。
だからスロバキアは、ユーロとしての支援には反対しないが単独に支援は、しないと言うことだと思います。

そして戦争を継続する愚についても述べています。無駄な戦争を10年やっても戦死者が増えるだけだとも述べています。取り敢えず停戦して10年交渉した方がマシだろう❓と述べています。

戦争でどちらかが一方的に正しく相手が一方的に悪いケースは、ほとんどありません。ウクライナ紛争でも越境して軍事力を行使したロシアは当然悪いです。
しかしロシアにそうさせたアメリカ・NATOとウクライナも十分すぎるほど悪いです。むしろわざわざ波風を立てて戦争を招き寄せたアメリカ・NATOとウクライナの方が、悪さの度合いが多いと個人的には判断しています。

今回の戦争の一番の原因は、ウクライナのNATO加盟問題です。だから原点に立ち返ってウクライナのNATO加盟問題を双方が話し合うのが筋道だと思います。
ウクライナが旧ソ連から独立した時の約束は❓
『中立であること。』
『反ロシア的な軍事同盟に加入しないこと。』
ごく簡単に言うとウクライナの約束違反が、戦争の原因です。

ウクライナを支援するアメリカとNATOもそれを考えるべきだと思います。策略と謀略を用いて勢力圏の現状変更しようとしたのはアメリカとNATOだと言うことを認識して反省するべきですね❓

一旦停戦しないと話し合いは生まれません。話し合いをするにしてもロシア単独、ウクライナ応援団多数的な話し合いは成立しません。公平な第三者的な協議の場が必要です。

それが出来なければ、延々とムダ金が浪費され死人が増え続けるだけです。

よく考えるべきでしょうね❓
「勝つまでやります!」
それでもいいですが、勝つ前にウクライナが滅亡しそうに見えますが❓



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