「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(ヨーロッパ)オオカミさん、ごめんなさいをした結果?<2023年10月

2023-10-21 15:14:54 | 動物と植物と自然

オオカミが怖い欧州の政治家たち...2万匹にまで急増し「政治的」となった理由
2023年10月19日(木)13時00分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/10/post-102867.php

ヨーロッパ・オオカミは絶滅危惧種になってしまい保護することにしました。
1992年にEUが制定した「ハビタット指令」がその根拠です。段々、個体数が回復しベルギーで迄目撃されたそうです。

しかし、数が増えれば家畜を襲うなどの人間との摩擦も増えます。

記事で取り上げられているのは、ウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長です。この人は女性ですが結構、スタンドプレーの好きな人で時々問題になっています。
オオカミの脅威について警告を発し続けているのだそうです。

その理由は?
『昨年9月、ハノーファー近郊で飼っていた子馬のドリーをオオカミの襲撃で失った。』

どうやらこれがオオカミを目の敵にする理由のようです。
運が悪かったのは確かですが、目の敵にするほどのことでもないと思います。

こういう人が、欧州委員長を務めているわけです。EUは大丈夫かな?と心配になります。でも、そういう人ばかりではないようです。
『オオカミの個体数を減らそうとする動きが突然活発になった背景に、フォンデアライエンの個人的な動機を感じ取る見方もある。9月のオランダ議会での討論で左派のレオニー・ベテリング議員は「自分の子馬がオオカミの犠牲になったので、復讐に走った」と、フォンデアライエンを非難した。』

個人的な復讐は、良くないという意見もあります。どちらかと言うと、フォンデアライエン欧州委員長は自分の仔馬が殺されたから、オオカミに復讐したいようです。

まあ、それはともあれオオカミを保護する政策の結果、ヨーロッパ・オオカミの個体数は、2万匹くらいに増えたようです。ヨーロッパ・オオカミにとっては、良かったと思います。



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