天台寺門修験

修験道の教義は如何に

修験第二十號 (大正十五年九月一日發行) - 大峰山の霊蹟に就て -

2012年03月03日 19時28分26秒 | 大峰奥駈

     大峰奥駈七十五靡の名称と道程     宮城信雅 

    4  吹越山(ふきこしざん)

 

   現今本山修行(げんこんほんざんしぎやう)は水呑宿(みづのみしゆく)あたりより右(みぎ)して、御里村(みさとむら)に下(くだ)

   吹越山(ふきこゑざん)に登(のぼ)る。

   すべて、現今通過(げんこんつうか)してゐない処(ところ)は道(みち)、茂(しげ)りて到底通過(とうていつうか)すべからず、道刈

   (みちかり)、小屋普請等(こやふしんとう)に費(つひや)す処莫大(ところばくだい)なるを以(もつ)て遺憾乍(いかんなが)ら谷道

   (たにみち)を通過(つうか)す、何(なん)とかして従来(じうらい)の道(みち)を復興(ふくこう)したいものだと考えてゐる。

   吹越(ふきこゑ)にて採燈大護摩供修行(さいとうだいごまくしうぎやう)


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