桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

岩舟町高勝寺・栃木市太平山神社

2017-01-28 15:34:41 | ブラ歩き情報
2017年1月24日、岩舟町の高勝寺、栃木市太平山神社
へ行ってきました。


県道11号線をJR岩舟駅方面に入り、踏切を渡った後
右へ大きく回り込み、岩船山頂上へ向かいました。山道
を上って行くと、写真のような荒々しい風景が出てきま
した。


その先は切り立った断崖になっていました。


こちらは左端の断崖。岩船山は山肌が切り取られて、
遠くから見ると船の形をしているみたいです。


山の頂上部に高勝寺があって、車でも行けますし、岩舟駅
から歩いても登ってこられるみたいです。まずは仁王門から
境内に入りました。なお、高勝寺は今から1240年前に創建
された天台宗のお寺ですね。子供の霊を供養するお寺でも
あります。


仁王門の内側に置かれていた花瓦。


本殿へ上る階段脇にあった金仏。江戸中期のもの。


階段途中から見えた鐘楼。最近修復したように見えました。


本堂です。


本堂裏には、たくさんのお地蔵様や卒塔婆、燈籠が立って
いました。賽の河原と呼ばれているみたいです。


本堂横手の護摩堂。


その脇を奥へ行った所の奥の院。お地蔵様が二体立って
いるだけでした。その先は断崖になっているみたいで、
立ち入り禁止のロープがまわされていました。


本堂近くまで戻ってきた所で、ルリビタキがお地蔵さまの
上にとまっていました。この後、まるで本堂裏側の斜面に
誘うに飛んでいきました。


その斜面途中の孫太郎尊。侵攻してきた上杉軍との戦いで
功績のあった人みたいです。


斜面を上り切った所の台地の孫太郎本殿みたいです。この
先は、やはり断崖なのでしょうね。


上ってきた道へは曲がらず真直ぐ下りた所(仁王門横手)の
三重塔。江戸中期に建てられたものみたいです。


脇間には立体彫刻が施されていました。中国の故事を
彫ったものですね。


三重塔から南の方へ歩いていくと展望台に出て、そこから
見た景観を撮りました。遠くに東京の高層ビル群、すぐ下に
はJR両毛線と岩舟駅が見えました。


少し右へ目を移すと(画面中央遠くに)富士山が見えま
した。結構大きく見えましたよ!!


展望台から戻る途中で咲いていたツバキ。


仁王門反対側には西院の河原堂がありました。この階段
手前には水子地蔵がたくさん奉納された一角がありました。


西院の河原堂。


向拝には龍の彫刻が…


梁部の象鼻彫刻。長い牙が特徴的ですね!!
この後、太平山神社へ向かいました。


やはり山道を車で登って、頂上部の太平山神社に着き
ました。


境内には稲荷社などたくさんの社が並んでいました。
また、10年後には鎮座1200年を迎える、との説明板
もありました。


こちらが大平山神社の本殿です。


その本殿隣の社務所の屋根裏には奉納された銭鳥居額
が掲げられていて、中には銭太平山額もありました。


本殿前から前方に見えた景観です。遠くに筑波山が見えて
いました。

岩舩山高勝寺、仁王門も三重塔も備え長い歴史を感じまし
た。特に、三重塔は日光を除けば、この近辺では余り見ら
れないのではないでしょうか。また、この日ルリビタキの
外にもジョウビタキを見たりして、野鳥が豊富なことも実感
しました。
コメント
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