桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

日光小田代原・戦場ヶ原

2014-07-10 09:51:06 | 山歩き情報
2014年7月8日、日光の小田代原と戦場ヶ原に行ってきま
した。いつものように赤沼駐車場に車を置き、国道120号線
を挟んだ反対側の入り口から入って、小田代原、戦場ヶ原を
歩いてきました。全行程3.5hでした。


クマザサの道を抜けて木道が現れる辺りまでくると、いつ
もは花がたくさん見られるのですが、今年はありません。
変だな、思いながら進むとハナニガナが出てきました。


ツマトリソウ。車道との境に設けられた鹿の防護柵近くまで
きたら咲いていました。きれいですね。これを見ただけで、
本日の目的は達せられたような気がしました。


一つ、二つと出てきたら、こんどはたくさん固まって咲いて
いました。こんなにまとまって咲いているのは、初めてです。


ハクサンフウロも出てきました。この後、小田代原から
戦場ヶ原にかけて、ずうっと見ることができました。


ウマノアシガタです。雨の後のせいか、色鮮やかでした。


これはカラマツソウかと思ったのですが、よく見ると葉の
形が違っていて、ミヤマカラマツみたいです。


こちらはカラマツソウ。いまが一番の旬、といった処。


車道を歩いていると、右手の小田代原に貴婦人(白樺)が
くっきりと見えました。


ヤマオダマキ。色が濃いですね。


車道から小田代原に再入して、見晴場から正面に見える
貴婦人を再度とりました。


見晴場近くには、レンゲツツジが僅かに残っていました。


足元では、蝶がハクサンフウロに留まっていました。


左の木道を周回して行こうとしたら、この先で通行止め
とのこと。係員が立っていて、9月まで付け替え工事を
するとの説明がありました。うーん、この後に咲く予定
のホザキシモツケが今年は見られないか!!


真直ぐ進んだ木道が右に曲がる所でストップ。辺りには、
アヤメ、ノハナショウブが咲いていました。暫くすればアザミ
が咲いてきます。ここから戻って、迂回路を歩いて行くことに
しました。


再度車道に出て進むと標識があって、ここが小田代原へ
の迂回路入口でした。標識の後の道を歩いて行きました。


いままで木道があった所へ出ると、丁度付け替え工事を
していました。先ほどの通行止めの木道がここへと繋が
っています。


工事とは反対側へ進んで行くと木道が広くなった所へ出
ます。そこでは、アヤメがたくさん咲いていました。


ノハナショウブも咲いていました。本当は、アヤメが前で、
その後ノハナショウブになるのですが、今年は重なって
いました。


オオヤマフスマです。今年はなぜかしら、数が少ないような
気がします。


オオウバユリです。これから大きな花が開いてきます。
今年は当たり年なのでしょうか、この後木道に沿って
いっぱい見られました。その数、半端でなかったですよ!!


これはズダヤクシュ。


これはオニシモツケ。これから花が開いてきます。


サワギク。これも、この後たくさん見られるようになって
きます。


戦場ヶ原にきたら、イブキトラノオが群生していました。


戦場ヶ原が広く見渡せる所まできたら、ウツボグサが
固まって咲いていました。


アザミはこれからですね。


ノイバラ。これはしばらく咲き続けます。


カンボクです。いまが丁度いい時季かもしれません。


男体山が雄大に見えてきました。戦場ヶ原が大きく広がり
遮るものがありません。木道から撮りました。


木道が樹間を通る頃になると、ミヤマウグイスカグラの
赤い実を見ることができました。


ホザキシモツケ。この後、8月始めまで小田代原・戦場ヶ原
一面に咲いてきます。まだ殆どが蕾状態で、これがこの日
一番の咲き具合を見せていました。


戦場ヶ原の出口が近づくころ、アヤメが一輪、ぽつんと
木道脇に咲いていたので、思わず撮ってしまいました。


最後は、男体山をバックにワタスゲを撮りました。

例年は、もう少し早く訪れるのですが、今年は雨が長く続いた
りして、なかなかこられませんでした。でも、そんな状況下でも、
花は確実に咲いていて、ありがたく思いました。
コメント
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