有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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標高270m付近は遅い春

2021年04月17日 | 山野草
平地から標高270mの山間の田園地帯へ。少し高くなっただけで、平地より花がかなり遅れています。
平地ではとっくに終わったジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)がまだ咲いてました。

平地での今期の初撮りが2月下旬、それから約2ヶ月後でこの状態。 

その後に咲くムラサキケマンの初撮りが3月20日、でもここではまだ咲いてません。
背景に写っているのはネコノメソウ。

そのネコノメソウは既に種になっていました。
麓で種を撮ったのは3月6日、やはり一ヶ月半ほど遅いようです。
たった270mでこんなに違うものなのですね。

ここに来たのはこれを撮るためでした、シロバナジロボウエンゴサクです。 

ここに毎年咲きますが昨年は一株のみ、でも今年は10株近く咲いてました。

 
白花のDNA持つ種から増殖したのでしょうか? 

しかし、ここのジロボウエンゴサクは何故か花数が少ないです。
平地のはもっと沢山花を付けるのですけど。
白花と普通の花を一緒に撮ってみました。

ここにはハルリンドウ(春竜胆)も沢山咲きます。 

ハルリンドウは平地より僅かに遅いだけのようで。 

でも同じくらいの標高の場所と比べても少し遅いです。 

まだ蕾が多いので、満開にはもう少し掛かりそう。 

ここは他と比べると大株が多いです。
 

↑を横から撮ってみました。 

大株の向こう側にも大株が。 

麓では終わっているシハイスミレ(紫背菫)も咲いています。 

ニオイタチツボスミレ(匂い立坪菫)もまだ咲いてました。 

ニオイタチツボスミレを一花だけで。 

次回も標高270m付近の花を。
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