有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

樹林の奥へ

2022年08月01日 | 山野草
毎日暑いですね、この暑さの中、樹林の奥に入るのは躊躇うのですが。
少し遅すぎると思いましたが行ってみました。
山裾には小さなアマガエル(雨蛙)が沢山、オタマが成体になり出したようで。

バッタの幼虫も、触角が短いのでバッタ科のトノサマヤイナゴの仲間かな? 

マンリョウ(万両)が咲いてました、蕾や実に生ってるのと入り混じってました。
サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木で関東以西~沖縄に分布。

湿った所にはヌマトラノオ(沼虎の尾)も。 

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で本州~九州の湿めった所に分布。 

それにしてもヌマトラノオとマンリョウが同じサクラソウ科とは。
似ても似つかないと思うのですけど。(^^;)

杉の幹が何やら輝いてます、何だろうと近寄ると樹液が光ってたのでした。
これが化石になると琥珀になるのかな?琥珀は松脂でしたっけ。

食事中のシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)。 

ズームしてみましたが、食材は判らず。(^^ゞ 

樹林の中へ突入、蜘蛛の巣とぬかるみに悩まされながら進みます。
目的の場所に到着、良かった咲いてますクロムヨウラン(黒無葉蘭)です。
時期と時間が遅かったので心配してました、午後には萎んでしまうのに着いたのが12時過ぎでした。

ラン科ムヨウラン属の菌従属栄養植物で本州~九州に分布。
蕾のまま自家受粉し花は咲かないようで、花が咲くのはトサノクロムヨウラン(土佐の黒無葉蘭)。
これは咲いてるのでトサになるのだろうか?

環境省は無指定ですが、愛知では準絶滅危惧種(NT)に指定されてます。
花の大きさですが、ちょっとピントが合いませんでした。(^^;)
一株一花しか見られなかったのが残念。

蒸し暑い樹林から出て田園地帯へ、コフキトンボ(粉吹蜻蛉)を見に行ってみます。
大雨で居なくなってしまったと思ってたら、水路の少し下流側に移動してました。

北海道~沖縄とほぼ全国に分布してるようですが、近隣では殆ど見られません。 

水路の反対側に回って正面から。 

昨年見られた翅に帯の有る♀を探してるのですけど・・・居ませんねぇ。
♂しか羽化しなかったのでしょうか?

樹林の中も暑かったけど、炎天下は更に暑い。(>_<)

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