有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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湿地の梯子(2)

2019年09月08日 | 山野草
湿地の梯子の第二弾、いや梯子なので2段目が正しいかな。(^^;)
ここはほんの小さな湿地ですが、湿地特有の花が色々見られます。
1段目の湿地には僅かしか咲いてなかったミズギク、ここでは群生してました。


極小の花の、ムカゴニンジン(零余子人参)が咲いています。
残念ながら、花が白飛びしてしまいました。(T_T)

セリ科ムカゴニンジン属の多年草で、北海道~九州の湿地に分布。
散形花序に、直径2~3mmの花を沢山付けます。

コオニユリ(小鬼百合)が沢山咲いていました。

ユリ科ユリ属の多年草で、北海道~九州の湿地や草原、海岸にも分布。


オニユリとよく似ていますが、花が小型(6~10cm)で零余子(むかご)を付けません。

背景が暗くなるように立ち位置を考えて。

下から青空を入れて。


ここではサギソウも見られますが、既に終わっていました。
モウセンゴケやミミカキグサ類も有りますが、ボサの中で上手く撮る事ができません。
サワギキョウも少し咲いていました、昨日載せたばかりなので割愛です。(^^;)
さてこれはアギナシなのか、それともオモダカなのか?相変わらず区別が付きません。(>_<)

今回は葉も撮ったので載せておきます。


結局ここでは時期の関係か、湿地特有の花はあまり見られませんでした。
以下は湿地でなくても見られる花です。
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)
タデ科イヌタデ属の1年草で、北海道~九州の湿めった所に分布。

サワヒヨドリ(沢鵯)の蕾。
キク科ヒヨドリバナ属の多年草で、全国の湿った山野、湿地に分布。

今季初撮りの、湿地の外に咲いていたゲンノショウコ(現の証拠)。
フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、全国に分布。

花は東日本では白、西日本では紅紫色が多く、この辺りでは殆ど白しか見られません。(T_T)
ゲンノショウコにはまだ早く、これからの花です。

次回は梯子の3段目を。(^^)
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