花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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太陽石直登 帰りにカザグルマの花

2021-04-20 | 藪漕ぎ クライミング

4月19日 月曜日 お天気良好

昨年、おち○ち○岩こと太陽石までのルートを開拓しましたが、背後の尾根から回り込む形となりましたので、今回正面から直登してみました

それに、前回恐れをなし、登らなかったおち○ち○の頭へ見事登頂\(^o^)/

下山後は、昨年から楽しみにしていたカザグルマのお花を見物に行きました

 

 

鋸山登山道を軽快に登る

今日はお天気が良く、霞も少ない

 

登山道尾根を越え、林内の急斜面でもくもくと懸垂下降をこなす

余計な寄り道が多いので懸垂下降の回数が増えるのだが、見晴らしの良い岩場ならまだしも、森の中ではあまりおもしろくない

 

今日は、まず未踏のP7へ挑戦しようと断崖を登ってみたものの、崖に生えている細い木が行くてを阻み登攀を断念

手がかりの木が生えていないと登る事ができないわけだが、あまりにも多いと邪魔なのだ

 

未踏のP7(過去の画像より)

 

次は、太陽石の前面の尾根に登り上がる

見えた!!

ここから見ると、おち○ち○には見えないけどね(=^・^=)

 

う~ん りりしいお姿

卓越したクライマーなら、こんなところフリーソロで登るのだろうが、私には無理

絶壁の側面をへつり、後ろへ回り込む

 

崖を登るが、かなり苦戦

最後は、トドのように腹を地べたにこすりつけて登り上がった

 

登り上がったところ付近

 

立ち上がり、顔を上げると神聖な岩が目の前に鎮座していた

 

前回、恐れをなし登るのをためらった、御神体

ついに、神聖な岩と一体となる時がきたのだ

 

きた~!!

ついに神の領域に到達したのだ

天から強力なパワーが降り注いできた

 

めちゃくちゃ怖い(TOT)

 

天界からの景色を目に焼き付け、御神体を後にした

 

神聖なるパワーを頂き、人格が少し向上したのかと思ったのだが、すぐに俗物になりさがり、お腹がグルグル鳴りだした

この神聖な領域で、食物をむさぼるのは良くないね

早くP6へ向かい、欲望を満たそう

 

痩せ尾根に登り上がる

 

あれがP6だ!

 

P6到着(^^)

絶景を堪能しながら、食物を頂いた

 

実は、太陽石直下の崖の途中でトレッキングポールを落としてしまい、くやしい思いなのだが、御神体へのお供え物だと考えればいいんじゃないかなぁ

などと自分を納得させた

 

以前の記事にも書いたが、太陽石はトライアングル状に形成された岩尾根に囲まれたミステリーゾーンに存在するパワースポットなのだ

この神聖な地域に入山するからには、なにひとつ物を残して帰るべきではないのだが、今更崖を降りてトレッキングポールを探すのは面倒だし、危険だ

 

という事で、トレッキングポールはお供え物だという事にして帰路につこう

 

帰りは、P5を経由して下山する

P5からご神体に別れを告げる

 

P5からの眺めもなかなかのもの

 

青く澄み切った空の色もいい

 

すっぽん岩と木の間からご神体

 

さて、P5の先から懸垂下降で林内へ降りる

 

断崖とキジョラン

 

エイトノットを間違えた藤のつる

 

今日のお花🌸

 

藪こぎ者の大敵サルトリイバラ

岩山に咲き誇るイブキシモツケ

 

岩山の常連コツクバネウツギ

 

キモイ花を咲かせるナンゴクウラシマソウ 大分県準絶滅危惧種

 

葉は丸くないのにマルバアオダモ

全縁で、葉縁が波打つ

 

フデリンドウ

 

帰路の寄り道にて

カザグルマ 環境省準絶滅危惧種

 

昨年から花を見るのを楽しみにしていました

いいねぇ

 

バイカイカリソウ

 

オオチャルメルソウ

太陽石からの絶景は格別でした(^O^)/