6月17日 日曜日 梅雨の晴れ間の絶好の登山日和に黒髪山へ出かけてみました。黒髪山系にはあちらこちらに多くの岩場があり、そこには興味深い植物が生息しています。この時期、岩場の花の代表格はマンネングサの仲間でしょう。黒髪山系の岩々はウンゼンマンネングサが一大帝国を築いているといっても過言ではありません。実は絶滅危惧種のウンゼンマンネングサなのですが、こと黒髪山では大変多く自生していて、他のマンネング . . . 本文を読む
(2021年9月29日 記事修正 自生地保護の為、展望画像を全て削除しました)
クロシオチドリを探して、名もなき岩山に登りましたこの地域外からやって来る者に乱獲され、今では絶滅寸前となっているランなのです林道から尾根に取りつきひたすら登る岩場とは違い林内には特に興味深い植物はありません
どこにでも見られる、オオバノトンボソウやフデリンドウ等はボチボチ生えてますが岩場に出たので、慎重に登り山頂を . . . 本文を読む
全国の花粉症にお悩みの皆さん、お見舞い申し上げます。私も花粉症の症状が辛く、山は好きなのですが、この時季登山に出かけると酷い目にあいます。土曜日はなるべく花粉の被害の少ない、生月島に出かけてみる事にしました。生月島は杉の植栽が少なく、また日本の西の果てに浮かぶ島ですので、偏西風に乗って花粉が飛来する事もないのでこの時季ありがたい場所なのです。近くの的山大島(あづちおおしま)等は、花粉症の避粉地とし . . . 本文を読む
だれも訪れる事のない荒廃した山道を歩いていると、木々の間から凄まじい岩山が見えてきます。かねてから登れるものなら登ってみたいと思っていましたが、今回挑戦してみる事にしました。その山は山頂部分がピラミッドのような三角形の岩になっていて、登頂意欲を掻き立てられるし、希少な植物が自生している可能性も高いと思われる場所でもあるのです。国土地理院の航空写真を参考にルートを検討してみますが、なかなか容易なルー . . . 本文を読む
全国の岩山ファンの皆さんこんにちは。久しぶりに山深い美しい池の畔にやってきました。本日、晴天に恵まれた日曜日は池の向こうにそびえ立つ名も無き岩山に登ります。この山、この位置からはそうは見えないのですが、見る角度によっては象の巨体のように見えるので、私は象山と呼んでいるんです。遠くからこの山を見ると、画像の左に見える山頂から左下方向に長い岩尾根が伸びていて、これが象の長い鼻のように見えるのです。今日 . . . 本文を読む
晴天に恵まれた木曜日、名もなき岩山に登ってきました。最初にここを訪れたのは2010年2月の事。かつて、ある貴重なランが自生していたという山に興味を抱き登ってみたところ、その圧倒的な岩稜の迫力に魅了され時々登るようになりました。もちろん今ではその貴重なランを見る事はできませんが、春には私の好きなイブキシモツケが咲き乱れ、岩山が華やかで良い雰囲気となるのです。この山の場所については、登山道もない危険な . . . 本文を読む
日曜日は久々に虚空蔵山の北尾根を歩く事にしました。虚空蔵山系には時々訪れているのですが、最近はあまり長いルートを歩く事がなかったので、今回は牛の峠~高見岳まで楽しむ事に。おまけに山頂東端の断崖を降りる超冒険コースも堪能してみましょう。ルートは駐車地→牛の峠→490mピーク→470mピーク→岩稜→520mピーク→木場登山口分岐→フ . . . 本文を読む
西九州自動車道を平戸方面に走り、終点の佐々ICが近づくと、山頂付近に岩を抱く存在感抜群の山が見えてきます。場所は長崎県北松浦郡佐々町の志方免付近。ココをクリックすると地図を確認できます。国土地理院の地図には山名は表記されていませんが、山頂には三等三角点「割石」が設置されています。以前山麓で地元の方に山の名前を訊ねると、「鬼の橋」と呼んでいるとの事。昔は樹木も低く、もっと岩が露出していた事でしょうか . . . 本文を読む
さて、昨日の続きです。シロシャクジョウの自生地から後黒髪東峰まで登ってきましたが、かなりキツイルートなので結構な疲労感があります。これから英山まで登山道を縦走し、再び藪漕ぎにて下山するルートをたどります。ここからはしばらく穏やかな登山道を歩き、黒髪山系の美しい自然を感じながら英気を養いましょう。後黒髪からしばらく歩くとウロコ岩と呼ばれているところを通ります。以前朽ち果てた案内板があったのですが、さ . . . 本文を読む
黒髪山系のある場所には11月末から12月初旬になっても咲いているシロシャクジョウの自生地があります。土曜日はシロシャクジョウ自生地訪問を絡めて、藪漕ぎ登山を楽しむ事にしました。ルートは駐車地→滑滝→恐竜岩→シロシャクジョウ自生地→洞穴→ツインピーク→後黒髪西峰→後黒髪東峰→ウロコ岩→蛇焼山→本城岳( . . . 本文を読む
昨日は長崎市の岩屋山に登ってきました。長崎市民の憩いの山で、小さな子供からお年寄りまで気軽に登れる山と思われていますが、裏岩屋となると様相が一変。式見ダムからやや難路が続く岩屋山の裏の顔を覗いてきました。ルートは式見ダム→インカの石積→弁当岩→美智子岩→岩屋山山頂→展望岩(ヒオウギの岩)→舞岳鞍部→式見ダム尚、途中いろいろと寄り . . . 本文を読む
※希少植物の情報が拡散しないよう、以下の文章の植物名には一部不要な文字をわざと入れて検索避けを行っています。日本の最果ての地とでも言えそうな場所に荒々しい岩山があります。登山道はなく、一般登山者にはほとんど知られていませんが、野草ファンには大変有名な花の名山。盗掘者が暗躍し、貴重な植物の自生地を荒らしまくっているそうです。この日も車一台やっと通れる程狭い、山麓の農道で福岡ナンバーの怪しいミニバンを . . . 本文を読む
(2021年9月29日 記事修正)
週末はまたしても台風の接近でお天気が心配な状況なので、絶好の晴天日を逃さず登山に出掛ける事にしました
黒髪山系ではいろいろと秋の花が咲いている頃と思いますが、先ずはツユクサシュスラン
黒髪山系には人知れずツユクサシュスランが自生しているのですが、ここ最近は全く逢いに行っていませんので、今でも健在なのか確かめに行きたい
私の地元には多くのツユクサシュスラン . . . 本文を読む
島では山野草ファン憧れのシマシャジンが咲く季節になりました
平戸島と福江島の限られた場所に少数自生しており、環境省が絶滅危惧ⅠB類に分類している植物
特に平戸島では絶滅寸前
間もなく見る事ができなくなってしまうのではと心配しています
今年も無事花を咲かせているのでしょうか?天気は下り坂のようですが、島へ出かけてみる事にしました
早速自生地を見てみると、ここで花を咲かせているのは2株だけ
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(2021年9月23日 記事修正)
9月30日 前々から気になっていた岩山
誰も登る事はない無名山ですが、恐らくこの時季ダンギクが咲いているような気がします
登山道等ある訳がないので、地形図を入念にチェックし、慎重にルートを検討しました
ザイル、ハーネス、エイト環、補助ロープ等装備は万全
なのでザックが非常に重く、良いトレーニングになりそうです
草をかき分け森へ入り、尾根へ取りつきます . . . 本文を読む