日々の彩り、日々色直し

日々、悩みは尽きないけれど、負けず焦らず、生きていこうよ!
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ビニールハウスに少しだけ暖房を入れました!

2013-11-13 19:42:03 | 季節

 寒くなってきましたね。滋賀県でも数日前から息が白く見えるようになっています。今日、伊吹山に初冠雪がありました!
冬が近づいてくるにしたがって、ビニールハウスの雪対策と保温をどのようにしようかと考えざるを得なくなりました。

 ずっと昔、育苗ハウスに使っていた19mのパイプ(ハウス用では一番細い。父が他界し、その後田んぼの自作を減らし、細々と反米取りの農業を1人でしていたのですが就職をして仕事が忙しくなり、やむなく農業を止めたのです)で再度ハウスを組み立てて物置として使っていたのですが、夜の降雪で潰れてしまったのです。
その夜、“大丈夫かなぁ!?”と心配しつつ、ズボラして、準備しておいた竹で峰パイプ(屋根部分のパイプ)を支えなかったのです。案の定、翌朝、ハウスの中央部分がペシャ!! 何事にもお尻の重たい僕の欠点が招いた結果だったのです。「後悔先に立たず」。フャ。
 この経験が頭から離れず、特にせっかく栽培用に大枚(?)をはたいて建てたハウスであることもあって、“あんなことにはしたくない”と思いを強くしているのです。
ハウスを建てに来てくれた人に確認すると、「お宅のビニールハウスがつぶれる前に、この町でハウス栽培をしているプロの農家さんのビニールハウスが全部つぶれる!」とのことでした。“エッ、それは大袈裟でしょう!”と思いつつ、考えてみれば、何十メートルもの長いハウスと9メートルしかない僕のハウスでは、強度の違いが歴然としているから、この発言になったのだと思い当りました。

 ビニールハウスの保温については、当然屋根に積もる雪を融かす目的と、バナナやマンゴー・ハイビスカスやパッションフルーツを育て始めたこと、水耕栽培やイチゴの促成栽培を実験として始めたことなどで必要になったからです。
どの程度の熱量のストーブが必要なのかわからないので、とりあえずは、立ち読みした月刊誌「現代農業」に紹介してあった、富山市の田村さんの『キャンプ用ランプでコマツナハウスの保温&融雪』を覚えていて、まねることにしました。
ただ田村さんの幅5m40㎝×長さ20m、高さが記されていませんでしたが1mくらいでしょうか、と、僕の(幅6メートル×長さ9メートルですが、高さが3m30㎝あり)とは、条件はかなり違うので同じようにはできないのですが。
 

 さっそくキャンプ用ランプを2個用意して実験をしています。当然ながら熱量が足りず、結果的には家庭用のストーブを持ち込むことになるのですが。
ハウス奥から入口の方を写したものです。右側に水耕栽培のプランターと促成栽培のプランターなどがあり、左側でネットに伸びているのがパッションフルーツで、ランプ近くには地植えのイチゴの苗、手前にはナデシコの茶色のプランター、奥には桔梗の白いプランター、端にはバナナの木の鉢が見えます。
 いつの間にか、野菜の栽培のほかに、花卉類の栽培や育成にも使うようになりました。
 これらが1年を通して上手くいくめどが立たなければ、「この程度の大きさのビニールハウスがもう一棟ほしい」とは言えませんよね!

 それにしても、ランプの明かりっていいものですね。夕方灯しに行った時、家に戻ってコーヒーを入れて持ち込みました。イスに腰かけてこの風景を満喫していました。灯油の燃焼するニオイもなんともいえませんでした。

コメント
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