KIMISTEVA@DEEP

新たな「現実」を構成するサブカルチャー研究者kimistevaのブログ

凱旋講義@あのながいき村の近くにあるわたしの生まれ故郷

2006-10-07 17:41:09 | お仕事
今日は、わたしが育った町で凱旋講義をしてきました。

ことの始まりは、
わたしが後期に講義を担当している保育者養成の専門学校で、わたしが教えた生徒たちが、その町にある保育所に実習に来たこと。

そして、その保育所の園長先生が、なんと、わたしの恩師だったこと。
まあ、狭い町だからしかたない。

で、どういう経緯かわからないけれど、
ともかく、その生徒たちが実習中に、わたしの名前を出したらしい。
「専門学校で小論文とか教えてる先生」という名目でkimistevaの名を。

そしたら、わたしの恩師が喜んでしまったらしく、さっそく、実家に電話がかかってきた。
そして、実家で電話番号を聞いたらしく、わたしの携帯にも電話をくれた。

…で、
「kimistevaちゃんの立派な姿みたいわぁー。
ぜひ、ボランティアで教えに来てくれる?
わたしもI先生も楽しみにしてるわよぉー。kimistevaちゃんの雄姿が見られるって。」

てなわけで、わたしはわが町にあるその保育所まで行って、凱旋講義をすることになったのです。

そのときは、「雄姿が見たいだけ??何を講義すればいいんだよ??」という感じだったけれども、行ってみたら、事態はそんなに軽いものじゃないということがわかりました。

その保育園は、来年、研究発表をするらしいのです。
てなわけで、当初は「手紙・はがきの書き方」をやるはずだったのですが、急遽レポート作成法に内容の重点を変更し、2時間みっちり、レポート作成法を講義してきました。

しかし、あらためて思ったのは、保育所も本当に大変な時代になってるんだなぁ、ということ。
専門学校が短大しか出ていない人たちには、レポートの書き方や論文の書き方、研究の方法なんて、わからない人たちの方が圧倒的に多い。
それなのに、「研究発表」とか言われてもねぇ、という感じなんだと思う。

まぁ、「研究発表」といっても、そんなに大層なものではないらしいのですが、
それでもレポートにまとめるとなると…ねぇ。

あらためて時代の流れを痛感しました。

わたしの仕事ってこれから、どんどん、増えていくのかもしれないね。


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