そう思うなら自主的に核兵器禁止条約を批准すればいいことです。
そうできない事情があります。アメリカが強く反対していると思います。あえて日本が批准すると、アメリカは、安保条約を解約する、同盟を解消する、主要食料・飼料の輸出を制限する、経済交流を制限する、日本を引き立てないなどと脅しを加えてくるのではないでしょうか。日本を服属させ続けたいアメリカは、不法不道徳と思われることでも平気でする国と思います。謀略を好む国です。衰亡中といえども日本を同格にするほど普通の国になっていません。
岸田総理は、自衛隊の防衛力は中国、ロシアと比較すれば弱い、核兵器がない、食料自給率が40%以下、アメリカの引き立てあっての日本であるなどと心配しています。自由自主の精神を持つことができません。
そのため核兵器のない世界をつくりいたいと言うだけになります。弱々しい言動です。
日本はアメリカに服属慣れしすぎです。しかし突然独立することは不可能です。
着実に独立する行動を積みあげることがだいじです。そのためには憲法を盾にしてアメリカの戦争に協力しないことは有効な行動です。アメリカが日本のためにつくってくれた理想の憲法ではないかと言って戦争非協力を押し通していいと思います。アメリカと同盟などと言わないことです。自衛隊の防衛力が上がったので、在日アメリカ軍維持でアメリカに負担をかけることは申し訳ない、引き上げていただいて日本は大丈夫と言うことです。
これまでのことがありますから、アメリカが自分の負担で在日アメリカ軍を維持することは当分認めざるをえないでしょう。日本は、思いやり予算を組む
ことをやめていいと思います。10年後には、日本がアメリカに請求してもいいと思います。在日アメリカ軍縮小を求めてもいいと思います。
戦争しないとの信念のもと、中国やロシアと非対立の外交に注力すべきです。これらの国の政治を批判してもいいが、改善すべきと言うにとどめ、日本が改善を強制することはやめ、制裁は国連判断に任せるべきです。
アメリカに軽視されても、世界では信頼されるように技術開発・生産、生活・生産環境改善にもっと一生懸命になるべきです。主要食料については国をあげて自給率を上げるべきです。農業改革、農地整備について国は基盤づくりに力を注ぐべきです。防衛力より食料生産力の方がはるかにだいじです。バイオテクノロジーを活かした近代食料生産にも挑戦すべきです。草木の可食化、組織培養などです。