岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

商人頭と顧客頭  そして私の似顔絵!

2012年11月13日 | 商人
親しいお客様がスタッドレスを注文に来店された時
ついてこられた小学校2年生のお嬢様
「勉強は何が得意ですか?」と尋ねたら
美術というので それならおじちゃんの似顔絵を書いてねと頼んだら
即興で書いてくれました。
それが↓

毛の量が現実より多く描いてあるのは お父さんに安くしてくれたお礼とか?
ものの5分ぐらいで仕上げてくれた平木さんのお嬢様ありがとう。



斉藤一人さんという日本一の商人がいろいろな本を出されていますが
その中に「商人頭」と「顧客頭」という分類がありましたので
今日はせっかく毛も増えたことですから 頭の解説をしましょうか。


アイタック技研さんや広告のグリッドにとって
当社は顧客です 当社にとってとても役に立つというより
いろいろなノウハウや販売支援を展開してくださる
ありがたい存在です。
車美容業にとっては師匠の様な存在でもあります。

「でも当社にとっては仕入先だろ」というのが商人頭
勘定や返品が未処理になっていてはいけません。


また広告やチラシを出す事を企画され
それに私達が乗るとします。
チラシの文言に「私たちプロにお任せください」というような
文言があった時 良く感じなくてなりません。

アイタック技研さんやグリッドさんにとって「顧客」は私たちであって
チラシを見て購入をされるお客様は 彼らにとっては二次的顧客です。
アイタックさんやグリッドさんは 私たちに納得しやすくある意味で自尊心を
くすぐるような文言として チラシに「私たちプロにお任せください」でいいと思いますよ
なんて提案してきます。
彼らにとって商売相手は私たちでなのです。

それで何も思わない人は これはもう「顧客頭」で 悪い言い方をすればカモにされるばかりです。
考えてみてください 自称プロなんていう広告やチラシの発する胡散臭さ!
世間さまは良く知っているのです 大概自らプロと名乗るのは詐欺師かペテン師か
乗せられた素人と相場は決まっているのです。

「チラシ」を買うのは私たちで
「チラシ」を出すのも私たちが責任主体なのです。

プロショップを名乗る以上 そこで働く人は「プロ」意識が高く技術も素晴らしい人です。
それを宣伝するには プロである資質=謙虚さとか道具設備の充実とかを
アピールすればよくて 自らを称して「私たちプロにお任せください」
というチラシを出せば出すほど 自らの愚かさをアピールする事になります。

商人頭で「本当のようなにせもの」を見抜かないと
顧客頭を露呈してカモにされます。

邪魔するのは自意識という周りが見えなくするもので
いつも「お客様の見方や立場で考えるのが」商人頭で
それをベースに稼ぐ事が出来る人がプロなのです。


商人頭でいないと 何が必要で最優先なのかわかりません。
もう一つ 我々が仕入れる商品は毎月20日に帳面を締めて
翌月20日には現金で支払いしますという約束で取り引きを行なっています。
すると19日や20日に仕入れた代金は 翌月払うことになり 
これはこれで仕入先が喜んでくださるに違いありませんが
当社の仕入先は大手企業が多いのですから資金力は桁違いにある会社ばかりです。
もうわかりますね 
商人頭は19日・20日に仕入れる場合 
支障が無い場合わざと21日に発注したり 伝票で来月勘定でお願いと頼んだりします。
そうした配慮が商人頭をつくる基礎なのじゃないかと思います。

技術系であろうと事務系であろうと営利会社で働く人は
すべて商売にかかわってるのですから
仕事中は商売頭でいないといけません。
 

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