岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

「時」のスイッチオン!

2012年09月15日 | PR
春にまかれた稲が育ち 秋の刈り入れを迎えようとしています。
もし冬に種が撒かれたらどうでしょう?
凍てついた土に撒かれても種籾は育だちません 春という「時」にまかれたからこそ
秋に収穫を迎えることができるわけです。


永年お店・会社を経営していると
「時」がどこにあるのか 何となくおぼろげながらわかってきたような感じです。
会社やお店にも 春・夏・秋・冬という「時」があるのです。
もちろん四季ではありません。

例えば昨年開業したてのKPS岐阜店に アルバイトの募集をしました。
結果から言って誰一人ものにならず定着しませんでした。
それはKPS岐阜店の「時」が厳冬だったからです。
開業してお客さんがいっぱい来て忙しくて忙しくて仕方がないということを
目論んで店を開業するわけですが それは思い違いです。
開業したての店は 認知度も低く派手な宣伝も出来ません、いわば開業して難儀するという
「冬」の厳しさから始まるわけでして 経営的にも赤字が食い込み大変です。
でもその厳しさが逆に スタッフの忍耐を養い志を確かなものにしてくれるのです。

そういう「時」にアルバイトさんを募集してもとものにならないのは
「時」が冬であるからであり 教え方が悪いわけでもアルバイトさんの資質が
合っていないのでもありません。


そうして一年という時間がすぎ 厳しさをしのぐうちに
どこからともなく 世間様に認知が進み 閑だった店が忙しくなり
現状の人員ではこなしきれずお客様に迷惑をかけるようになってくる。
これは凍てついた大地が 気温の上昇と共に緩みぬかるんできて
種を育てる「時」が巡ってきた感じです。

その機会に間髪をいれずアルバイトさんを募集すると
大勢のお応募があって 来てもらうことにすると
それがまた素晴らしい素養を持った人で 
「洗車が楽しくて仕事が楽しくて」なんて言いながら
ニコニコしながら覚えようとしてくれる人に巡りあうわけです。
「縁」というのは不思議なものおつなものです。



アルバイトの大山さんです。
KPS岐阜店の「時が春」になりつつある」という兆しですか。
店が指し示す「時」は一年のサイクルではありません 大体3年前後でひとつの時を示すようです。
厳冬から始まったKPS岐阜店は 大山さんの入店で冬が緩み春に向かう
冬の終わりを示すものでしょう。



また開業後10年を迎えたスゴウ店
この店がもたらしてくれた収穫は 初代店長の現キーパー課長伊藤君だったようです。
開業時がやはり厳冬でした いろいろな苦労と厳しさを体験されました。
思うようにならず人知れず涙を流したかもしれません。
しかし店長時代の体験が 現にKPS岐阜店で新しいアルバイトさんの教育スクールや
販売促進などなど多忙な仕事を同時にこなす原動力になっている。
いわばスゴウ店がならせた果実と言えるわけです。
すると収穫をもたらしてくれたスゴウ店の「時」は
新しい臼井店長の時代になって 
厳しい冬を迎える「時」に向かっているのかもしれません。

目で見えないものを観ると お店の「時」はそれぞれ違っているようです。


春に種をまけば大きく育ち 冬ならば育ちません。
店も会社も必ず「時」があるのを感じざるおえません。
それを見極める目を養いたいものです。

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