岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

つりあい(バランス)を考える!

2012年11月16日 | 商人
形態の少しずつ違う複数の店を少人数で
運営するスタイルで会社で一番気を使うことに
その人ならではの仕事を任せている以上
もし万が一店を店を抜けざるおえない状況に
なった時 仕事のつりあいを考える事が重要だと考えます。

予定していたアルバイトが入れないときは 
別のアルバイトさんをお願いすればそれはそれで
事足りるわけですが 
重要な仕事を任せている人が 
店を外さなければならなくなった時 アルバイトさんで
代用するなんていうことは間違いだと思います。
その人とその人の仕事につりあうことが出来る人を
代用してもらわねばなりません。

今年の始めKPS岐阜店の高山店長が自動車事故に巻き込まれて
病院通いの日が続きました 彼とつりあう仕事が出来る人は
伊藤君しかいないので スゴウ店から彼を外して
彼と同じもしくはそれ以上の力量がある武藤君を本店から
スゴウ店に廻し 本店は私と上村君の二枚看板で
運営するスタイルをとりました。
それは非繁忙期であるということを含めて
アクシデントをバックアップして凌ぐ体制です。
いわば高山店長の代わりが出来るのは
現状伊藤君しかおらず 伊藤君をスゴウ店から外すと
今度はスゴウ店が手薄になって負担が増加する為
武藤君に回ってもらうという 玉突きのような人事だったわけです。

その結果 店長不在というピンチを
会社全体でバックアップ出来たのです。
少人数での複数の店を運営する難しさを体験した
貴重な経験です。
いわば全員経営ということです。

このこと自体 メリットもデメリットもあったわけですが
やむおえないことでもあります。
零細商店・会社では余分な人は抱えられませんから
当たり前のことです。

但しアルバイト云々は現場の判断で対応すべき事でしょうが
店長以上の移動は その釣り合いを取る上で
より上の立場 うちの場合社長しかいませんが
その判断を仰ぐ必要があります。
このように思うわけです。

すると店長という立場はどんな立場のですか?
はっきり言って店長というのは内部的には
商人見習いといっていいのではないでしょうか。
店を預かるという立場があってより一層商売が身につくわけです、

当社のHPには
「商人の目利きと職人の技」という
イマージンの人間像が示してあります
売ることもする取り付け施工もする多能を求めているわけであり
その順序は
まず現場でキチンとした取付や施工力を一番とし
次に販売という仕事を任されていくようになり
それが出来て次は店長という立場で
店の切り盛りを通して商売を身につけていくのです。

商売の見習い=店長という内部的見方は
商売の責任者=プロの商人がいるわけです
いわば商人マスターです。
それは一人でしかありえません
でも一人が万能と言うわけではありませんから
マスターを補佐しバックアップしてくれる人を
育てます。 そういう人が外部的には課長・本部長とか言う
肩書きを与えるのですが 内部的な意味では
商人サブマスターと言う存在です。

店長という立場は商人見習いといっても
取付や販売あるいは施工力はピカイチです
でも販売や取り付けがピカイチだからといって
プロ商人とは言いかねます 店の採算と言う経営力が
いるからです。
この経営力を養うには「店長」と言う立場が絶対必要なのです。

儲けて始めてプロ商人なのです。
儲けるとは決算で帳尻を合わせることです
すると流れを見極めたり見抜いたりする
眼力がいることが理解されます。
なぜなら売れた施工しただけの単発では
帳尻が合わないからです。
「入りをはかり出るを制する」とバランス感覚がなければ
帳尻は合いませんから。

すると当社において
商人マスタは一人
商人サブマスターは三人
商人見習い=店長は二人
商人手代=社員は一人
商人丁稚=アルバイトは複数
と言う構成になるわけです。
これがつりあいの力量分布な訳です。

店長はプロ商人の入り口です
当社が準備できるのはこの道だけです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿