岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

森を見て木を見ず!   洗車・コーティングマーケット編

2013年03月01日 | コーティングビジネス
今日から3月 タイヤ業界では3月・4月は春需要とスタッドレスからの履き替えによる繁忙期です。
また渓流も今日から解禁のところが多いようです。

暖かくなると雪解けが進んで
昼頃から水温が低下する時期ですので
あまごが餌を待つ所は流心ではなく 少し流れがよどんだ所になります。
生き物が目覚める春の到来ですね。
店前の梅も咲き始めました。



あまご釣りの上手な人は
川全体のポイントを見定めて その日の気温や水温に風の向きや日差しから
あまごが餌を食うポイントを判断して釣るわけです。
川全体のマーケッティングをした上で
瀬だとか淵だとか開きだとかポイントを見定めて釣るわけですから
素人の我々とは比較にならないほどたくさん釣り上げます。
釣りも商売もまず全体のマーケッティングが
重要なのは言うまでもありません。


私たちが後発として参入した洗車・コーティング業界の全体像は
どうなっているのでしょうか?
まずここをひも解いていかねばなりません。
タイヤ業界ではベテランであっても洗車・コーティング業界では素人みたいなレベルですから
ここは業界のリーダーの見解を学ぶことが必要です。
キーパープロショップの創始者谷社長が連載して書かれている
プレジデントコラム2002年
8月15日の495話 「洗車屋は 新しい文化になり得るか①」
8月17日の496話 「洗車屋は 新しい文化になり得るか②」
をバイブルだと思い学んでみましょう。

文化などと言うと大げさなようだが 簡単に言えば、「洗車屋」という商売が まるで「床屋さん」
「美容室」のように 町の中で当たり前のように見かける商売になる可能性があるだろうか、ということだ。
私はあり得ると考えている。・・・・・プレジデントコラムより抜粋


この文章に接して「私もそう思う」と思ったからこそ異業種であるキーパープロショップに参加したわけです。
いわばパイオニアたる偉大な先人に共鳴をしたわけです。
ですから全体像を知ろうとするなら キーパープロショップの創始者の書かれた文章を
読みまくればよいわけで 自分で調査する必要もないわけです。
素人の私にその道の開拓者の教えを素直に聞き学ぼうとする姿勢さえあれば
全て教え諭してくださるわけですから 
まったく素直な態度で入っていけました。

洗車・コーティング専門店
キーパープロショップ岐阜店はその教えを忠実に守りました。
結構お金もかかりました。
でも自分流をほとんど出すことなく教えどおりの店になりました。
だから本気で洗車・コーティングマーケットの開拓者の一員になろうとしているわけです。


一つの商品としては技術をマスターすれば
例えばタイヤショップと併設してキーパープロショップとして登録できます。
それがタイヤキーパーイマージンスゴウ店です。
タイヤ商売の繁忙と非繁忙をお互いに活かし合う商品として
特に大人気のクリスタルキーパーはもってこいの商品です。

スゴウ店をステップにして
洗車・コーティングマーケットの開拓に当社として乗り出したのが
キーパープロショップ岐阜店(イマージン車美容室)なのです。
この店は先行するキーパーラボさんと一つの違いがあります。
それは店の立地です。
ラボさんは洗車・コーティング一等地に出店していますが
キーパープロショップ岐阜店はタイヤ屋の後ろで おまけに一方通行の道路という
いわば三等地に出店しています。

ですが新しい洗車・コーティング業界に進出する上では
この三等地という環境が素晴らしいんです。
なぜなら「お客様が入りにくいにもかかわらず来てくださった。!ありがたくてうれしくて」
という態度で精一杯もてなすからです。
するとお客様は そのもてなしがうれしいということと 出来上がったキレイに感動して
知り合いや知人に勧めてくださいます。
「タイヤ屋の裏のちょっと入りにくい洗車屋いいよ」なんて
言ってくださる訳です。
店をやってる店長も 人がやらないような三等立地で繁盛させるということが
一つのモチベーションと自信につながるわけです。
三等立地というハンデキャップを乗り越えた自信に勝るものはありません。

これがもし一等地なら 繁盛して当然儲かって当然となってしまい
一番大切な商人の心を持ちえることが出来にくくなります。

釣りで言うなら一等地は釣堀で 三等地は自然の河川です。
釣堀は誰でも釣れます だから商売の本質を掘り下げようとしにくい環境です。
自然の河川は まず釣れません だからどうしたら釣れるようになるか
研究に研究を重ね 名人に教えを学びに自ら行くます。
新しく商売を始めるものは
一等地は始めから手が届きません 賃料が高くて手が出ません。
賃料の安い三等立地でしか始められません。
でもその障害のある環境が商人を育ててくれるのは間違いのないことなのです。


養殖の魚より天然の魚のほうが味がよいといって 誰もが天然魚を支持します。
これを逆にみると 一等地にあるものより 三等立地にあるものの方が
餌を与えられるのを待つ姿勢ではなく 自らの智恵と経験と五感で生き抜くたくましさが
現われてきます。


立地条件として三等立地のキーパープロショップ岐阜店は
厳しい環境であるがゆえにたくましい人を育ててくれる
自然の温床なのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿