岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

「仰げば尊しわが師の恩」!

2012年06月15日 | 日記
今から40年前 小学校5~6年の担任であった恩師先生が他界されました。
先生は23年前脳梗塞を発症され 以来半身不随になった体を類まれな精神力でリハビリを続けられ
毎年ご家族と旅行を楽しむまで回復されておられました。
今回の訃報は富士山登山を終えて御殿場の宿まで帰ってきたとき急に倒れてそのまま帰らぬ人となられたそうです。
昨夜美濃加茂市において通夜祭が執り行われましたので お別れを申し上げに行って来ました。
三年前下呂温泉で行なわれた同窓会に出席いただいたのが最後の思い出となりましたが 遺影を拝見すると
その時の笑顔のままでした。

先生は下呂町の山里にある上原小という僻地のわが母校に赴任され
28人の私たちを野に山に川に連れ出し 年端のいかぬ私たちを情熱をもって
指導してくださりました。 
釣りが好きな先生で 時間があるとすぐ近くの川でテンカラ竿を振っている姿を
思い出します 股下まであるゴム長の長靴を履いた姿は180センチほどの長身
とあいまってチビだった私たちは 眩しげに見上げたものでした。
少ない生徒と仲間意識を大切にされそれこそ兄貴分のような存在でした。

28人だった同級生もすでに三人が物故者に名前を連ね そして恩師まで帰天され
50歳を過ぎるとさみしさが攻め寄せてくるようです。

かもの親子学校 そんな学級を作ってくださった感じです。



悲しみが その頃の純真な気持ちを思い出させてくれました。
また切り替えてやっていけそうです。
出会うのもご縁 別れるのもご縁 
ありがとうございました。