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花恋人

山野草や蝶・トンボなどの昆虫、冬は野鳥です。

上毛カルタ その10

2006-01-09 | Weblog
上毛カルタ、今日はです。
日本で最初の富岡製糸・・・富岡製糸場は明治5年(1872年)、日本の近代化のために最初に設置した最新式、官営洋式機械製糸場です。政府は外国人の指導者として、フランス人ポール・ブリューナを雇い入れ、殖産興業政策の一環として製糸業の近代化を目指しました。建物は和洋折衷方式の木骨レンガ造りという工法をとり、建築資材(礎石、木材、レンガ、瓦、石灰など)の殆んどは県内から調達しました。ただいま、産業・技術の文化を伝える世界遺産登録を目指しています。
なぜ武蔵(埼玉県)、上野(群馬県=富岡)、信濃(長野県)の中から富岡が選ばれたのか?
1、富岡付近は生糸を作るのに必要な繭が確保できるから。
2、工場建設に必要な広い土地が用意できるから。
3、製糸に必要な水(鏑川、高田川)の確保ができるから。
4、燃料の石炭が近くの高崎で採れるから。
以上のような理由によるものでした。

正門から見た東繭倉庫と正面に見える中門の石額「明治五年」

現在の繰糸場内部        錦絵(明治の頃)の繰糸場
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