アルジェリア人質事件、実名報道に遺族関係者から異論「『実名は公表しない』と取材受けた」
RBB TODAY 1月23日(水)11時41分配信
犠牲者の甥という本白水智也氏は23日になり、Twitterで朝日新聞記者とのやりとりの一部を公表
アルジェリア人質拘束事件について、犠牲者の実名を非公表とした日本政府に対し、朝日新聞が22日朝刊で実名報道を開始。メディア各社が追随したことに対し、論議を呼んでいる。
実名報道については複雑で、難しい問題だと思うが、しかし、
嘘の約束しちゃいけない。
倫理的にもまずいし、情報提供者との信頼関係もなくなる。
21日深夜、日本政府は同事件で日本人犠牲者がいたことを確認し、公表した。その会見の際に菅官房長官は、会社(日揮)、ご遺族と相談の上、実名は公表しないことに決めたと、犠牲者の実名を明かさないことを表明した。
しかし翌22日、朝日新聞は朝刊に犠牲者の実名と写真を公表。これを受けてテレビ、新聞各社も追随、実名が広く報道されることになった。
犠牲者の甥という本白水智也氏は23日になり、Twitterで「朝日新聞の記者は2つ約束をしておりました。『実名は公表しない』『本白水さんの許可がなければ絶対に記事にしない』。この2つの約束を破りました」と朝日新聞記者とのやりとりの一部を公表。1000件を超えるリツイートがなされている。
http://www.rbbtoday.com/article/2013/01/23/101659.html