Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

安保の議論

2010年07月04日 09時22分08秒 | Weblog
安保・憲法 脅威を直視して議論を深めよ(7月4日付・読売社説)
 
北朝鮮による核ミサイル開発や韓国哨戒艦の沈没事件、中国の軍備増強や周辺国との摩擦、国際テロの脅威――。


 議論を深めることはいいことですな。


菅首相の所信表明演説全文(3)

日米同盟は、日本の防衛のみならず、アジア・太平洋の安定と繁栄を支える国際的な共有財産と言えます。


江田五月 毎日新聞 2010年6月19日 東京朝刊

在日米軍を国際公共財ととらえ、運用の仕方に日本の「東アジアに平和な地域を作る」という意思を入れる。



[第5回] 前原副代表に聞く July 4 , 2010

前原 ひとつは、日米同盟関係というのは、アジア太平洋地域の安定のための公共財として必要だし、関係を強化していかなければいけないという点。3月に岡田(現幹事長)さんらと4人でシンガポール、ベトナム、インドネシアを回ったときに議論に出てくるのは、中国の台頭への警戒感がきわめて強いということだ。中国の平和的な発展は望ましいが、(平和を維持する)バランサーとしての米国のプレゼンス(駐留、展開)にも期待している。従って平和の安定のための公共財として米国のプレゼンス、その橋渡し役としての日米同盟関係はぜひ大事にしてほしいという意見だった。


 ということで、アジア太平洋地域の公共財として、日米同盟、在日米軍基地という点では一致しているようですな。


 なぜ、日本の安全保障といわないのか?

 たしかに、シーレーン防衛には役立っているのだろうが、以前引用した記事によると


沖縄の海兵師団は台湾防衛用でハワイの陸軍師団が日本防衛用であるという事は、基本事項として抑えておくべき事実です

沖縄と周辺の離島防衛について言えば、それこそ自衛隊本来の役割


ということだからだろう。

 国際的公共財という考え自体悪いとは言わない。

 しかし、国民はそれで納得しているのかどうか?

 仮に国際的公共財であるなら、これによって恩恵を被っている地域の国々は、安全保障のただ乗りをしている、ことになるが、それも日本国民が納得しているかどうか?

 とくにそのために沖縄の声を軽視してよいかどうか?

 それよりもベターな選択肢がないかどうか?

【主張】テロ国家再指定 見送りは日米同盟損なう
2010.7.4 0


 米政府は、韓国哨戒艦撃沈事件をめぐって北朝鮮のテロ支援国家再指定を見送る決定を明らかにした。日米同盟関係や米国への信頼感を損なう判断であり、強く再考を求めたい。・・・再び日本側に対米不信や反発が起き、円滑な同盟関係を阻害するような事態になりはしないか。・・・・



グアム移転経費負担の増額を要望 工期遅れで米政府
2010.7.4


電力や上下水道などのインフラ整備の不足が見込まれるため、米政府は当初計画の見直しを進めており、すでに港湾整備の費用5千万ドルの積み増しも決めた。環境影響評価(アセスメント)の遅れで、計画自体が数年ずれ込む可能性もあり、日本側負担の増額要望はこうした事情を受けたものとみられる。



 強固な日米関係を築くために、国民にも議論をしっかり開示し、また、正々堂々と米国とも議論を重ねて欲しい。










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