goo blog サービス終了のお知らせ 

Bankの秘密基地

個人日記兼つれづれなるままに

民主党の子供手当てを考える

2009年09月12日 | Weblog
 民主党の子供手当ては既に大きなニュースとなっており、少子高齢化の時代にあっては大半
の人は財源論を別にして反対するものは少ない。むしろ、その必要性に関して論じる必要もな
いという態度が大勢だと考えられるが、あえて考えてみたい。まずは当たり前の所から確認し
てみたい。分かりきったことではあるが、単に世間がそういっているからということでなく、実際に
自分の目で確認することが議論をする上で大事なことであると考えている。


 やはり確認するまでもなかったが、少子高齢化と言われているだけあって子供人口は減少し
ており、当然ながら将来の生産人口が減少する訳だから経済にとって大いにマイナスとなる事
が予想される。民主党の子供手当ては子育て支援との受け止め方が強いものであるが、民主党
の発表したインデックス2009では所得税改革に伴う所得の再配分のを主な目的としている
事が分かる。所得控除から手当てへの転換により低所得者への再配分機能を強化することで、
下位の所得階層の可処分所得を増加させることが目的であることが理解できる。すなわち、
マスコミや自民党からのばら撒き批判の多くは民主党のもともとの趣旨を誤解しているともいえる
だろう。

                     図 民主党インデックス2009


 とはいってもだからといって民主党が正しいとは限らない。民主党等が主張している根本は
失われた10年で拡大した格差の是正が根本にあるのだが、実際に格差はどの程度まで広がっ
ているのだろうか。このような素朴な疑問に対しては一般的に非正規雇用が拡大や年収100
万以下の世帯の増加、生活保護世帯の急増、失業者の増加など確かに現象面から見るとその可
能性は高そうである。では格差とはなんだろうか。辞典などで調べると「格差」とは「同類のも
のの間における、価格・資格・等級・水準などの差。」とあり、「格差社会」とは「国民の間
の経済的・社会的格差の大きい社会」とある。格差社会の定義はちと微妙だが、経済的な状況
の落差が激しい事を示すと理解しよう。さらに最近入れている「格差の是正」という文章に対
しては「近年になって経済的な格差が広がった為にそれを修正する」と理解する。そこで経済
的な格差がどれだけ広がったのかを見るために国税庁の給与階級別給与所得者数・構成比で確
認してみる。

 これを見る限りにおいては平成15年からの過去5年間での比較となるが、平均所得が500
万半ばとして低所得者がどの程度増加したのか見てみる。平成15年では68%、平成19年
では69.2%と1.2%の増加となっている。一方で平均所得よりも十分に高いと考えられる1000万超
の所得階層は4.9%から5.0%に増加。両方とも増えてるじゃん。当然、中所得者階級の減少が見ら
れるわけだが、これを格差の拡大と捕らえるべきかはマクロ的には微妙だ。便宜的に1000万
円の世帯を高額所得者層と定義したが、実際には確定申告が義務付けられる2000万円
を超える世帯にいたっては0.4%と特段の変化は見られていない。超低所得者と高所得者が増加し
て社会の階層構造が激しくなったことを捕らえて格差の拡大と呼ぶことは可能だが、本当に社
会構造の変化によるものなのか。是正というからにはやはり金持ちが取りすぎて、低所得者が割
を喰っているといいたいはずだろう。それでは実際にそうなのかこれも国税庁による給与統計で
見てみる。

 これで見ると平成15年から連続して給与は減少していたことが分かる。わずかに19年に給与が
回復しているが、これはリーマンショックの前までの効果だったといえる。どうも私には給与総
額の減少が影響しているとしか思えない。中所得階級の低所得階級への脱落は過去10年近い給与
総額の減少による影響であると見た方がマクロ的に正しい気がする。当然、非正規雇用の増加で
あるとか低賃金を強いられている労働者の存在の増加などは社会現象として認知できても、それ
がマクロ的に正しいとは必ずしもいえない。むしろマクロ面から捉えれば、「景気が悪い」とい
単純な説明の方がしっくりきたりする。ただ、それではマスコミも芸がないので社会構造の変化
などと説明したくなるのだろうか。マクロ的な検証を加えるためにさらにGDP成長率と物価水準
を示すGDPデフレーターも見てみよう。


 成長率は過去5年に限ってみれば辛うじてプラスを維持しているが潜在成長率近傍をさ迷ってい
たと見るのが正しいだろう。一方で先ほどの給与統計は名目ベースでの統計である当然、物価水
準で割り戻さなくてはならないが、そういう統計はないのでGDPデフレーターで物価水準の推移
を見てみよう。これを見ると10年にわたりデフレーターはマイナスであった。名目賃金が減って
も、物価が下がっているので実の所、低所得者の増大はマクロ的にはあまりなかったと見ること
ができる。即ち、賃金の平均下落率は過去の平均を取ってみると押しなべて1%程度のマイナスが
続いており、一方でGDPデフレーターも年間1%程度のマイナスが続いている。これは実質所得が
ほぼフラットであまり賃金水準がマクロ的には変化していないことを指し示している。「そんな
ばかな」といわれる方もいるかもしれない。確かに社会的な弱者、失業して生活が困窮している
人、非正規労働で不安定な職業だったりする人は数多くおり、それを否定するのが趣旨ではない。

 つまるところ、そのような社会的な弱者や格差などは社会がどのような状態にあっても常
に存在するという事実だ。むしろ、正社員として働いている人はリーマンショック以前の生活を
省みてほしい。確かにニュースでも不況だ、非正規労働だ。賃金が伸びない、生活が苦しいなど
とメディアが騒いでいて自分もその気になっているが、よくよく考えてみると5年前もそんな事を
言っていませんでしたか? 10年前も政府の経済対策は無策だとか、生活が苦しいと言ってたでし
ょう。即ち、いつの時代でも満足できる社会状態はないのだ。格差が拡大というよりも、昔か
ら人は常に社会に対して不満を持っているし、少し極端に聞こえるか知れないが特に不況にな
ると人はなんでも社会のせいにしたくなるものである。



上の図は厚生労働省の所得再配分調査を元に私が作成してみた図だが、それぞれの所得階層がどの
程度負担を行い、どの程度受益しているかを示した図である。まさに予想したとおりとなったが、
所得が低い階層は負担よりも受給が多く、高いものは持ち出しが多い。民主主義の理想とする
所得再分配は機能しているようだ。経済的な格差は必ず存在し、その為に国は所得の再配分を行う。
所得の低いものには支払った額以上の便益を供与し、所得の高いものからは便益以上の負担を要求
する。このような形で正常に機能しているにも関わらず、また実際にはネットでの受給がプラスで
あるにも関わらず、格差の拡大によって政府・役人から搾取されていると考えるのはどうしてだろう
か。生活の困窮は税・社会保障負担が重いから? いや、国際的に見ても日本の家計負担が低いのは
事実だし(夫婦世帯では英国の3分の1以下、フランスの半分。但し、米国は日本より低い)、本人
はそう感じてなくても、統計上では支払うべき税金以上を受け取っている形になっている。むしろ
問題なのは全体で受給がプラスとなっており、所得再配分以前に国がばら撒いていいることだ。
結局これが借金の増加をもたらしている。要するにマクロ的に見るともらい過ぎの状況になっ
ている。格差是正とは「税は払いたくないけど生活が苦しいからもっとよこせ」と言っているように
私には聞こえてしまう。格差是正の前にちゃんと税金を払わないとまず国が破綻すること
になりかねない。「国民の目線にあったやさしい政治」とは国が受け取ってもいない税金を先食い
してばら撒くことなのだろうか。格差問題を錦の御旗にさらに国民負担を引き下げようとする考え方
の前に本当に格差とはなんであるのか。格差の実態はどうであるのかを客観的に知らずして格差問題
の是正、格差の拡大を唱えるのは間違った方法論ではないか。

 以上からの私の結論としては格差問題とは実体経済の停滞に伴う名目賃金の減少、但し、物価
下落により実態的な水準は変化していないにもかかわらず、「貨幣錯覚」(money illusion)効果
によって不況感を強める事だと理解している。民主党の子供手当てに関して言えば、内需拡大に
よる経済構造の転換というのはほとんど意味を持たないと考えるが、所得再配分により貨幣錯覚
を打ち消す効果は十分あるだろう。センチメントの改善により、消費が刺激される効果も期待で
き、設備投資への波及もあれば現在の閉塞感を解消する機会となるかもしれない。このように経済
へのプラス効果が期待できるものの、内需主導型経済への転換はナンセンスだ。ただ、それについ
ては今回は議論はしない。それよりも子供手当て導入にあたり解決しなければならない問題がある
だろう。

 それは公平性が担保されるのかという点だ。私個人は子供もいないので受益者にはならない
が、それ自体不満はない。ただ、子供1人年間31万2千円。中学卒業まで支給するというアイデア
は美しいが、現実的にどうだろうか。例えば子供2人いる世帯があるとして15年間にその世帯に
国から1000万円の補助金がでるという政策だ。子供のいる世帯にとってありがたい話だが、1000
万円とか聞くと個人の自助努力をスポイルする政策にも聞こえる。あまりにも国に依存しすぎな
いか。子供手当ての導入にあたって毎年5兆円以上のコストが必要である。しかも民主党はこれを
恒久処置とするわけであるから、例えば10年間で50兆円以上を国民に配るわけだ。別に配るのが
悪いとは思わないが、格差是正を目的とするならば、給与所得を上げる為の雇用の創出に使った
方が良いのではないか。個人的には困窮者へのセーフティネットは拡充すべきだが、乞食を増
やすような政策にも聞こえてしまうのは私だけだろうか。失業者が増加するのは企業が十分な仕
事がないことから雇用を増やさないのであるし、賃金が増えないのは利潤を上げられる競争力の
ある企業、言い換えればグローバルに競争できる優れた日本企業が増えていないのが問題ではな
いのではないか。優れた製品開発、技術力のある企業、よりよいサービス、革新的なアイデアに
より個人が容易に起業ができる社会。社会的弱者に対して政府だけでなく個々人が手を差し伸べ
ることを可能とする柔軟な寄付税制に支えられた博愛主義思想の浸透した社会を目指すべきでは
ないだろうか。もしくは10年で50兆円を使うのなら、今は苦しくとも新しい産業を国家を挙げて
創造して失業者を減らし国民全体の所得水準を引き上げるとか。もしくは実施をするにしても少子
化対策強化の為に5年、10年の時限処置とするとかして野放図な支出政策に対する牽制装置を組
み込むべきではないのか。

仮に、30年後に少子高齢化問題が解決したとする。(例えば出生率が2を超えたとか)すると子育て
支援を廃止しようとすると消費税どころではない猛烈な反対運動が起きるのではないか。人口構成
が正常化しても10年50兆円の支出を続けなければ、政治体制を維持できないという不健全な政治状
況が生まれるリスクはないのだろうか。少子高齢化の問題解決を目指すならば、長期的に問題の解決が
見えた段階ですっぱりやめますと先に言っておくべきではないだろうか。所得再配分機能の是正と
少子高齢化問題の解決策としてはやはり一律、全国民という、評判の悪かった定額給付金みたいな
ことは避けるべきではないか。という疑問がどんどん沸き起こってくる。このようにけちをつけよ
とするといくらでもつけられそうだが、実際に5兆円がどの階層に分配されることになるのであろう
か。政府の世帯統計で今回対象になる世帯はどの程度か見てみよう。



 矢印と囲みが間違っているが、対象となりうるのは1700万世帯。全世帯が4800万世帯だから、35%
の世帯が対象だ。単純化すると「国民3人の内、1人に500万円を国からプレゼント」(子供のいる人限定)
子供が2人ならダブルチャンスで1000万円、3人ならトリプルチャンスで1500万円。4人ならなんと
2000万円を無条件に支給となる。先の所得再分配の図表でも分かるが、例えば所得300万円以下の
階層に対しては国による再配分によって年間100万円以上の便益が支給されている。子供手当ての
期間に合わせて考えると世帯あたり1500万円が便益として支給されている。それに加えてさらにプラス
というのは少子高齢化是正という看板がないとなんとも不公平感がぷんぷん匂うではないか。テレビで
よくやるのは生活苦から中学、高校への進学をあきらめるとか、生活費が足りない上に仕事を失ったと
かいう悲惨な話が多いが、それは国民全部がそうであるわけではない。マスコミはキャッチーな部分を
取り出してニュースにしているのであって、世の中全てがそうであるという印象を受けてはならないの
である。そういった悲惨な家計に対しては生活保護の拡充であるとか、奨学金制度の充実、中学、高校
授業料の無償化などいろいろとやり方があるのではないか。民主党の子供手当てを全て否定するもので
はないが、制度設計をしっかり行って将来の禍根を残さないようにしてもらいたい。


拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

株主優待利回りの測定(1) 東急レクリエーション

2009年09月06日 | Weblog
 株主優待制度は投資家にとってもうれしい制度だが、その内容はすべての投資家の
ニーズにマッチしているとは限らない。伊藤園などの飲料メーカーのように自社商品
だったり、ある企業ではクオカードだったりさまざまだ。最も歓迎されかつほとんど
すべての投資家に受け入れられるのはやはり配当金だが、優待制度でもらえるものに
は換金性の高い商品もある。



東急レクリエーション(9631)は映画の優待券が貰える銘柄で新宿ミラノ、上野東急の他に
全国の109シネマズで利用できる優待を発行している。優待内容は表の通りだが、
実際にヤフーのオークションで換金して実際の優待利回りを測定してみた。実際には
もっと保有しているが、1000株保有している場合を想定して計算。1000株保有
すると6枚綴りのA券を年間6冊、B券2冊をもらえることになる。年間でいえば109
シネマズで22回、新宿、上野なら36回映画にいける計算となる。すべて現物として
鑑賞に利用すれば一回1800円とすれば72000円。株価541円で考慮すば13.3%
となる。配当金を含めて14.4%。数字だけ見ると結構すごい。

               実物の優待券左がA券、右がB券


 すべて現物としての経済効果を受ければ確かにそのような利回りとなるが、実際に
のキャッシュフローベースでの利回りは異なってくる。チケット屋に換金すればその
利回りは驚くほど低くなる。一番キャッシュフローベースでの利回りを高めるにはや
はりヤフーのオークションなどで換金するのが最も有効だろう。但し、その場合の労力
はコストとして考えなくてはならないが、今回はその部分は無視した。実際にヤフーに
出品し、A券、B券ともに別々に出品して、実際に落札された。

           ヤフーでの落札価格
(A券6枚綴り)     ( 810 x3)
                      =2430円
(B券2枚綴り)     (1820円 x 2)
                     =3640円
-----------------------------------------------------
小計                    6070円         
オークション会費            -346円
オークションシステム利用料     -128円
配当金                  6000円
源泉税                  -600円
------------------------------------------------------
合計キャッシュフロー            10,996円

という感じになった。1株あたりにすると 10,996円で配当利回りは2.05%となる。109
シネマズで利用できるB券の人気が高い。A券でも109シネマズで利用可能だが、
A券2枚必要。2倍しているのは年2回発行しているからで今回売却分5-10月分
有効のものを売却。従って正確な利回りかどうかは少し疑問だ。優待券を貰うと同時
に有効期限が6ヶ月ある状態で測定すべきなのだが、実はずっと忘れていた。実際
の利回りらはもう少し高いかもしれない。
昔はもっと使い勝手がよかったのだが、現在は切り離し無効となっているので価値
は以前と比較すると下がった。松竹や東京テアトルのように株主優待カードの発行
に切り替えて換金を禁止する会社もある。株主にとってはただでも少ない配当金の
足しにしようと思っているのにわざわざ禁止するのはいただけない。それに優待券
で入場した株主外の人でも当日パンフレットとか、飲み物を買ってくれるかもしれ
ないのに。その辺の感覚はおかしいのではないかと思う。

 予想はしていたが、やはりこんな感じになってしまうものだ。実物を消費することで
2桁の利回りが実現できるが、キャッシュフローベースでは利回りが2倍になるのが関の山
だ。それにしても少し腹が立つのはヤフーのオークションだ。システム手数料が5.25%と
バカ高い上に毎月会費を346円取られる。年間4152円だが、オークションを昔やって
いて今何は何もしていない人は結構いるだろう。さらにそのまま退会していない人は結構いる
と思うのだか、退会するのを忘れている人は毎年ヤフーから4152円を盗まれていること
をほとんど知らない。そういった「忘れていて気がついていない会員」が恐らく何十万人、
いやもしかしたら100万人位いるんじゃないか。この記事を読んでいる人でヤフーの
オークションを昔やっていていまはほとんどご無沙汰な人。確認した方がいいですよ。

結局、保険の不払い問題も契約者が忘れていたら会社は知らんぷりを決め込むことで過去に
巨額の利益を会社に蓄積してきた。それが問題になった途端、生損保は真面目に保険金を
払うようになった。今のヤフーはまさに昔の生損保だ。アクティブでない会員が、忘れている
を幸いに数次のシステム利用料の値上げ、会費の値上げを行い、値上げによるサービスの
改善やメリットを会員に伝えようとしない。というか、何も改善していないので伝えられない。
個人的にはシステム手数料を取る位なら会費を無料にするべきだし、会費をとるならシステム
手数料を無料にするべきだろう。この問題、何か昔大騒ぎになったグッドウィルのデータ装備費と
本質的に同じじゃないのかと私は考えている。みなさん気をつけまょう。


拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PC買取サービス

2009年09月05日 | Weblog
 最近は環境意識の高まりというか、ごみを捨てるのも結構大変な世の中になってい
る。大昔にはごみの分別なんていうのは粗大ごみとその他位しかなかったが、今では
結構細かい分別が必要で、昔は粗大ごみ扱いではなかったものまで粗大ごみになって
しまっている。パソコンなんかは昔は気にせずに捨てたり(粗大ごみとして)、人に
あげてたりしていたものだが、今は個人情報の流出が怖くて簡単に捨てることができ
ない。PCの買い替えで古いパソコンの処分をどうしようかと思っていたが、持っている
NECのPCはNECは購入ユーザーから中古パソコンの買取をやっていた。ヤフーのオークショ
ンに出してもよいのだが、はやり個人情報の流出も怖いのでこちらにすることにした。

5年前に買ったNECのパソコンは水冷式、メモリ1GB、300GB HDD、ペンティアムD、17インチ
ディスプレイは当時としては先端の部類で値段も確か30万を超えていたと記憶しているが、
実際に査定してもらうことにした。最初のメールでは7千円くらいとの提示だった。まあ、
そんなものなのかと思い実際にPCを送って2週間。相手からの返事が来た。

 見ると買取価格が2660円。えっ...そんな安いの。よく見ると配送料2940円も取られ
ている。加えて1400円マイナス査定。説明にはケースに傷がついているという理由ら
しい。どのみち捨てるにしてもリサイクル料金がかかるのでこれでOKしたが、最先端
のPCも5年たつと99%減価してしまうというのも少しさびしい話だ。だからこそネット
ブックのような安いPCが人気になるのだろう。あまり高いPCを買うと損するというの
をみんな分かっているからだろう。それにしても安い。



拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツルハホールディングス株主優待2

2009年08月29日 | Weblog
商品券が届く。500円券で3千円分。いままで利用したことがなかったが、早速、
使ってみよう。シャンプー、石鹸などの日用品の買い物に利用するのが一番だ
ろうか。商品券単独での配当利回りは1%以下。優待狙いとしてはあまりにも
効果が小さい。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PS3の活用(10)

2009年08月22日 | Weblog


 動画のエンコードがいまいち理解できない。せっかくMMDで作成した動画もAVI出力したときに
WMP(Windowsメディアプレーヤー)で読めてPS3で認識しないというケースが多い。PSでカバーで
きる動画コーデックの種類が少ないのがその理由だと思うが、Super Cなどで変換しようとする
と何故かエラーがでる。というかSuper Cでの設定がいまいちわからない。Yutubeなどでは従来
の4:3の画面から16:9のHD画像対応になって出力もHDにしたいと思うのだが、これがまたうまく
いかない。

 Divxで動画の圧縮をしようとすると640x480の時はうまくいったのに、1280x720ではうまく圧縮
されず、ひどい時には無音声になってしまう。動画エンコードに関する初心者向けの本でもでて
いればよいのだが、何故かない。では無圧縮で出力するとファイルが2分の動画で4GBになってし
まい圧縮しようとしたらSuper Cでエラー。WMPで再生すると今度は画面が壊れている。やっぱり
壊れているので今度は圧縮方式をDivxからMicrosoft Video Iに変更して試すと今度はうまくいっ
た。そのかわり4GBのファイルは1GBにまで圧縮されたが、これでは大きすぎる。出力ファイルを
ではAviutlで読み込んでDvixで再圧縮してみようと試みたが、今度はAviutlが読み込めない。
何故?

 AviutlでHDファイルの入力ができない。いろいろ調べたら設定がおかしいということでそれを
やってみる。「ファイル」「環境設定」「システムの設定」で見ると。おおっあるある。ここだ。
1280x720に設定する。早速HDファイルを読み込もうとすると....あれっ。できない。インターネ
ットで格闘すると見つけました。そうかプラグインがない。なんだかよくわからないが、
PV3-AviUtlというプラグインをダウンロードする(http://earthsoft.jp/PV/download.html)。
設定の際にはダウンロードしたファイルを実行しただけではだめで、実行後にプログラムファイルに
展開されるEarthsoftというディレクトリの中にできるEARTH SOFT DV.auiというファイルをAviUtlの
ディレクトリにコピーしなくてはならない。特にREADMEファイルがないので最初はわからなかったが、
それだけでできるようになる。そして実際に設定すると。あっ。できた。実際先ほどのMicrosoft Video I
による動画コーデックをAviUtlで再圧縮したら128MBになった。



 それでHD入力ができるようになったので早速PS3で見てみると「非対応データです」とそっけな
いエラーメッセージ。おいおい。Divxでの動画圧縮がうまくいかない理由がわからない。しかた
ないのでXvid MPEG4を試す。Divxと互換性のあるコーデックだから細かく設定しなくてもデフォ
ルトで圧縮したらうまくいくんじゃないかと思った。Xvidはここからダウンロードできる
ようだ。(http://www.xvid.org/Downloads.15.0.html) MMDで出力すると4Gが241MBになった。
さっそくサーバー用のPCのHDDに移してPS3で見てみる。おおっ。映った。しかしPSの対応コーデ
ックが少ないのもそもそもの原因だ。なんとかして欲しい。とりあえず16:9のHD画像のエンコード
に成功したが、何が良くて何が悪いのかいまだに不明。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MMDを触ってみる(3)

2009年08月16日 | Weblog


Windows100%という雑誌の付録にPMDデータが載っていたので遊んでみた。相変わらず
自分でモーションデータを作成することはできていないが、こうやって遊ぶことは可
能。一応、オリジナルキャラクタらしい。モーションデータの作成は一度トライして
みようと思ったが、歩かせること自体困難だった。一つのモーションデータ作成に恐
らく3ヶ月くらいかかっていると思う。だから公開されているモーションデータが少
ないのだろう。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型CPUとパフォーマンス

2009年08月07日 | Weblog
 新しくパソコンを買い換えてOSもいままで使ってきたXPからVistaに変えた。Vistaの
評判はとても良くないけれどWindows 7への無償アップグレードがあるので買い換えた。
初めて使うVistaの印象は「使いにくい」だった。まあ、それは当然とも言える。やはり
使い勝手が変わるわけだからそうなるのだが、それでもWindows2000からXPと帰ったとき
と比較するとかなり使い勝手が違う。特にシステムの安定性がよくないという印象がある。
気のせいかなのかもしれないが、システムが応答しないことが時々あるような気がする。
64ビットバージョンなのでもしかしたら32ビットのソフトの不具合かとも思えたが、そ
れでもシステムの信頼性に不安が残る。

 パフォーマンスに関してはとても期待していたのだが、実際には期待はずれというの
が実感。動画のエンコードソフトでその速さを実感しようと思ったが、あまり変わらな
いというか。なんか速くないという印象。テレビ放送された動画をエンコードソフトで
MPEG2に変換したが、DVD一枚分1時間40分の動画エンコード(DVD形式からMPEG2形式)で
時間として20分。前の機種でもそのくらいだったと記憶しているのではっきり言って期待
を大きく裏切った。VistaにSP2を適用してもほとんどパフォーマンスが改善していない。
んーー。ちょっとこれは。とおもったら、次に同じ長さの動画をエンコードしたら、
今度は7分しかかかんなかった。いったい何。システムが不安定なのか。利用したのは
TMPGEnc MPEG Editor3だ。そういえば最初のはVRモードをエンコードしたけど、2回目は
Videoモードだった。そのせいだろうか。それでもエンコードのスピードが速い気があ
まりしないのは何故。CPUのパフォーマンスは単純にいっても3倍以上になっているはず
なのに。HDDがRAID1のせいだろうか。RAID1はRAID0と違って同じ内容を2つのディスク
に書き込むからか。でもRAID0はHDDクラッシュを考慮すると対象外なのでやはりこの
辺で妥協すべきということだろうか。

 それ以上にVistaで面食らったのはユーザーアカウント制御(UAC)だ。これはVistaを
使えばわかるがこれが本当にうざい。UAC自体はセキュリティの為だということなのは
わかるがせめて信頼するソフトを指定することができるようにしてほしい。いちいち、
確認を求められるのはどうかと思う。後はすでに沢山のユーザーから批判されているが
やはり遅い。とにかく遅いという感じ。XPのダウングレードサービスがあるが、あれだ
け遅かったらXPに落したいと思うユーザーが続出するのもうなずける。最新のCPUを使用
してこれじゃほとんどの人はがっかりだろう。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型PCを導入

2009年08月06日 | Weblog
まえまえから、PCのリプレースを考えていたが、どうも現在のPCのパフォーマンス
が劣っていると感じたことから思い切って導入した。本当はNECの水冷が欲しかった
が何故か最新のCPUにカスタマイズすることができない。昔と違い、NECはPCメーカ
としては下位メーカになってしまったことで部品のバイイングパワーがなくなった
からだろうか、それにしてもまだマウスコンピュータのほうが最新型のCPUを選べる
というのにいったいなぜなんだ。最新型のCPUは発熱量も高いことから水冷がもっと
も適しているのに。

 というわけで今回DELL、マウスコンピュータ、HPなどを検討した。本当は水冷
のNECを候補に入れたかったが、選べるCPUがCore2Quad。Corei7が出たんだから、
それが選べれば少し高くても買ってもよいと思っていたが、それすらない。メモリ
の搭載量も最大4GBまで、それに比べると値段が安くて12GBまで選べる他メーカに
比べるとあまりにも格差がありすぎる。ちょっとなんとかならんかNEC。今回重視
したのはCPUのパワー。最新型のCore i7を選定。メモリはなるべく沢山。12GBを
選択。消費電力が気になったがとりあえずCore i7 950、12GBメモリでいくことに
した。値段を見るとマウスコンピュータが微妙に安い。しかし今回はHPにした。
DELLも高くはなかったが、この2社が圧倒的にコストパフォーマンスがよかった。
グラフィックボードはよくわからなかったが、HPはNVIDIAのGT220というのが省電力
タイプとのことなのでこちらに。さらに決め手になったのがRAID1構成を選択でき
るということだ。マウスコンピュータはHDDのパーティション変更サービスがある
がHDDがクラッシュした経験を持つ私はどうしてもRAID1もしくは5が必要と考え
たのが大きい。まあ、自分でやればいいんだけど、そこまでできる知識もないし。
というわけでHPのe9190(Core i7 950、12GBメモリ、GT220、1.5TB HDD Raid1)
の購入に踏み切った。20インチモニタを入れて24万円だった。


 そして新型PCが導入されたわけだが、早速セットアップ。設置し、電源投入、
Windwowsのセットアップ......順調に見えたが、いきなりブルースクリーンと
なりエラーメッセージが....えっ。セットアップは慎重にしていたので間違った
ことはいっさいしていないのにもかかわらずである。というか、いままで十台以上
とPCを乗り換えてきたがセットアップでエラーが出たのはこれが初めてだ。やっぱ
HPだな。電源を落とし再度セットアップ。今度はうまくいく。でも、かなり不安。
やはりNECの方がよかったか。

 一番困ったのはやはり騒音だ。水冷がでてから2台続けてNECの水冷PCに慣れて
いたせいか、とにかくうるさい。やはり水冷はすごいな。ちなみにDELLも水冷を
出しているが、水冷にすると13万円もコストが上昇する。やはり水冷はNECか。
しかし、水冷にしてはスペックが低いぞ。騒音はともかく、やはり電力の消費量が
はんぱじゃないな。すぐに熱くなる。それでもパフォーマンスは従来機の3倍以上
に上昇。動画のエンコードも期待したよりは高くはないが。まあそこそこの性能だ。


拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MMDを触ってみる(2)

2009年07月25日 | Weblog




 MMDを触ってみて分かったことといえば、自分で何かを作るという充実感
は確かにあるが、実際にやってみるととても大変だということだ。やはり、
この手の作業は今期がいるようだ。MMDソフトもバージョンアップされて現
在5.02が最新だ。早速ダウンロードしてみた。新しいバージョンになって
物理演算という機能が組み込まれた。この物理演算だが、パーツの動作を
物理的に計算させるというものでモデルの動作がより自然に見える。試し
にやってみたが極めて効果大だ。最初に作ったやつと比較してもその違い
がよく分かる。髪やアクセサリーが揺れる動作など特に設定していないの
にも関わらず、極めてスムーズに表示された。作った動画を貼っておいた。
今度のモデルは元々MMDソフトに同包されていたモデルの一人を利用した。
モデル、モーションデータは他人が作成したものであるが、カメラモーシ
ョンと一部の動作(表情等)は自分で作成した。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PS3の活用(9)

2009年07月15日 | Weblog
 自分が購入したDVDや過去に録画した番組を次々にDVDにHDDに落としていくと
なんだかだんだん調子に乗ってきてもっと古いやつもと思い、部屋を探すとああ
出てきた。HDDレコーダーは実はこれで3台目。最初にパイオニア、次にソニー、
そして現在東芝というぐわい。容量も80GB、250GB、600GBとだんだん増加してい
るが、それでもやはり容量が足りない。過去のやつはまあどちらかといえば、ほ
とんど見てないのでそのまま入れるとHDDの容量を食うのでAvutilで圧縮でもし
ようかとまずMPEGエディタでMPEG2ファイルに変換した後でDivXで圧縮しようと
思ったが、ファイルを開けると.....あれっ。なんか違う。ファイル構成がいまま
でと違うではないか。これも調べると。あっ、そうかHDDレコーダーを購入した
時はDVDのVideoモードとVRモードの違いがよく分からず、VRモードで録画した
ソフトが入っている。これって...既に昔のハードはなく、一旦HDDに戻してVideo
モードに使用かと考えたが、とりあえずMPEGエディタで読めないかとやってみる
と....あっ、読めた。

 なんか凄いぞ。VRモードで過去に録画したソフト(但し、ファイナライズは必要)
はTMPGEnc MPEG Editor 3で読めるし、それを一般のMPEG2ファイルで出力すれば
編集し放題だ。それで圧縮しようかと思ったが、結構量がありやはりそのままHDD
に落とすことにした。現在のPCのパワーではエンコードする時間があまりにもかか
り過ぎる。PCは買い換えたいがその前に引越ししないと。部屋が狭すぎ。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PS3の活用(8)

2009年07月08日 | Weblog
 結局、HDDがFAT32のままではこの先不都合になるかもしれないと思いフォーマッ
トすることにした。まずは外付けディスクの内容を全て本体に新規に作成したワー
クファイルに避難させて、NTFSでフォーマット。この作業は一瞬で終わった。
クイックフォーマットを実施したせいか、あまりにもあっけなく終わる。その後、
本体から外付けにコピーして終了。以前購入したDVDソフトを追加でHDDに移す。
4GBの制約がなくなったので、結構さくさくとはかどる。調子にのってコピーして
いると気がついたら既に1TBのHDDのうち、115GBも使用している。結構消費量が激
しい。圧縮してコピーしたいのだが、MPEGエディタではMPEG2でしか圧縮できない。
1時間の長さで4GBも消費してしまう。なんとかならないか。どうしてだかSuper C
の出力したファイルはPS3で認識しない。Aviutlの出力ファイルは認識するのだ
がなぜなんだろう。相性でもあるのか。Super CでPS3用のファイル出力でも非対応
ファイルというメッセージがでる。

 MPEG2ファイルをSuper CでエンコードしてAviutlで再度圧縮するとPS3で読める。
これは謎だ。2度もエンコードすると一つ処理するのにあまりにも時間がかかる。
Aviutlが直接MPEG2ファイルを読めればいいのにと思ったが、調べるとできるでは
ないか。MPEGファイル読み込み用のプラグインがある。早速、ダウンロードして
プラグインを組み込む。組み込み方がよく分からなかったが、なんか適当にやった
らうまくいった。因みにダウンロードサイトは以下の通り。解凍して一部のファイ
ル名を変更してaviutlのフォルダに置いたらできた。

http://www.marumo.ne.jp/mpeg2/

 DVD DecrypterでHDDに落とし、MPEGエディタでMPEGファイルに変換。Aviutlで
読むと。おおっ。読めた。早速、圧縮をかけてみることにする。AVI出力を選択す
ると設定できる項目がある。映像圧縮をDivX6.8.5 Codecを指定。とりあえずこれ
で圧縮できるはずだ。実行するとこれが遅い。収録時間の1.3-1.5倍の時間
がかかる。1時間なら1時間30分はかかる。おそらくcpuパワーに大きく依存す
るんだろう。私のPCは3年前のハードなのでやはりつらい。圧縮が完了して見て
みると.....なんか変だ。画面がちらつく、動きがぎこちない時がある。なんでだ。
いろいろ検討した結果、設定したパラメータがおかしいんだろうという結論。

 圧縮プログラムを選択すると設定タブがクリックできるようになっている。これ
だな。見ると...ああ...そうだね。スピード重視の設定になっていて圧縮率も最大
しかも700MB以下に抑えるように設定されている。4GBのファイルを700MBに落と
すとしたらプログラムが優秀でも画質は落ちるだろう。品質重視の設定、DVDの3分
の1に圧縮、音声はCD品質とする。で、圧縮。うぉっ。これも時間がかかる。早速
圧縮されたファイルを見て比較する。おおっ。ほとんど差がない。どっちを圧縮し
たのか知っているので微妙に元ファイルより劣化している気もするが、注意しない
と分からないと思う。2.8GBのファイルが1.4GBとほぼ半分になった。ただ、あまり
にも時間がかかる。幸いHDDにはまだ十分余裕があるのでファイルの圧縮は余裕が
なくなったときにでもしよう。MPEG2ファイルなら、シリーズもののDVD,例えば、
10巻とかあった場合、50GBは使用することになる。まあ、HDDも安くなったこと
だし、しばらくはいいか。因みに購入した外付けHDDだが、1万円だった。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PS3の活用(7)

2009年07月07日 | Weblog
 ウィンドウズメディアプレーヤー11はなかなか使い勝手が良いが、それ以外
でフリーソフトが存在することが分かった。名前もPS3メディアサーバーとそ
のまんまだ。まずはリンク先を書いておく。

http://ps3mediaserver.blogspot.com/

 機能はウィンドウズメディアプレーヤーとほぼ同等だが、PS3と銘打ってい
るだけに余計な設定が必要ない。ファイアウォールの設定など全く必要とせずに
起動することができた。起動すると直ちにPS3がPCを認識する。デフォルト
で全ドライブを認識してファイルがPS3から全て見える。これはこれで凄い。
但し、ウィンドウズメディアプレーヤーと異なる点として、ソフトを終了させる
とPS3からの認識できなる。当たり前といえば当たり前だが、ウィンドウズメ
ディアプレーヤーは設定した時点で常に認識している。どうしてこのような違い
が。このフリーソフトの最大の利点はDVDのファイルであるTSファイルや
ISOファイルが直接読めるらしい。試していないので不明だが、これは利点と
いえなくもない。一々エンコードする必要がないという点では便利だと思う。

 システム的にはほぼ完成したが、一つだけしくじったことがある。それは外付
けHDD(1TB USBタイプ)を導入したのは良いのだが、そのまま何の考えもなしに
使用して後で困ったことがある。購入したのはアイオーデータのHDCS-Uシリーズ
でUSBで接続するタイプ。容量も1TBと十分だ。MPEGエディターで編集した後、
HDDにコピーしようとしたらエラーがでた。えっ、なんで!! メッセージにはHDD
の容量不足とでている。1TBあるのに容量が不足するのは何故。調べるとすぐに
分かった。HDCSシリーズはFAT32でフォーマットされており、4GB以上ファイルの
コピーができない。そういえばそのような単語を聞いたことがあった。でも、
実際に実害がでるとは考えていなかったので特に気にしていなかったが、そんな
ことも起こるんだ。DVDソフトは4.7GBの容量があり、2時間の録画に対応している。
当然、そのまま丸ごとコピーしようとすればFAT32の制限を越えることになる。

それにしても1TBの容量のハードディスクをFAT32でフォーマットする理由ってな
んだ。大容量のHDDがほしいから外付けを買ったのに。全く納得いかないが、こ
のままでは進まない。NTFSにフォーマットしなおす必要があるが、その場合、
一度本体のHDDにコピーしてフォーマットしさらにコピーという手順が必要。全く
面倒くさい。とりあえず、それは後回しにして分割してコピーすることにした。
MPEGエディタだからできる芸当だ。それでも読み込んだDVDをDivXとかで再圧縮と
かできればいいのになんでMPEG2しかサポートしていないんだ。まあ、それだから
PS3で安定的に認識できるのだが。他のフリーソフトで再エンコードすると何故か
PS3で認識しない。普通にMPEG4、MP3のAVIファイルを読めない。REALPLAYERや
Windows Media Playerで読めるのにである。何故だ。謎は深まるばかりだ。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PS3の活用(6)

2009年07月07日 | Weblog
 環境が整備されてくると欲がだんだん出てくるもので、過去に買ったDVDソフト
もなんとかしたいという気持ちになってくる。社会人になってから買いためたソ
ふとは結構ある。今から考えるとかなりソフトに金を出したものだ。DVDソフト
は中古では買った記憶がないことから平均で5-6千円。DVDボックスなら2-3万円
を出して買っていた。そのソフトの大半は購入してしばらくした後はしまってし
まいほとんど見なくなっている。やはりここはライブラリ化をしてHDDに放り込
んでおけば見るかもしれないし、高い金を出してそのままというのは極めて非効
率だ。

 これも調べたらすぐ分かった。DVDのほとんどはプロテクトがかかっているが、
それを解除してHDDに落とし、DVDを焼くといういわば裏ソフトがある。
裏ソフトといってもレンタルでDVDを借りて焼けばそれは著作権にひっかかり、
非合法という意味で裏ソフトだろうが、正規の料金を払ったユーザーが私的利用
のためにHDDにコピーするのだから、裏ではない。DVDコピーツールは沢山あるよ
うだ。これはもともと広く利用されてきたCSS(Content Scrambling System)と呼
ばれるプロテクトが数年前に破られてからいくつかのプロテクトが開発されたこ
とにより、対応するコピーツールも複数出てきている。私が購入したDVDは古い
ものが多く、DVDコピーして別のディスクに焼くという利用法が必要ないことから
最もシンプルでかつ汎用性の高いDVD Decrypter というフリーソフトを採用した。
インターネットで調べればいくらでも出てくるし、雑誌の付録でもついてくるの
であえてリンク先は示さないが、興味のある人はダウンロードしてみるとよいだ
ろう。但し、あくまでも私の場合は正規料金で購入したDVDをHDDに落とすという
趣旨なので変な事を考えないように。といっても多くのユーザーは多分違法
コピー目的なんだろうけど。

 使用法は驚くほど簡単だ。DVD Decrypter を起動し、DVDをセットすると自動的
にファイルを読み込む。それを単に読むだけでHDDに落ちる。これまた凄いな。
時間はかかるが、プロテクトなんてないかのように読んでいく。読み込ませたフ
ァイルをMPEGエディタで読む。これもプロテクトなしなんだから簡単に読む。
それを編集し、一般のMPEGファイルとして出力して終わり。DVDのファイル形式
であるTSファイルでも良かったもしれないが、ウィンドウズメディアプレーヤー
では読んでくれないので一般の単一MPEGファイルとした方がすんなりと認識して
くれる。今回追加で購入したUBS HDDの容量は1TBある。これを使えば過去に買っ
たDVDソフトのライブラリ化が完成する。さらに一歩前進。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PS3の活用(5)

2009年07月05日 | Weblog
 このMPEGエディタだが、金をとるだけあってよく出来ている。コマ毎に編
集できるのはあたりまえだが、それに加えていろいろと動画への効果を加える事
ができるようだ。まだ動画編集までやったことはないが、これから少し勉強して
みてもいい。録画番組のHDDへの落とし方は極めて簡単だ。まず録画DVDを
エクスプローラーで開き、ファイルを全て選択しコピーする。それからMPEG
エディターを起動させ、ファイルを読み込むだけ。それで編集して出力。たった
これだけだ。単一のMPEGファイルとして出力できるし、DVD用ファイルと
しても出力と選べる。PS3で見るなら一般のMPEGファイルにした方が、す
んなり読み込める。

 とりあえずライブラリ化はできることになったが、それでもまだもうすこし何
とかならないものかと考えた。まずDVDをPCのHDDに落とせるようになっ
たのはいいものの、いちいちDVDに焼くという作業が入ることには変らない。
それではいままでとそれほど変らない気もする。一番いいのはDVDレコーダー
からLAN経由でPCに直接取り込むのが最も早い。そんなことは出来ないだろ
うと思っていたら、なんとできるじゃないか。私の所有している東芝のDVDは
ネットDEダビングという機能がある。レコーダーを買ってからDVDに焼くと
きDVD、HDD、ネットワークの3つの選択肢があるのは記憶していたが、正
直ネットワークってなんだろうと漠然と考えいた。LAN経由でPCにデータ転
送するフリーソフトがあるので紹介しておく。

----------------------------------------------------------------------------
【ソフト名】 VirtualRD for Windows Ver1.01
【作 成 者】 竹内正生 (masao777@tky.3web.ne.jp)
【1次配布元】 http://www.roy.hi-ho.ne.jp/masao/rd/
----------------------------------------------------------------------------

 このソフトを起動するとPCがレコーダーからのデータをスタンバイする態勢
となり、東芝のレコーダーで一括高速ダビングを選択し、録画データを選択、
ネットワーク転送を選択すると転送先が表示される。少し問題なのは転送先が
複数出るときがあるが、どのハードを指しているのか分からないという点だ。
大抵、最初のやつがPCのメインのHDDを指しているらしい。実際やってみた
が、これならいちいちDVDを焼く手間が省けるのがいい。但し、転送して元の
録画を消去した後で、HDD内のデータに問題が起こるというリスクもあるだろ
う。そういう点からすればDVDを焼くというのも面倒だが、永久保存したい録
画に関しては手間を惜しんではいけないということだ。これで本来の目的はほぼ
達成した。PS3の活用という点においては十分だろう。但し、やはり気になる
のはPS3の消費電力がでかいということだ。パソコン並みに高い。そう考える
とメディアプレーヤーを購入するのが最も無難かもしれない。でも、そうだとし
たらMPEGエディタを買う必要はなかったかも....

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PS3の活用(4)

2009年07月05日 | Weblog
 とりあえず、Yutubeなどの動画サイトからダウンロードしたファイルは読
めるようになった。こうなると今までためてきたDVDをPCに取り込んで
ライブラリ化したい。前々から出来ないんだろうかと思っていたが、あまり
真剣に考えておらず、またどうやったらよいのか全く知識がなかった。
DVDレコーダーは本当に便利だが、消したくない映像を取っておくと、
HDDの容量がいっぱいになる。少し取っておきたい位の映像は容量がいっ
ぱいになりそうになると結局消去していた。今のところ、消去して後で後悔
したという例はないのだが、やはりそういうのは取っておきたいし、何らか
のきっかけでまた見るかもしれない。だから、DVDレコーダーも4TBく
らいのものが発売されないかとも思ったが、何故か主流は300GBだ。
地デジやHDならすぐなくなってしまう。惜しいと思った録画はやはり地道
にDVDに焼くしかないのだが、これがまたかなり億劫だ。HDDの容量が
きつく感じるまでやる気が起こらない。まずDVDを買ってくるのは良いが
フォーマットして、録画映像のCMのカットなどの編集作業を行い、プレイ
リストを作成してDVDを焼く。なんだかんだで結構時間を食う。

 今度の件からどうやらライブラリ化は可能であるとの感触を得て早速調べ
る。RealplayerやWindowsMediaPlayerで読めるんだから、そのままHDDに
出力できるかと思ったら、世の中そう簡単ではなかった。まずはDVDの
映像ファイルを単一のMPEGファイルにする手段が思いつかない。いろい
ろ試したが、どうやらフリーソフトではないようだ。さらに調べると有料で
あるが、MPEG編集ソフトの存在を知る。ペガシス社のソフトウェアで
DVDファイルの読み込み、編集、HDDへの出力、DVDを焼くなどの
機能がそろっている。お試し版を使ってみてサンプルを出力するとすんなり
とうまくいった。やはりお金をとるだけあって、出力が早い。他のフリーソ
フトを探してみたがどうやらないようだ。

ソフト名 「TMPGEnc MPEG Editor 3」

(内 容)
TMPGEnc MPEG Editor 3 はMPEG-1/2 動画ファイルのカット編集に特化した
ソフトウェア。パソコンのTVキャプチャ機能や TMPGEnc XPress シリーズで
作成した MPEG ファイルなどをはじめ、TMPGEnc DVD Author で作成した DVD
はもちろん DVD レコーダーなどで作成/録画した DVD メディアからの読み
込みに対応し、また、HDV ビデオカメラで録画したハイビジョン映像の機器
を直接取り込むことができる。

(機 能)
「Blu-ray Discへの対応」
「EASY DVD-Videoオーサリング機能の搭載」
「高速サムネイルと高速描写」
「バッチツールによる連続書き出し機能」
「HDV キャプチャ機能及び、HDV 向け MPEG ファイルの作成に対応」
「クリップ間トランジション機能」
「MPEG ファイルのトランスコード機能」
「タイムスタンプ補正されている MPEG ファイルに対応」
「DVD-VR フォーマットでの書き出しに対応」
「音声フィルター機能搭載」

これだと思い、すぐに購入。5600円。高いといえば高いが、DVDを買い
集めるよりもソフトウェアに金がかかっているわけでもないし、リビングで
見れる効用を考えると高くない。ダウンロードしてライセンス取得。早速、以前
落としたDVDを読み込ませ、HDDに落とす。結構早い。で、結果は当然なが
らPCで読めて当たり前だが、問題はPS3でちゃんと認識するかだが、これも
一発で認識。おおっ。これで録画DVDのライブラリ化が可能となった。

拍手する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする