花まつりはお釈迦様のお誕生をお祝いする仏教行事です。幼稚園では1か月遅く、5月6日(本来は4月8日)に3部に分けて行いました。今回は一宮市仏教会の花まつりと合同で行うことになり、基本的に幼稚園のプログラムに合わせて頂くことになりました。1部は年少組、2部は年中組、3部は年長組で仏教会と合同で行いました。初めての花まつりを経験する年少さんは「こどもの花まつり」の歌を歌って、先生たちの演じるパネルシアター「おしゃかさまのお誕生」を観ました。その後おうちの方と一緒に甘茶をかけてお参りしました。 年中組さんは献灯献華、灌仏を代表の園児が緊張しながらも堂々と行いました。また年長組女児の「礼讃舞」を見て、花びらの舞う様子や荘厳な音色のする仏教道具を使った舞に見入っていました。その後パネルシアターを見て花まつりのいわれを詳しく知り、最後に甘茶をかけてお参りしました。 3部の年長さんは仏教会会員のご住職方と一緒に参加し、「三帰依文」をお唱えしました。また参詣者全員の健康やコロナの収束、ウクライナ等の世界平和を願ってみんなでお十念を唱えました。 三部では玉置住職よりお釈迦様のお話を子どもたちにもわかりやすくして頂きました。生まれてすぐに歩き、天と地を指して「天上天下唯我独尊」と言われたと伝えられています。命は一つしかない尊いもの、同時に自分以外の命も尊いものです。母親の母性のような無償の愛を誰にでも注げるようになると争いごとはなくなるでしょう、と締められました。コロナの関係で甘茶はその場で飲むことはしないでティーバッグをお土産にしました。ご家庭で味わってくださいね。
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- 愛知県一宮市の剱正幼稚園(けんしょうようちえん)です。仏様の教えを大切にしています。http://www.kensho.ed.jp
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