10月23日と24日の2日間、幼稚園のすぐそばの本町商店街で秋の祭り「おいち祭り」が開催されました。そのオープニングを年長さんが飾ってくれました。春のこいのぼりフェスタ、夏の七夕まつり、そして秋のおいち祭りと参加して園児には馴染の商店街です。ポンポン演技と太鼓演奏を軽やかな曲に合わせて年長児全員で元気一杯発表できました。中でも長い商店街の路上をドラムマーチだけで歩くのは初めてのことなので音が揃うか心配でしたが、園児の気持ちが見事に一つになっていて立派に演奏できました。沿道のたくさんの方から温かい拍手を頂き演奏し終わった園児の顔からも笑みがこぼれました。地域の皆様から支援されてまた一つ大きく成長出来た事に感謝申し上げます。保護者の皆様も数々のご協力有難うございました。
7回目の剱正ひろばは「粘土あそび」をしました。朝からニコニコして楽しみに登園してきてくれました。木の粉が成分の粘土は無害無臭で小さな手にもよく馴染みました。それぞれお母さんと楽しいお話をしながら粘土の世界で遊びました。小麦粉粘土でよく遊んでいる子や、泥んこ遊びの好きな子など実に楽しそうでした。終わってからの手洗いも順番を守って上手に出来ていました。幼稚園ではこれから作品展に向けて指先を使った活動が増えてきます。色々な材料に触れ感触を楽しむことも大切です。11月21日の作品展にはどんな作品が出来ているかまた、見に来て下さいね。
運動会が終わって少し爽やかな季節になった10月に祖父母の会をして、おじいちゃんやおばあちゃんをご招待して遊びました。年少さん、年中さん、年長さんの3部に分かれて歌や踊り、楽器あそびなどを披露しました。恒例の年中さんの手話ソングは「どんぐりころころ」でした。年長さんも「ふるさと」を二部合唱と手話で発表しました。これらの童謡はおじいちゃんやおばあちゃん達も懐かしく、一緒になって歌ってくださいました。手話ソングも先生の指導で園児とお客様が一体となり、優しい雰囲気に包まれました。会場では子ども達の元気に発表する姿に涙ぐんで見えるおばあちゃんもありました。おじいちゃんやおばあちゃんから受け継がれてきた命を大切にしますという内容の歌「みんな・たからもの」を年長さんが心を込めて発表すると会場から大きな拍手が湧きました。いつまでもお元気で、そしてお孫さんのことをこれからも見守っていて下さいね。本日は有難うございました。
10月になり、ようやく秋らしくなってきました。剱正ひろばも7回目を迎えます。今回は、幼稚園児にも人気の粘土遊びを行います。お母さんも一緒に童心に帰って遊んで下さいね。剱正ひろばが初めての方もお越しください。たくさんのご参加をお待ちしております。
秋晴れの下、年長さんがお芋ほりをしました。5月に苗を植えてからどのくらい大きくなったか楽しみにしていました。運転手さんが芋のつるを切って下さりいよいよ子ども達が掘りはじめました。「あった!」「なかなかぬけないよー」「誰か手伝ってー」などにぎやかな声が周りの畑に響き渡りました。大きなおいもがたくさん採れましたが例年に比べると数が少なかったのが残念でした。これも猛暑だった影響でしょうか…年長さんは年中さんや年少さんの分まで一生懸命に掘ってくれました。みなさん、おうちでおいしく食べて下さいね。
在園児の保護者の方を対象にした研修会がスポ文で行われました。講師は心療内科、児相嘱託医、小学校スクールカウンセラーの明橋大二先生で、「子育てハッピーアドバイス」シリーズは330万部を超えるベストセラーとなっています。その先生が『子育てがラクになるコツ教えます』というタイトルで講演して下さいました。会場は熱心な受講生で埋まり、先生の気取らないお人柄とユーモアのある解り易いお話で2時間があっという間に過ぎました。今の子どもを巡る問題の根っこは、自己評価(自尊感情)の低さによるという問題定義に始まり、それを高めるには子どもの頃の親のかかわり方によるものが大きい。子どもの心は「依存」と「自立」を繰り返しながら成長していくものなので、過干渉や放任にならないよう対応し、具体的には、①スキンシップを多くとる ②子どもの気持ちを汲んで、言葉にして返す ③話をよく聞く ④子どもの頑張りを認めてねぎらう ⑤心からありがとう の5つです。そうすると自分は人の役に立っていると思えたり相手を思いやったりできる豊かな心情が育ちそれが「生きる力」となっていきますよ、と話されました。終わってからの質疑応答にも実話を交えて解り易く教えていただきました。受講されたみなさんには、明るい笑顔と共にたくさんのコツを持ち帰っていただきました。明橋先生有難うございました。