さくら日記でございます。

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★実は身近な現実、スパイってこんな感じ?我が日本は大丈夫なのか?

2019-11-12 06:32:36 | 「本」

お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?

今日は本です。
なかなか生ナマしい内容です。
まだ、読んでいる途中なんですが書いてしまいます。
「山田敏弘」さんの「CIAスパイ養成官」です。
サブタイトルは
「キヨ・ヤマダの対日工作」

ネット上で語られる
陰謀論といわれる話。結構好きで見ているのですが
これは、たぶんナマナマの話ではないかと思います。

まずは、「山田敏弘」はどんなかたか見てみると
国際ジャーナリストで
米マサチューセッツ工科大学の元研究員
なんだそうです。
あのMITですよね。
正確には
講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版
に勤務。その後にMITで活躍されていたそうです。

そんな山田さんの作品。
今回はCIAそして、そのスパイの養成官の話です。

平和ぼけしている、私にとっては
スパイと言えば、小説、映画の世界って
イメージですが、
この世の中、みんなが知らない
光と影があるようです。

話の主人公は「キヨ・ヤマダ」
もうすでに他界していますが
本の表紙の写真をみると
美しい女性だったことがわかります。

通常CIAの情報は超極秘
もれることが無い情報なのですが
著者の山田氏と、その知人との会話。
「興味深い女性と知り合った」
そんな話から調査が始まり、
CIAについてのこの本が出来たようです。

知人がその話を聞いたのは
ホームパーティ。
楽しく会話が盛り上がっているなか
メンバーの人「キヨ・ヤマダ」
「もう話しちゃっていいかしらね」

と語り始めます。

では、その
「CIAスパイ養成官」「キヨ・ヤマダ」
どんなことを教えていたのか
ちょっとだけのぞいてみます。

キーワードは
「対象が困っていることろを探れ」です。

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CIAの諜報員が、ある全国紙の名の知れた記者を
エージェント(現地の協力者)として
取り込もうと画策していた。

しかも、協力者に仕立て情報を提供させるだけでなく
記者を意のままに動かすことを狙っていた。
記者の方向性などに影響力を行使できれば
日本に対する世論操作にも使える。

ある日のこと。
この諜報員は、目を付けていたその記者が大けが
をしたことを知った。
しかも、しばらく入院することになるとの
情報を得たことで、

日本語が達者な諜報員は
出張で日本に滞在しているキヨにアドバイスを求めた。

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こんな流れのなか
キヨのしたアドバイスは
入院先として考えられるところに
片っ端から電話をかける。

その歳には、威厳のある物言いで尋ねること
「見舞いに行きたいのだが
〇〇新聞で記者をしている××さんは
そちらに入院しているということで
間違いないかね」

入院先の病院を調べているあいだに
その新聞記者が書いた記事を
諜報員が調べます。

そして、ジャーナリストとしての仕事ぶり
記事の内容について褒めたたえた
手紙を出します。

こうして、段取りしたあとに
お見舞いに向かいます。
「突然のお見舞いで大変失礼いたします」
「米大使館の政治担当オフィサーをしている者です。
普段からあなたの仕事には感服しており、
入院されていると聞き及びまして、
たまらず、お見舞いに参りました。」

出来すぎた話のような気もしますが
ですが、そんなふうにアプローチされて
悪きはしません。

そこから、記者との関係は少しづつ
深まっていきます。
こまめに病院にお見舞いに通い
気の利いた、入手困難な品々などを
差し入れます。

それだけではなく、記者が欲しがっているような
アメリカの情報も少し
話たりします。

そんなやり取りの中で
記者の「困っていることがないか」を探ります。

あるとき
ちょっと離れたところからお金の話題を
ふってみます。
「私たちは国に仕える身ですから
自由は効かないですよ
給料だって、大した額ではないですから」

そんな話をすると
記者からこんな言葉が
「いやあ、入院なんて予想もしなかったのでね
入院費の支払いもたまってしまって、
大変な状態ですよ」

諜報員の「しめた!」そんな顔が目に浮かびます。
そこで、すかさず
「治療の足しになるようなら、援助もできますよ」

こんな流れで人間関係が
つくられているようです。

この他にも
コンピュータに不正アクセスして
パスワードやクレジットカード情報を盗み出して
逮捕された人に対して
ハッカーの銀行情報をチェックし
カネを提供する約束で協力者にしてしまう。

さすがと言えば、その通りなんですが
対象が我が日本なので
洒落になりません。

この他にも大きな事件の裏の
CIAの影について語られます。
なかなか
おもしろい本です。

こんな話に興味がある方には
オススメです。

ですが、読んでいて
我が日本の諜報機関って大丈夫なのか
ちょっと心配になりました。

なんとなく
アメリカ寄りの政治が感じられる
今日このごろです。
我が国の情報機関
内閣官房の内部組織の内閣情報調査室
警察庁警備局(公安警察)、
外務省国際情報統括官組織、
防衛省情報本部、
法務省公安調査庁、
海上保安庁警備救難部

いろいろとあるようですが
本当に大丈夫なのでしょうか?

ということで、
今日は本
「山田敏弘」さんの「CIAスパイ養成官」
でした。

 
 
 


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