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★スーパーシティ法案可決 住民合意、個人情報などなど本当に大丈夫なの? 今後をウオッチです

2020-05-31 05:44:41 | 「その他」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日はこのテーマですが
「スーパーシティ法案」についてです。

なんと5月27日の参議院本会議で
与党などの賛成多数で可決

成立してしましました。


この問題についてYOUTUBEで
いろいろと取り上げられていたのですが
今やっとチェックしてびっくりです。

表向きは将来の最先端の技術を駆使した
街づくりのための法案
ということですが

どうも蓋を開けてみると
見えなも問題山積のようにです。
なので今日はその問題について
チェックしていきたいと思います。

◆「スーパーシティ構想」とは

まずは、「スーパーシティ構想」とは
です。

AIビックデータを活用し
くらしを支える最先端のサービスが街に実装され
社会のあり方、
そのものを変えていく都市の構想です。

具体的には、こんな感じです。

・行政手続ワンオンリー
一度行政登録を行えば、申請手続はすべて
個人のデバイスから行える

・キャッシュレス
食事や買い物は顔認証によるキャッシュレスで

・自動配送
必要なものが必要な時に届く

・遠隔医療
自宅が診察室に

・遠隔教育
ひとりひとりにあった教育が
いつでもどこでも受けられる

・自動運転
移動時間も自分の好きな時に

そんな快適で豊かな生活をおくれる街です。
だれもが住みやすく
だれもが自分の可能性を広げていける
くらしと技術が調和した
未来を先どるコミュニティです。

詳しくはこちらです。

スーパーシティ構想の実現に向けて 



◆「スーパーシティ法案」とは

では、つづいて「スーパーシティ法案」とは
です。

正式名称は
「国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案」
といい

今回改正の2つの大きな内容は以下となります。

1.「スーパーシティ」構想の実現に向けた制度の整備

「スーパーシティ」とは、
第四時産業革命における最先端の技術を活用し、
未来の暮らしを先行実現する「まるごと未来都市」
規制改革を伴う複数分野のスマート化の取組を同時に
暮らしに実装し、
社会的課題の解決を図る生活実装実験を行う

2.地域限定型 規制のサンドボックス制度の創設

自動車の自動運転、無人航空機(ドローン)、
これらに関する電波利用など、
高度で革新的な未来技術に関連する
過去に類例のない実証実験をおこなえるような
特区内での規制緩和

◆法案から考えられる問題点

ここまでの話では
便利な未来の都市構築に向けた、法案なんだ・・・
という感じですが

その内容については
私たち自身に関わる大きな問題が
潜んでいます。

それは、「住民合意」に関するもの
そして「個人情報」に関するものです。

詳しい解説については
れいわ新鮮組の山本太郎さん
詳しく解説してくれているので
こちらの動画をご覧下さい。

「住民合意」については前編のこちら

【火事場ドロボー 一途にご恩返しの巻 スーパーシティ法案 前編】れいわ新選組 代表 山本太郎 #国会 #竹中平蔵 #国家戦略特区 #超監視超管理社会を拒否します

「個人情報」については後編のこちらです

【漏れてます? あなたの個人情報 スーパーシティ法案 後編】れいわ新選組 代表 山本太郎 #国会 #プライバシー #ビッグデータ #超監視超管理社会を拒否します 

内容が盛りだくさんなので
今回はその中から私的に気になった
「個人情報」の取り扱い、
特にAI絡みについてみていきたいと思います。

では、あなたの街が
スーパーシティ特区の実証実験の街に選定されたとします。
そうするとどうなるでしょうか?

交差点や道路など、街のあちらこちらの
取り付けられたセンサーより
自分たちの行動がデータが収集
されることになります。

SNSでの発信、
ネットショッピングの購入履歴
GPSの位置情報から拾われる行動パターン
カーナビの情報
監視カメラの情報、買い物で貯めたポイント情報
外食などでのキャッシュレス決済
テレビ、クーラー、冷蔵庫の家電の使い方

まだまだありそうです。

プライバシーなんて存在しない
って感じですね

そして、各種収集されたビックデータは
AIによって分析判断され
各種サービスに繋がっていきます。

ということは
山本さんも言っているように
「AIによって私たちが品定めされている
かもしれない」

ということです。

現に「スコアリングサービス」
というのがあって
それによって、個人が受け取れる
サービスが違ってきているのです。
動画より引用すると

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あなたの格 点数化続々
ネット企業 行動データを活用

2019年7月12日 東京新聞

・インターネットを通じてさまざまなサービスを
提供するIT企業が、
ネット上の幅広い消費行動などから
利用者の信用度合いを採点し
格付けする「スコアリングサービス」が増えてきた

どれだけ信用できる人物かを測って
社内外で共有する仕組みだが

得点によって、仕事を得る機会が左右されるなど
監視社会や格差社会を助長する懸念もある。

・ヤフーは登録会員としてサービスを利用している人
を対象に採点を七月一日から実施。

ネット通販など自社サービスでの支払い状況や
ホテルなどの予約のキャンセル率、
私物の売買サービス(ヤフオク!)
で他の利用者からの評価といった情報から、
人口知能(AI)が九百点満点で点数をつけている
得点に応じた優待制度を検討するほか
利用者が同意すれば外部企業に得点を渡す

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へえ~
AIが点数を付けて評価するんだ・・・
なんてノンキなことは言ってられません。

ここで気になるところですが
「AIって間違わないのか?」
というところです。

動画でも、この問題について
指摘しているので、引用してみます。

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学習環境で「悪のAI」育つ可能性

産経新聞 2016年6月12日

2016年3月下旬
米マイクロソフト社が
インターネット上でAI「Tay(ティ)」
実験がわずか1日で中止させた。

一部の人から浴びせられた差別的発言を
充実に”学習”
「ヒトラーは間違っていない」
といった不適切な発言をした

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また、こんな指摘もあります。

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山本龍彦・慶応大学教授の指摘

2018年2月4日 東京新聞

このままAI化が進むと、どんな未来が
待っているのか

仮装空間でAIから排除され続ける人々を
生みかねない
と危ぶむ

疎外された被差別者の集団を
「バーチャル・スラム」と名付け

昨年十二月の総務省の研究会で
懸念されるシナリオを示した

スラム化の原因は、
AIの意思決定過程が見えず
本人がどう改善すればいいか分からないこと

にあるという

「AIが自己学習するアルゴリズム(計算式)
が次第に複雑になり、プログラムした
技術者にすら分からなくなる
判断した理由を誰も説明できない」
のだ

しかも、人間はコンピュータを過信する傾向
が強いのに
AIは間違えやすい一面を持っている

例えば、スイミングプールで溺れた人の数と
米国の人気俳優の映画出演数に発見された
相関関係をどう扱うか
人間なら偶然の結果と考えるが
AIは真の関係があるとこんどうしかねないという

法的には、妊娠やうつ病、遺伝情報などの予測は
プライバシーの侵害になる可能性が高い

「『うつ状態の女性は化粧品を買いやすい』
というデータを利用して女性を勧誘すれば

消費者の意思形成をゆがめる
消費者契約法に抵触するかもしれない」

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「スーパーシティ法案」自体にも
様々問題が含まれていますが
それとは別に「スーパーシティ構想」
についての問題。そしてAI活用の問題もあります。

これを書きながら
新しい技術を進めて便利になる
それは良いのかもしれませんが
多くのリスクを抱えたままで
そこまでして、進める必要って
あるのだろうか?
ちょっと疑問になった次第です。

この動きみなさまは
どのように感じますか?

それと、
よく見ている「歴史未来ラボ」さんの
こんな動画もありましたので
そちらもリンクしときます。

スーパーシティ法案の実態。竹中平蔵、ダボス会議、国連の計画。SDGsとの関係 

ということで
今日は
スーパーシティ法案可決
住民合意、個人情報などなど本当に大丈夫なの?
今後をウオッチです
でした。

 
 
 
 







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