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★ダニ先生からの大切なメッセージ 人と自然との関わりについて行動していく時が来ているのでは

2020-05-28 05:47:05 | 「その他」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日はネットで見つけたこの記事です。


テレビでお馴染み「ダニ先生」こと
国立環境研究所の生物学者の
「五箇公一」さん
からのメッセージです。

そして、この記事をキッカケに
いろいろと検索したら
こんな動画がありました。

今後の私たちの今後を考えるにおいて
一つのヒントになりそうだったので
ご紹介します。

【TVでおなじみ、ダニ博士が語る】新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告” 


◆五箇さん国立環境研究所でこんな研究してます。

まずは、「五箇」さんのお仕事です。
国立環境研究所でどんな研究をしているかと言うと
一言で伝えると
「生物多様性」の研究を行っていそうです。

生物多様性とは何かと言いますと
この地球には様々な生き物がいます。
そして、そこから遡ると
遺伝子レベルでも多様性があります。
さらに、生き物からどんどん先を
見てみると、森や川などの生態系にも多様性があり
さらに、そこから生み出される景色
景観の多様性もあります。

私たちはその中の一員で
多種多様なものの存在がバランスして
生命は成り立っている

そう言ったことを研究しているそうです。

◆なぜ、多様性を大切にする必要があるのか

では、つづいてその研究テーマの多様性
についてです。
大切にしなければならないと言われているのは
なぜでしょうか?

多様性があるから
いろんな生態系の機能が生み出されている
美しい水、美しい空気、食べ物とエネルギー
を供給してくれる
それぞれの機能が合わさることで
地球上では隅から隅まで
生き物が生きていける
そして、それによって
生物圏と言われる安定した空間が維持されている

そういった生物圏に我々人間も生かされている
必要なものはすべて
この生態系の基盤から供給されているから

これが多様性の大切さの理由です。

◆生物の太陽性について、今起きている問題

生物多様性は
人間が生きていく上で絶対必要な
環境基盤である

ですが、今のこの生物多様性が
急速に劣化
し大きな問題となっています。

様々な生態系機能が生命を育む
美しい水、美しい空気、食べ物とエネルギー
それが危うい状況に進んでいるのです。

IPBES
「生物多様性及び生態系サービスに関する
政府間科学制作プラットフォーム」
という
世界中の研究者が集まって
地球上の生物多様性の状況を分析して
これからどんな対策が必要か
協議する会議が毎年開かれているのですが、

昨年の最新レポートによると
陸地の75%が人間活動で大幅改変
約100万種の動植物が絶滅危機にある

しかも、現在の絶滅速度は、
過去1000万年間の
平均に比べて10~100倍以上

現在は史上最悪位の絶滅の時代と言える
そうです。

このままいくと
生態系機能が麻痺してしまい
人間社会そのものにも
大きなリスクが及ぶ
であろう
ということが大きな環境問題になっています。

◆生物多様性を脅かす要因は

では、なぜそんなことに
なってしまったのでしょうか?
みなさまもお気づきの通り
それは、人間の活動に原因があります。

・森林破壊などの生息地の破壊
・乱獲
・汚染
・外来種の持ち込み

そしてそれによって、
気候変動や温暖化が発生している。

人間活動に伴う環境改変によって
いままで生き物たちが生きていた
環境が大きく様変わり
してしまい
生き物たちが、追いつけなくなり
どんどん死をむかえる

これが生物多様性が脅かされる
大きな要因とされているそうです。

◆生物多様性と新型コロナウイルスについて

五箇さんが語るに
この生物多様性の危機の話が
新型コロナウイルスの話につながってきます。

上記の脅かす要因の一つに
・外来種の持ち込み
というのがあります。

寄生生物や感染症も
この問題と同様に考えることができます。

現に、野生生物の間でも感染症の問題は
深刻な問題になってきています。

◆ダニ、カビ、ウイルス・・
寄生生物、病原体も生物多様性の一員

ダニ、カビ、ウイルス・・
寄生生物、病原体・・・
と聞いてどう感じますか?

あまり良いイメージはありませんよね
人間社会においては排除すべきもの
って感じでしょうか?

ですが、ダニ、カビ・・・
それはすべて、
同じ整体系の中で進化を繰り返してきたもの

そして、大事な役割も果たしている
野生動物が増えすぎれば
そこに感染して数を調整し
さらにより抵抗性が強い生物へと進化する
そんな役割がある

言ってみれば、天敵の役割を果たしている
ということです。

なので、然界にはなくてはならない
生物多様性の一員である

その一員が今、人間に猛威をふるいます。

◆新しいウイルスが猛威をふるう理由

では、なんでウイルスが人間に
猛威をふるうようになったのでしょうか?

その原因について
五箇さんは
「人間が野生動物の世界を
破壊したことによって
人間自身が病原体の逆襲を受け始めている」

と語ります。

1970年移行、
人間世界に突如やってきた
新しいウイルス

・SARS
・エボラ出血熱ウイルス
・HIV

などは、それまでは
野生動物の中に
おとなしく閉じ込められていました。

ですが、人間が
野生生物のすみかを破壊
することで
ウイルスたちも新たなるすみかをもとめて
都会のジャングルへ

そのすみかを移し始めた
と言うのです。

もっと言うと
感染症の根っこには
人間の
熱帯の生物多様性スポットを破壊と
グローバル化が
人口密集地へ感染症を拡大させている

この話題が最近議論されるように
なってきたそうです。

そして、新型コロナウイルスの原因も
生物多様性の破壊なのかもしれない?

野生生物の中で進化を続けている
ウイルスが人間に出会ったことで
人間社会に入り込んでしまった
という考えることができます。

◆ウイルスを向き合う上で考えること

では、こういった
ウイルスを向き合う上で
私たちは何を考えるべきなのでしょうか?
あげてみるとこんな感じです。

・インフルエンザとリスク変わらないという
既成概念を破棄しなければならない

・このウイルスが未知なる敵であるという
リスクを知ること

・他のウイルスと何が違うか
感染力・環境適応力は新興感染症の中でもピカイチ

これまでのウイルス対策では太刀打ち困難

・正体がわかるまで、甘くみてはいけない

症状がなければ、普段通り活動していいと
思われるがそうはいかない

・このウイルスは無症状でも
感染しているおそれが高いこと

・どこにかくれているかわからない

自分自身が感染しているかも知れない

他人に感染させない、という意識と行動が必要

◆政治家、政策関係者のみなさまに
お願いしたいこと

「分断」ではなく「管理」
「対立」ではなく「強調」
政治的姿勢でお願いしたい

悪いのは人間でもなく国家でもない
大切なのはコロナウイルスという
共通の敵に立ち向かうこと
国際協調、官民協調一緒に闘っていく
そのためには
情報共有と情報発信
を協力に推し進めることが重要となる

そんなふうに語ります。

◆将来的に私たちが考えるべきこと

では、最後に私たちが将来的に
考えていくことです。
大きく2つ

①生物多様性の破壊減速
➁自然共生社会の構築

どのようにしてつくるか
Zoning(ゾーニング)
人間が野生生物の世界に立ち入ることを
やめなければならない

野生生物と人間社会の線引き
グローバりぜーションからの脱却
する必要がある

ローカリゼーションと持続的社会へ
パラダイムシフト

そして、まず一歩踏み出すには
「★地産地消」
その地域で生み出されたものを
その地域で消費する

地域経済構造を確立することで
バランスのとれた
安定した経済社会をつくる必要がある

メッセージついては
ざっとこんな感じでした。

五箇さんの記事の冒頭
--------------------------------------
自然界と人間界の線引き──。
そう聞いたとき、
あなたは何を思い浮かべるだろうか。
ジブリ映画『もののけ姫』のような
壮大な世界観にも思えるが・・・

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人はかつて、森の神を殺した。
人面と獣の身体、
樹木の角をもつ森の神、シン神を
人はなぜ、殺さねばならなかったのか・・・
人間と自然との関わりを
今一度、真剣に考え直すときに
きているのではないか

もののけ姫 予告篇

私たちはこの問題について
とっくに気づいていました。
ですが、行動を起こしていなかった
それが現実だったなあ・・・
といまさらながら悔やまれます。

なんてノンキな事を言っている時は
とっくに過ぎてしまいました。
今からすぐにでも
具体的な行動に向けて動き出すときが来ている
そんなふうに感じた次第です。
ということで

今日は
「ダニ先生からの大切なメッセージ
人と自然との関わりについて行動していく時が来ているのでは」
でした。

 
 
 




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