さくら日記でございます。

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★アフリカの民話から 「しあわせのなる木」は じつは、みなさまのすぐそばにはえているそうです。

2020-04-09 05:51:49 | 「本」

お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

新型コロナウイルスの
緊急事態宣言のためなのか
今日の帰り道は、
人通りはさらに少なくなったような気がします。



近所の学生相手の格安の居酒屋は
今日はお休みなのか、営業を自粛しているのか
明かりが消えてました。

自営業の友人などは
店を開けても、お客様が来ない。

かと言って
何もせずに休業しても経費がマイナス。
給料が出ないどころか支払いのみ残る状態

優先的に補助金をもらったとしても
経費に消えていく

もし店を閉めると判断したとしても
後片付けもろもろで数百万円

行くも戻るも八方塞がりの現実
かなり厳しい状況です。

感染拡大と命の問題
その一方で、
私たちは何らかの手段で
お金を稼いで、生活していく必要がある
これも現実です。

緊急事態宣言が終了となる5月6日
を待たずして、
生活できなくなる人が出てくる
可能性は大きいと思います。

現在発表されている政策以外の
追加対策も早急に検討してほしい
そんなふうに感じます。

ということで、
最初からダークな雰囲気を醸し出しましたが
今日は、その反対の
「アフリカ民話集 しあわせのなる木」
からご紹介します。

トップの本の写真のイラストが
その「しあわせのなる木」です。

一本の木に
ライオン、ぞう、サイ、カバ・・・・
沢山の動物の顔がついている木です。

これが、何で「しあわせのなる木」なんでしょう?
お話を簡単にご紹介します。

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ハポ ザマニザパレ
日本語だと「むかしむかし、あるところに」です。

チンジャカという名前の気難しい男がおりました。
チンジャカはいつも怒った顔をして
おくさんや子供をどなりちらし
牛やロバをひどくムチでたたいて
働かせていました。

そんな、チンジャカがある日
「しあわせのなる木」の話を聞きます。

この木はシャターニという
一度入ったら出られないと言われる
森の奥
にあるそうで、

その木を一度見ると、一生食うに困らない
そんな噂がありました。

チンジャカは
この木は危険な森の中のある
迷ったら一生戻ってこれなくなる可能性もある
そんな状況でしたが、
どうしても行きたい衝動を抑えられません。

ということで、

この「しあわせのなる木」
を見に行くことになりました。

実際に行ってみると
「しあわせのなる木」はシャターニの森ではなく
すぐそこにあったことがわかります。

近づいていくと
キャッキャ、バヒヒーン、
ホギャホギャ、パォーンと

にぎやかな動物たちの話し声が聞こえてきました。
そして、こう歌っていたのです。

♪ジャンボ!、ジャンボ、ブワナ
(こんにちは!こんにちわ)
ハバリガニ ムズニ サーナ
(お元気ですか?とっても元気です。)
しあわせ、しあわせ、しあわせのなる木
ライオン、サイ、ゾウにカバ
みんなともだち、みんななかよし
ラッタラッタラ~ン・・・♪

チンジャカは、とてもしあわせな気持ちになって
自分も歌いました。

その歌が、あんまり楽しかったのか
来るときは一週間程度かかった道のりも
帰りは、たったの一時間
よっぽど楽しかったようですね

そうです。チンジャカは
「しあわせのなる木」を見てから
楽しくて、嬉しくて
いままで、ムチでひっぱたいて働かせていた
ロバや牛も
「みんなともだち、みんななかよし
ラッタラッタラ~ン・・・♪」

を聴かせると
ごきげんでよく働くようになりました。

そのおかげで畑も耕され
たくさんの花や作物がならびます。

さらに、
いつもどなりちらしていた
奥さんや子供に
、どなり声の代わりに
「ラッタラッタラ~ン♪」を歌ったら
奥さんは大喜びでお美味しい食事を作り
子供達は文句一つ言わず
水汲み、薪割りを手伝うようになりました。

そして、チンジャカはケンカを見かけると
「みんなともだち、みんななかよし♪」

を歌いながらとめに入ると
ケンカしている人まで笑顔になり
いつのまにかケンカが収まってしまいました。

そのうち、チンジャカは
村のチーフになり、

となり村ともなかよくして
みんなまとまって大きな国をつくりました。

王様になってからもチンジャカは
「しあわせの木を見たい」という子供たちに
いつもこう言ったそうです。

わざわざ遠くにさがしに行かなくても
しあわせのなる木は

いつだってみなさまのすぐそばに
はえているんだよね

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お話はこんな感じで終わります。
日本のことわざの
「笑う門には福来たる」のような話ですよね

【笑う門には福来たるの解説】
いつも笑い声が溢れる家には、
自然に幸運が訪れる。
明るく朗らかにいれば幸せがやってくるという意味。
また、悲しいこと・苦しいことがあっても、
希望を失わずにいれば幸せがやって来るということ。

といっても厳しいときに
笑顔を保つのは、難しいですよね
ですが、実はそれが「しあわせ」への近道かもしれない
そんな話でした。

ということで
今日は
アフリカの民話から
しあわせのなる木は
じつは、みなさまのすぐそばにはえているそうです。
でした。

 
 
 
 


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