北区王子の飛鳥山公園内には、三つの博物館が並んでいる。紙の博物館、北区飛鳥山博物館、そして渋沢史料館である。大分前に渋沢史料館は見学したことがあった。ここに渋沢史料館があるのは、公園に隣接したところに渋沢翁の別荘として建てられ、その晩年を過ごした邸宅があったからである。第二次世界大戦中の空襲により渋沢邸の本邸などは焼失してしまったのだが、青淵文庫と晩香廬の二つの建物は現存しており、大規模の修復工事 . . . 本文を読む
飛鳥山公園内にある北区飛鳥山博物館で開催されている「ドナルド・キーン展~私の感動した日本」という展覧会を見てきた。
開催期間:2012年5月19日(土)~6月24日(日)
開催時間:午前10時~午後5時
休館日:毎週月曜日
観覧料:無料
主催:東京都北区、東京都北区教育委員会
会場:北区飛鳥山博物館 特別展示室・ホワイエ
ドナルド・キーンさんが、昨年の東日本大震災の後に日本国籍の取得を望ま . . . 本文を読む
昨年も行ったのだが、今年も桜の時期が来て、恒例の王子の旧醸造試験場、現在は独立行政法人酒類総合研究所東京事務所の赤レンガ酒造工場の一般公開があったので見てきた。
日時:平成24年4月6日(金)及び7日(土)
両日とも10:00~16:00(入場は15:30まで)
会場:酒類総合研究所赤レンガ酒造工場(東京都北区滝野川2-6-30) JR・地下鉄「王子駅」下車、または都営バス、都電「飛鳥山 . . . 本文を読む
前々回のエントリーで田端界隈について触れたので、もう少し詳細を分かりやすくと思い、以前訪れた田端文士村記念館に触れてみようと思う。文士村というと、大田区の馬込でも馬込文士村と言っている。豊島区池袋には芸術村と言うべき、池袋モンパルナスがあったりと、各地に特徴的な人々が集い済んだエリアがあった。この田端文士村は、中心的な存在として芥川龍之介が上げられる。中央区明石町で生まれた龍之介は本所で育ち、この . . . 本文を読む
再開発に限らないのかもしれないが、日々見ていると遅々として変わらないようで、数ヶ月目を離していたら激変というのが世の常である。北区田端二丁目周辺地区の再開発も気が付くと終盤を迎えようとしている。この眺望は今の内しか得られないと思うので、急ぎアップすることにした。場所は薄い黄色で示したエリアで、この場所が大規模に再開発され、一旦広大な更地となり、そこに新しい家が建ち始めている。周辺には興味深いポイン . . . 本文を読む
今日は飛鳥山の北区飛鳥山博物館で開催されている企画展、「天明以来ノ大惨事~明治43年水害と岩淵」を見てきた。
この北区飛鳥山博物館、いつもそうなのかもしれないのだが、企画展だけなら無料で見ることが出来る。以前、赤羽駅の駅弁をテーマにした企画展も無料だった覚えがある。今日は11月3日文化の日と言うことで、常設展も無料解放されていたので、合わせてみてきた。このところ、滝野川のことなど書いてみたりし . . . 本文を読む
少し前から興味を持っている身近な古道を歩いてみた。東京に暮らしていると、なかなか中世に繋がる歴史の長さを体感できることは非常に少ない。徳川家康の江戸入府以前からこの地に人は暮らしていたわけだし、当然歴史はあるのだが。たまたましばらく前に「豊島氏とその時代」という本を図書館で借りて読んでみたところ、なかなか面白かった。やはり江戸時代よりも古い時代のことは資料も少なく分からないことが多いようなのだが、 . . . 本文を読む