変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

お陰に気付く

2017-07-25 13:34:13 | 心のこと

 毎日暑いです!
 しっかり食べて しっかり寝られます!
 12時前に自然に眠くなり…一度目が覚めますが すぐまた、寝られます。

 だからとても、元気です!!
 幸せです!!



 今日は、久しぶりに私の愛読紙 『高野山教報』からご紹介します。
 どうしても 長い文章は時間がかかり 60分はゆうにかかり
 負担なので、記事にしませんでしたが…
 書く元気がでましたので記事にしました。



         『お陰に気付く』
                天野高雄(岡山県 高藏寺住職)

 「困った時はお互いさま」という言葉をよく使われると思います。
 どうして困った時なのかというと、やはり人が弱っているときに
 元気のいい人や状態のいいひとが手を差し伸べるからです。

 これを教えてくださったのが、お釈迦様の時代にご活躍された
 十大弟子の中のお二人、舎利弗さんと木蓮さんです。
 幼馴染で、いろいろなみ教えに身を捧げて行きついたところが
 お釈迦様だったという大変な賢者です。

 この二人は何をするのも一緒でまわりがうらやむほどでした。
 悟りを開いたのも一緒です。
 では、舎利弗さんと木蓮さんは同じような立場だったのかというと
 そうではなく、まったく違う境遇で生まれ育ちました。

 舎利弗さんは天才肌で、何でも一度で理解し行動を起こせる人。
 一方 木蓮さんは何度も何度も努力精進を重ねて納得する人。
 今の学校でそんなに力の差があったら間に壁ができてしまうかも
 しれませんが、この二人はそうではなかった。

 お互いが高め合える二人だと確信してお釈迦さまに入門するのです。
 でも、世の中には少し意地の悪い人がいて、この二人を別々にして
 やろうと考える人もいたようです。

 ある日、二人は国王に呼ばれます。
 「お前たちは随分いろんな才能があると聞いているが、ちょっと私を
 喜ばせてくれないか」と言って、真っ白な大理石の部屋に通されました。
 「お前たちは絵が上手いと聞いた。私を喜ばせる絵を描いてくれ。
 期間は三ヶ月だ」
 
 右の壁には舎利弗さん、左の壁には木蓮さんが絵を描きます。
 舎利弗さんはすぐに黙々と描き始めました。
 すばらしい風景の絵です。
 一方木蓮さんは何を始めたかというと、白い雑巾を持って延々と
 壁を磨き始めました。

 三ヶ月後に王様が部屋をのぞいたとき、舎利弗さんの絶景の絵は
 光り輝いて出来上がっていました。
 そして、木蓮さんをみると、まだ、壁を磨いているのです。
 
 さすがに王様も「お前に掃除を頼んだ覚えはない」と怒りました。
 木蓮さんは、「すみません。ただ、ここに立っていただきたく
 思います」と言って王様を舎利弗さんと木蓮さんと挟む形で
 左側の壁に向かって手を合わせました。
 すると、ぴかぴかに磨き上げられた壁が後ろの舎利弗さんの絵を
 映し込んで、その中に王様と二人のお弟子が光り輝いて立っていました。
 王様はたいそう喜ばれました。

 木蓮は「私にできることはこのようなことでございます」と言い、
 舎利弗が「お互いというのはこういうものでございます。
 どちらかに優劣をつけるものではありません。お互いの良さを
 高め合うことをお互いと申します」と言って
 城を後にしたそうです。

 皆様方の立場もさまざまあると思いますが、何かを「してやった」
 という気持ちをお持ちの方もいらっしゃると思います。
 例えば、寝たきりの方の介護をしたと言いますが、寝たきりの方も
 菩薩行です。
 そこに寝ておられるから私たちは施せるのです。
 このお互いのバランスがあるからこそ高め合うことができるのです。




 例えの寝た切りの介護を長らくさせていただきました。
 が、、辛く長く ストレスたまりまくりでした!
 凡人には、悟りは遠くはかない行だと今も思います。
 が、、、、お陰でお陰をいただき、ドコモの懸賞プレゼントは当たりまくり
 新聞のクイズ懸賞も当たり 宝くじの1万円も当たり、、
 結構 天からのご褒美 もらえました。
 でも、今やまったく 何にも当たらない…やれやれ。

 お互いさま の心を忘れず 生活することが大切 そして、
 人様を助けて 巡り巡って 我が身助かる! と言われています。

 笑顔で元気、今日もがんばろう!!
 熱中症にくれぐれもご注意ください。





           『変形性股関節症に負けないでね!』

コメント (2)
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