男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

機能不全家庭 父原病

2014年05月21日 | 家系鑑定とアドバイスなど
夫の定年退職後、妻の健康状態に異変が現れることがあります。

「亭主、元気で留守が良い。」などと言いますが、夫が外で働いていた時は、夫婦の間が適度な距離感があったので、妻には受け入れがたい生活習慣や癖もあまり気にならなかったのです。

ところが退職後は、一日中家にいる夫を見ていると、不平や不満、ストレスが溜まってきて、妻が身体的或いは精神的病気を引き起こすことがあります。

夫婦観の意思疎通が健全に機能していなかった証拠です。

家族間の精神的機能不全は親子三代の視点から見ると、同じことのくり返しをしていることがほとんどです。

家族とは、自立した個性を持ちながらも、相互依存しお互いの足りない部分やニーズを補い合う関係です。

依存もしないで、会話もせず、単なる同居では家族としての機能が無く、お互いの精神的成長もありません。

家族が家族として機能するためには、よく夫婦間で日ごろから会話することが大切です。

家系の課題を子孫に連鎖させない心構えが大切です。

日本家系調査会
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