
■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 7月28日 ◆宇宙ビジネスに後(おく)れを取るな ◇「菜っ葉」の語源と命名の経緯は? ◇経営四字熟語「岡目八目」 ◇今日の写真 鎮国寺6
「老いぼれていては困ります」
お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。
お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。
■【けふのつぶやき】
◆ 宇宙ビジネスに後(おく)れを取るな
別ブログで紹介していますように、宇宙関連事業を強化したり、新規参入したりする動きが目立っています。
宇宙産業は、アメリカと中国がガリバー型で強く、世界で競争が激化しています。JAXA一辺倒ではなく、その周辺や関連産業の官民一体となった育成策が不可欠です。
ホンダは、2025年6月に、機体を繰り返し使える「再使用型」の小型ロケットの離着陸実験に、国内の民間企業で初めて成功しました。その背景には、自動運転などで培った技術がいかされているそうです。
今後、宇宙利用が現在より更に活溌になりますと、とりわけ安全保障や通信分野などで利活用が広がり、産業の急成長が見込まれています。世界市場は2035年に260兆円を超えとなり、現在の約3倍に上ると予測されています。
宇宙開発は、事業化の速度が勝敗を分けるでしょうから、「早い者勝ち」という側面があり、のんびりと構えていたら先行する米中だけではなく、他国にうまいところをすべて吸い取られてしまうのではないでしょうか。
■【評判の良いブログ】
最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。
重複してご紹介することもありますが、ご容赦くださるようお願いします。
■【経営コンサルタントの独り言】
半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ 「菜っ葉」とは その語源と命名の経緯は? 728
7月28日は、「菜っ葉の日」でした。
因みに、「菜っ葉」という言葉は、大和言葉では「菜(な)」といいます。
「菜の葉」がなまって「菜っ葉」となり、葉を食する植物であるので、主体が葉であることから、「菜」のことを、いつしか「菜っ葉」というようになりました。
今日では、国語辞典でも「菜っ葉」も見出し語として掲載されています。
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近年、葉菜類の種類が増え、その種で呼ぶことが多く、「なっぱ」という言葉をあまり聞かなくなりました。
ましてや、「なっぱ服」となると、死語といえるほど、聞きません。
「なっぱ服」とは、私が子供の頃よく見かけた工場で働いている人が着ていた薄い青い色の「つなぎ」のことなのです。
遠目には今日のジーンズのように見えますが、素材が木綿だったと思います。
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しかし、なっぱは緑色なのになぜ、薄青色のつなぎのことをこのように呼ぶのかよくわかりません。
調べていくうちに「菜っ葉服とは、”黄土色”の作業服である」という記述を見つけました。
菜っ葉服は、着ているうちに、汚れて、しわが寄ってくるうちに、菜っ葉のように見えることから命名されたといいます。
もともとは、黄土色だったのが、私の子供の頃には染料の関係か何かで、薄青色を使うようになってきたのでしょうか。
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因みに岩波国語辞典第七版では「青い色の、作業服。つなぎ(服)」と「青色」と明記されています。
日本人は、古来より「青」「赤」「白」が、代表的な色としてきました。
なっぱの緑色は「青色系」ということで、菜っ葉の色を「青色系→青」とみなして、当時染料として入手しやすい薄青色を菜っ葉服の色としたのではないかと、私は結論づけました。
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私は、東京の西部に住んでいましたが、子供の頃、五日市線という当時の国鉄では、まだD51が走っていました。
拝島駅(当時の五日市線の起点)で出発準備をしている菜っ葉服を着たおじさん(おにいさんだったのかもしれません)が、石炭を釜にくべているのに見入ったことを思い出します。
(ドアノブ)
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◆ 経営四字熟語
経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。
経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。
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◆第2章 思考力を高めてビジネス全快
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四字熟語の中には、物事の発想や思考に関する熟語もあります。「理科系の人は理屈っぽい」とか「あの人に理屈でまくし立てられますと、太刀打ちできない」などという言葉をしばしば耳にします。
たしかにビジネスの世界では、上手に説明ができなかったり、自分が主張していることが相手に正確に伝わらなかったりすることが多く、自分の非力さを痛感することが多いです。
四字熟語の中に、思考に関して示唆ある熟語が想定以上に多くあります。その中には、相手の言っていることを正確に理解できるようになるための示唆を与えてくれるものがあります。どの様に発想したら、相手に自分の思いをわかっていただけるのかを感じ取らせてくれる四字熟語もあります。思考力のハウツー本としてではなく、四字熟語の中に、思考力を高めるヒントを見つけていただきたいと思います。
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■2-06 岡目八目 全体におけるポジショニングの把握
~ 利害関係者より、第三者の方がよく見える ~
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「俯瞰細観(ふかんさいかん)」に類似した四字熟語に「岡目八目(おかめはちもく)」という熟語があります。昔の日本では、夏の風物詩のひとつに縁台将棋とか囲碁があります。二人だけの勝負の様に見えますが、二人の勝負にそれを見ている外野も参加したイベントです。
碁や将棋を打っている人は、自分が関心を持っている局面に意識が集中してしまい、他の部分に注意が届かないことがしばしばあります。「一心不乱(いっしんふらん)」という状態です。
しかし、その状況を後ろや脇から覗いている人は、比較的・・・
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◆ 今日の写真 福岡県宗像市 鎮国寺6
鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市吉田966にあります、真言宗御室派の総本山、京都の仁和寺の別格本山で、山号は屏風山といいます。 ご本尊は大日如来、九州西国霊場第三十一番札所、九州八十八か所霊場第八十八結願所番、九州三十六不動霊場第三十四番札所、九州三十三観音(ぼけ封じ)霊場第一番札所です。 弘法大師(空海)と縁の深いお寺です。 大師が、第16次遣唐使船で入唐する時に、強い暴風雨に遭遇しました。この時に、海の守護神である宗像大神をはじめ諸仏菩薩に祈誓を込めましたところ、荒れ狂う風波は瞬く間に静まり、無事に唐に着くことができたのです。 806年に帰国して、まず宗像大社に礼参しました。 奥の院岩窟に於いて修法を始めますと「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」というお告げがあり、一棟の建物を立て「屏風山鎮国寺」と号しました。 入唐前の祈誓の折に、波間に不動明王が現れたことから、現在護摩堂に不動明王立像が安置されています。 また、宗像三柱の御本地仏として、大日如来、釈迦如来、薬師如来の三尊を刻み、本尊と定められました。(鎮国寺公式サイト及び【Wikipedia】を参照して作成) * |
鎮国寺は、宗像大社を訪れた折に、ついでにお寄りしたのですが、「ついで」とは失礼な、立派なお寺さんです。 宗像大社(辺津宮)から400mのところにあります、つつじの名所です。その季節にはスケジュールを組んで訪問することをお勧めします。私が参拝したのは6月でしたので、つつじはわずかに残っている程度でした。しかし、アジサイは真っ盛りという季節でした。そこへは徒歩で移動しましたが、麦秋も良かったです。 |
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福 岡 | 大牟田 松濤園 鎮国寺 宗像大社 太宰府 門司港 柳川 |
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