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【80’s中国語映画懐古備忘録】第五回 『孔雀王』(1988)

2014年11月25日 | 中華圏映画
1985年より始まった東京国際ファンタスティック映画祭で、欧米のSF・ホラー映画と共に、従来の香港映画=カンフー映画の概念を覆すような特殊効果バリバリの中華SF・ファンタジー映画が次々と紹介されて、《新しい香港映画》がファンの間にも浸透しはじめたそんな頃、グッドタイミングで製作・公開されたのが荻野真:原作の日港合作映画『孔雀王』(1988)でした。

日本側の主演である三上博史の事はさて置いて(笑)、日本でもネームバリューのあるユン・ピョウを香港側の主演に立て、新星アイドルのグロリア・イップ(葉蘊儀)を物語のキーマンであるアシュラ役に抜擢。そして『少林寺三十六房』でおなじみのリュー・チャーフィー(劉家輝)も出演…と香港アクション映画ファン的には文句のない布陣、中盤の人形アニメ+原寸大モデルで動くクリーチャーとの対決など見せ場も多いですが、映画の終盤に満を期して登場したボスキャラの造形が、それまでいい具合に進んでいた映画の雰囲気を台無しにしてしまったのでした(;゜Д゜) !
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現在は香港公開版のみが、向こうでDVDソフト化されていますが、日本でも当時ビデオリリースされた日本公開版も、是非とも国内盤DVDで出していただきたいところです。香港公開版が比較的簡単に動画サイトで観賞できるだけに、果たして日本公開版がどういったものか忘れてしまったので……



             

             

             

             


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