窯元日記復活

杜園と木白②

奈良県立美術館『森川杜園展』をみて赤膚焼奥田木白のことを考えてみたいと思います。一刀彫りの森川杜園(1820-1894)と奥田木白(1800-71)杜園の20年先に生まれ明治4年に亡くなっています。
木白は能人形も得意分野に入っています。今回の展覧会で杜園展のNO14<能人形 牛若・熊坂 東京国立博物館蔵>は 大和文化財保存会発行のNO9<奈良人形置物(木白)弁慶 牛若 芦屋 滴翠美術館蔵>弁慶は高さ17,5センチ牛若10,0センチ。と文様は違いますがモチーフは同じです。残念ながら実見出来ていないのですが、弁慶の顔など木白の方がユニークです。
杜園の方も箱書きでこのように表記されているが<橋弁慶>で東博のデーターベースでも表記が分かれている。杜園の牛若の衣装が白主体で木白の方が多彩。熊坂が高さ28.2 牛若16.7。

あと郡山の個人蔵で<翁>及び<靭猿>も見たことがあるので杜園もあるかもしれない。
展覧会は14日まで。



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