ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト

白人の支配から抜け出し、民族の和解と統一を求め始めた南アフリカ。
白人支配当時の犯罪は、『民族和解委員会』の聴聞会で全てを告白すれば
恩赦で無罪とされることとなった。

日本未公開映画みたいです。

民族の報復の連鎖を食い止めるためにすべてを告白すれば無罪という裁判。
未来に向かって国を造っていこうと言う心が伝わります。

しかし、裁判で過去をすべて　明らかにしても　それぞれに失ったものは　結局は取り戻せません。
むなしいながらも　現実として過去を受けいれなければいけない　人々がいます。

裁判による社会派のドラマというよりは　ヒューマンドラマとなっています。

世界にはこのような現実があると改めて思いました。