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コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

ママ美容法も怪我の元

2012年01月22日 | Weblog
不幸な人というのは、どこにでもいるものです。
(昨日の同様の書き出しです)

本日は冒頭に申しておきます。
以下の架空話を読んでも決して笑ったり、内容を口外してはなりません。
他人が不幸になることで不幸の平均値が下がり、自らが幸せになった気分になるなどと思う誤った考えをもつことも、もってのほかです。
もし、そのような行為や考えに及ぶと、必ずアナタ自身にその不幸相当分の災いが降りかかることでしょう。
したがいまして、あくまでもつくり話としてお読みいただくことをお約束願います。

などと、いつものごとくくだらぬ伏線張り、すなわち前置きが長くなりました。
前置きとスカートは短いに限りますから、本題へ進みましょうね。


架空仮称名として、とある女性をW女史と名づけることから始めましょうか。
W女史は、H23年暮れからツイてない女でした。
不運の手始めが、最近多発している空き巣と思しき男性と「目と目が合った」ことのようだと、本人からの申述を聞き取っています。
自宅に居たW女史は、窓越しに女史お宅を伺う不審男性をたまたま目撃したらしいのです。
このとき「さいわいにも なにもとられなかった」と、安堵してしまったのが不幸の神様に付け入る隙を与えたのかもしれません。
この日は一日、無事に過ぎ去ったように思われました。

それから二晩が過ぎました。

年末ともなればどの家庭でも、年越し用にと多額の現金を引き出しているものです。
女史も同様に、相当額の現金をATMから引き出してスーパーでおせち等の買い物をし、家へ帰宅する行動パターンをとったわけです。
ところがです。
翌朝、「アナタの財布が車のそばに落ちてましたよ」と、ご近所の親切な方が届けて下すったんですね。
「ありゃまあ」と女史が声を発したかまでは存じません。
中身を確認してみますと、カード類と小銭は手付かずで、あるはずの軍旗が全て抜き取られていたのです。
買い物帰りの行動記憶も曖昧で、「買い物に使用した車には鍵がかかっていなかった」、
まさか財布がなくなっていたとは知りませんでしたから、車内に置き忘れたのか、家で盗られたのかもワカラナイとのこと。
したがいまして、こんな曖昧な記憶と状況証拠だけでは、杉下右京をしてすら推理のしようもありません。
W女史家族は、泣く泣く軍旗数枚を諦めざるを得ない、悲しい年の瀬を過ごすことになりました。

悲しもうがしまいが、非情にも時間は経過してゆきます。
さらに二晩が過ぎ、新年が訪れました。

平成24年元旦。
新たな年の幕開けです。
嫌なことは忘れ、新たな気分で新年は迎えたいと万人が思うはずです。

実は元日早朝からワタシは、女史へあるお願いをしていました。
「まちがいなくオトソを飲むことになるだろうから 初日の出を見に行くために、我が家まで迎えにきて欲しい」と。

もちろん、ワタシは前述の不幸が女史の身に起こっていたことなど知る由もありません。

今更ながら思えば、女史にとり憑いた不運パワーは越年したあげく、増強していたことになります。

「あけましておめでとう」と言うまもなく、
女史と遭った瞬間にワタシも、マクロレンズのキャップを紛失したのですから。
「ああ、あのキャップ 何処へ行ってしまったのでしょうねぇ~」
これぞまさしく不幸の感染、いや連鎖か!
そして、そんな些細なことよりも、決定的な不幸が女史の身に降りかかることになろうとは、不幸の神様のイタズラも過ぎるというものです。

日の出を見るためには、とある山頂へ登る必要があります。
車で到達できる最終地点へ駐車し、真っ暗闇の中、今年はそこから総勢20人超がライトの明かりを頼りに、歩いて山頂を目指すことになりました。

歩行を開始してから10分ほどしてでしょうか、
後方で「ギャー」という悲鳴が聞こえたのです。

後から聞いた話ですと、W女史が後方より声をかけられたため、振り向いた瞬間にコケて発した悲鳴だとか。

で、コケると同時に無意識のうちに受身をとろうと、空手で言う「手刀」を右手で地面へ向かって放ったらしいのです。
必然的に「イタター」となったわけですが、そのときは普通の打ち身程度の痛みにしか、思わなかったとW女史の弁です。
そう思ったのも無理からぬはずです。その後も子供達とワイワイ遊んで、ワタシも女史の運転で自宅まで送り届けてもらいましたから。

さらに三日が経過し、一月四日となりました。

そして、ワタシが目の当たりにした女史の悲惨な光景がこちら。(架空話ですから当然合成画像です)

合成とは言え 決して足ではありませんから、くれぐれもお間違いのないように。

「元旦に帰宅して、夜お風呂に入ったら、アオタンになって手が腫れてしまって」
「医者に行ったら、ヒビが入っているって!」

これぞ絵に描いたような、年始からの不幸のズンドコ状態。

さらに、とどめとなる後述談もありました。

厄年でもないのにW女史は、昨年からお友達と佐野厄除け大師へお参りに行く約束をしていたそうな。
そして、あの事件が起きたわけです。
恐るべし、まごうことなくW女史に取り付いた不運パワーの仕業としか言いいようがありません。

そういえば、1月8日にワタシのギックリ腰が再発したのも、そう考えられなくもありませんかな。

「厄除けお参りもいいが(参拝場所を変えたそうだが、万が一そちらにまで影響を与えるといけませんから場所は明かせません)、1月18日水曜日午後9時からの相棒Ten 「つきすぎてる女(月本幸子」を見なさい」と忠告してあげましたが、ちゃんとその忠告が守られたかは未確認のママです。


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