山風景とデジタルコラボ+α                                   

コンテンツ作製のため、山風景等を素材にして様々な試みを綴ってみます。

産業遺産

2014年07月07日 | Weblog
ただ単に通過するのみでしたが、いつもこの赤いトラス橋が気になっていました。



古い橋はモニュメントとして、ポケットパークに残されることになったようです。


先代橋梁は大正4年製ですから、今より89年も昔に製作されたものです。


現在の橋から、撤去前のものを撮影した画像です。


90年近く持った3代目の古い橋梁が、この方向に伸びていたんですね。


L型コンクリート壁がそのまま残されています。


昭和34年8月完成(狩野川台風による復旧工事完了を表しています)


伊豆八景入選記念なる碑も建立されています。(昭和30年5月)


そして「下田街道」からのパクリ画像


中央が旧橋梁。左が1978年に掛けられた歩道橋。右が現橋梁となります。

で、左側のL型コンクリート壁を凝視してみてください。
橋脚方向に直角ではなく、角度が20度ほど傾いているように見えませんか?

そしてモニュメント化のため、旧トラス橋を切断しバックさせてから向きを変えたうえで、ポケットパークに設置したことがわかると思います。