今日は日曜、午後の歴史古道シンポジュウムまでの間隙を縫って、ドイツ視察報告その10「ローザ・ルクセンブルク財団との意見交換」その2を掲載したい。
2月17日、財団との意見交換午後の部は、ドイツ戦争責任と歴史認識、戦後補償についてがテーマだ。財団側の報告者は、Lutz Brangshh(ルッツ・ブランシュ)さんとヨロン・シュッツルンフ博士の二人だ。シュッツルンフさんは、マルクス・エンゲルス全集の出版をはじめ歴史書籍の出版に携わってきた人だ。
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明治粉ミルク「ステップ」の放射性セシウム汚染を突き止めてその名を知られるようになったNPO法人「TEAM二本松」の設立から、ずっと中心になって活動してきた七尾の若き僧侶畠山浄さんの講演に接した。それはまさにいのちに関わり続ける浄土真宗宗教者としての、いのちへの深い思いに接することであった。
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市議会は本日各常任委員会での部門別審査審査が終わった。市民福祉常任委員会でも、福祉健康局所管分つまり福祉と保健分野の予算事業、国民健康保険会計、介護保険会計等の質疑を行った。介護保険と長寿福祉分野では、365日、24時間切れ目のない訪問相談・看護・介護サービスを提供するために、生活圏域のお年寄り地域包括支援センターの機能充実を図る施策などが計上されている。予算案、条例案は、さらに21日に五常任委員会連合審査会で審査され、22日の各常任委員会で総括質疑の後、委員会採決されることになる。
私の本会代表質問の全文については、コメント欄に掲載しておく。 . . . 本文を読む
当初議会は、各常任委員会での具体的な予算案の審査に入った。市民福祉常任委員会では、まず、3月補正予算案(新内川発電所タービン更新、子ども手当減額補正等含め)を全会一致で承認した。その後、当初予算案消防局所管分、午後に入って市立病院所管分、市民局所管分を順次質疑を行った。最も議論になったのは、やはり、所謂ポイ捨て禁止条例「金沢市快適で美しいまちづくりを推進する条例」案に対してだ。 . . . 本文を読む
本会議質問三日目が終わった。会派同僚の粟森議員は、中学校選択制度が制度機能不全を起こしていると、再々質問で浅香教育長を追及した。それは、特色ある学校を作り、教育の特色によって、学びたい学校を選ぶ。選ばれた側も選んだ側(本人・保護者)も責任を持って学校を活性化していくとの導入時からの大義名分が、現実には機能していないからだ。
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本会議二日目、政調会長の清水議員が登壇した。新幹線開業を見据えた観光・誘客行政の総合性に不整合はないか、中山間地農業振興と地域興しへの支援施策の具体化について、見解を質した。
そして明日は粟森議員が、地域の学校の抱える困難さを踏まえて、中学校学校選択制度の大義の喪失、見直しから逃げるなと教育委員会を追及する。 . . . 本文を読む
昨日の晩は気がゆるんだのか、珍しくこたつに入ったまま寝入ってしまった。当初議会質問戦の初日、午前中に会派代表質問を終えた。
学校給食で調理済み食材の放射能濃度測定が行われる見通しになった。文科省が予算をつけ、県に委託する事業だ。県内2自治体(箇所)ということで、この事業を金沢が受けるという形を考えている。はずれても独自に実施を検討しているようだ。kれは求めてきたことの一歩前進だ。原子力防災計画の策定、安定ヨウ素剤の備蓄配備は、これから具体が計画策定されていく。これも前進だ。
そして、がれき受け入れ可能性調査だ。調査の内容とsれへの判断は先に受け入れありきであってはならない。放射能の拡散は防がねばならない。がれきの選別はどこまで可能か。国の処分基準値は妥当なのか。市民の正確な情報による判断が保障されるべきだ。こうした観点から、問題点を指摘し、再々質問まで見解を求めた。市長は、議員の発言を重く受け止めるとした。
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日本全国が、そして海外も一年前の東日本大震災と福島第一原子力発電所の被災の衝撃を思い起こしている。直接的に亡くなった方々が15854人、行方不明者3155人、震災が原因の自殺者が54人、避難先での健康悪化などによる関連死者が1354人という数字が報じられている。改めて災害規模の甚大さを思い知らされる。亡くなった方への哀悼の気持ちを申し上げ、苦難の生活が続く方々に心からお見舞いを申し上げたい。
この一周年の節目に当たって、昨日10日は、くるま座としてのドイツ視察報告会を、今日11日は、正午までの一時間、武蔵が辻で社民党金沢の「サンディ社民党の声」でドイツ視察も踏まえて、脱原発とエネルギー転換への集中投資の必要性を訴えた。
コメント欄に明日の代表質問の詳細項目を掲載しておく。登壇は12日11:00頃からの一時間程度の予定だ。
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本会議での質問戦を週明けに控え、市当局は答弁打ち合わせに精を出しているだろう。議会は、基本条例制定特別委員会が会合を持ち、第1章、第2章の条文についての議論を行った。対案が二種類委員から提案された。内容議論にはまだまだ相当の時間がかかる。しかし、重要な議論だ。
さて、ドイツ視察報告もいよいよ最終段階に来た。2月17日金曜日は、国鉄のSバーンに乗って、ベルリン市内のローザ・ルクセンブルク財団の事務所を訪ねた。ここでは、午前、午後に亘って視察テーマである脱原発と再生エネルギー政策、「記憶・責任・未来」基金に代表される
ドイツ戦後補償政策に関する意見交換をじっくりと行うことができた。以下は、意見交換の概要だ。 . . . 本文を読む
今日8日は、市当局は、代表質問に対する答弁打合会だ。この日を活用して視察報告を進める。
ヘニングスドルフ市営バイオマス給湯・発電所から、一路エネルギー村と称されるフェルトハイムに向かった。道路上からは、田園風景に混じって林立する風車の風景が目に飛び込んできた。 . . . 本文を読む