森かずとしのワイワイ談話室

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試運転中の西部環境センター視察

2012-02-28 20:36:52 | 議員活動
 当初予算案の読み込みに精を出しているが、質問づくりの前に思い立って、試運転中の西部の新清掃工場(名称は環境教育の拠点施設にとの意図で「西部環境センター」となる)を一時間ほど視察してきた。最新式の焼却炉と高効率の蒸気タービン発電システムが再生可能エネルギー拡充に貢献すると言われているからだ。
 所長の説明では、発電効率18.5%以上に適用される国の高効率発電施設補助が採択され、半額国庫補助を得て設置されたという。旧センターでは6%だ。7000kwの発電能力は、確かに飛躍的な向上だ。
 また、排気の集塵装置「バグフィルター」の性能は、排気中の塵の濃度基準、ダイオキシンの排出規制値などを大きくクリアーしているという。

 さて、報じられたように、当初予算案に100万円の震災がれき受け入れ可能性調査事業費が計上されている。私の頭には、震災がれき受け入れ可能性調査事業費の予算案計上とこのセンターとの関連も気になるところだ。
 県議会では、これに関する意見書が全会一致で冒頭に採択されている。放射性物質の拡散への懸念、がれき分散処理への疑問がベースにあると聞く。輪島市長の受け入れ表明に、県内の市民の不安が募っているときでもある。がれきを受け入れるとなると、この新センターで焼却して埋立場で埋め立て処分するということになるのだろうか。

 調査費計上は、何かできることがあればしたいとの市長の強い思いが反映したものと聞く。何も決まっているわけではないとも。しかし、それは真実だろうか。いずれにしても、この小さな調査予算は大きな議論になるだろう。

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