森かずとしのワイワイ談話室

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2011年第3回定例9月議会開会

2011-09-08 19:11:59 | 議会活動
 9月定例議会が開会した。一般質問の準備に睡眠時間を削っているため、身体がカッとした状態で議会に向かった。しかし、睡魔に襲われる暇もなく、一日が走り去った。
 開会本会議では、山野市長から、市長提出議案について提案理由説明があった。9月補正予算案は一般会計で25億6564万9000円、特別会計、企業会計合わせて28億98万9000円だ。緊急地域雇用創出費では、再生可能エネルギービジネス参入促進調査事業や中小企業金融相談強化事業費を追加計上している。この中には、三寺院群の観光用パンフレット作成のための意向調調査事業も含まれている。野町の方々と観光交流課長と意見交換した産物が形になっている。
 福島原発事故関連では、セシウム137汚染牛肉の流通が問題になったが、放射性物質測定検査費で測定機器を食肉衛生検査所に配置する480万円が計上された。また、空間線量を測定する放射線量簡易測定機器の配備にも200万円が計上された。さらには、再生可能エネルギー導入の課題では、研究会開催費と導入可能性基礎調査費に350万円が盛り込まれた。これらは、6月議会で私が求めた措置だ。これからどう運用するのかが重要だ。9月議会での質問になる。

 本会議後は、会派の議員総会で、志賀原発の再稼働をめぐる意見書について議論させて貰った。放射能放出事故の実態と福島の被災者の状況、そして世論の動向を踏まえつつ、会派としてのコンセンサスを取るという難しい作業だ。何とか安易な再稼働を許さないとの趣旨を表現してまとめたい。

 午後は、議会基本条例制定特別委員会だ。制定までのプロセスを申し合わせたが、各会派内の難しい状況が赤裸々に語られた。制定までの推進力をどう議会全体のものにしていくのか、つっこんだ本音の議論が始まった。議員全員参加の学習講演会から動き始めることを申し合わせた。
 そして、もうひとつ、新幹線・金沢魅力発信特別委員会が続いた。開業まで3年半。当局が手詰まりになっている課題に対して方向性を提起する役割を果たそうと、滞在型観光の新たなルート発掘、そして並行在来線の第三セクター化にまつわるJRとの対等な協議、二次交通としての公共交通の展開がテーマになりそうだ。
 明日、発言通告を控え、腰が浮く今日だが、皆さんよく語りました!
 
 ようやく自宅にたどり着いて、今夜は質問の追い込みに徹夜かな。議員の本懐、喜んで苦労したい。

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