日本全国が、そして海外も一年前の東日本大震災と福島第一原子力発電所の被災の衝撃を思い起こしている。直接的に亡くなった方々が15854人、行方不明者3155人、震災が原因の自殺者が54人、避難先での健康悪化などによる関連死者が1354人という数字が報じられている。改めて災害規模の甚大さを思い知らされる。亡くなった方への哀悼の気持ちを申し上げ、苦難の生活が続く方々に心からお見舞いを申し上げたい。
この一周年の節目に当たって、昨日10日は、くるま座としてのドイツ視察報告会を、今日11日は、正午までの一時間、武蔵が辻で社民党金沢の「サンディ社民党の声」でドイツ視察も踏まえて、脱原発とエネルギー転換への集中投資の必要性を訴えた。
コメント欄に明日の代表質問の詳細項目を掲載しておく。登壇は12日11:00頃からの一時間程度の予定だ。
. . . 本文を読む
本会議での質問戦を週明けに控え、市当局は答弁打ち合わせに精を出しているだろう。議会は、基本条例制定特別委員会が会合を持ち、第1章、第2章の条文についての議論を行った。対案が二種類委員から提案された。内容議論にはまだまだ相当の時間がかかる。しかし、重要な議論だ。
さて、ドイツ視察報告もいよいよ最終段階に来た。2月17日金曜日は、国鉄のSバーンに乗って、ベルリン市内のローザ・ルクセンブルク財団の事務所を訪ねた。ここでは、午前、午後に亘って視察テーマである脱原発と再生エネルギー政策、「記憶・責任・未来」基金に代表される
ドイツ戦後補償政策に関する意見交換をじっくりと行うことができた。以下は、意見交換の概要だ。 . . . 本文を読む
当初予算案の読み込みに精を出しているが、質問づくりの前に思い立って、西部の新清掃工場(名称は西部環境センターとなる)を一時間ほど視察してきた。最新式の焼却炉と高効率の蒸気発電システムが再生可能エネルギー拡充に貢献すると言われているからだ。
. . . 本文を読む
寒が戻った今日は、雪が舞う寒い一日だった。全国一般労働組合が全国一斉労働相談会を3月初めに実施するのに先立って、エムザ前で街頭宣伝を行った。社民党県連合はこれに連帯し、全国連合定期大会から帰った清水内灘町議と共に、労働運動、組合結成、労働相談を呼びかける街頭演説に立った。午後からは、教育ファーム運動の報告会で子育てと農業体験をつなぐ取り組みの報告を聞いてきた。人間が豊かに育つことに、土と親しみ、生き物とふれあう体験は深い意義を持つと思う。
さて、ドイツ視察報告その6を急ごう。
. . . 本文を読む
昨日は、地元御影町のディサービスセンターの利用者の方々を慰問に行った。カラオケで皆さんで楽しく歌を楽しんだ。私が生まれる前の歌もよくリクエストされたが、皆さん、よく一緒に口ずさんでおられた。歌はいい。歌は凄い。今日は夜は中村地区長寿会の温泉旅行に同行することになっている。
さて、ドイツ視察報告その4の続編だ。「記憶・責任・未来基金」のもつ問題点に話が分け入っていく。
. . . 本文を読む
3月当初議会が迫る中、今日は午前中、議会基本条例制定特別委員会で議論した。金沢市議会が基本条例を制定するのはなぜか、どのような議会を目指すのか、その中身を共通認識するために、素案の全体を条項に即して審議していくことになった。
さて、ドイツ視察その4は、14日のナチスの強制労働被害者への個人賠償基金である「記憶・責任・未来基金」を運営する財団事務局を視察報告だ。 . . . 本文を読む
橋下大阪市長の市職員に対する思想調査の問題が全国ニュースとなっている。まさに、橋下の真骨頂極まれり。しかし、市民社会建設の途上で血を流しながら、弱き立場で名もなき者たちが希求した人類普遍の価値に唾する男を私は認めない。
こうした大衆迎合からの独裁権力掌握の歴史と対決を続けるドイツ 視察報告その3に移ろう . . . 本文を読む
よもやまニュー本市も第45回を数えた。呼びかけに応えて市民から、本の提供が相次ぎ、来場者もひっきりなしの活況を呈した。本の受け取りボランティアや設営、店番ボランティアなどに多くの方々にご協力頂いての開催だ。いつもながら、感謝を申し上げたい。
さて、よもやま話の方では、医療的なケアを必要とする子どもの地域の学校への就学が、新たな課題となっていることが出された。 . . . 本文を読む
今日から関西電力高浜原発3号機が定期検査に入り、明日停止する。これで、全原発54基中稼働原発はわずか2基のみとなる。一方、県内自治体でがれき受け入れに積極的姿勢を見せている輪島市に対し、奥能登地区を中心に市民運動「石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会」が反対署名を開始している。今日の県連合議員団会議は、元中学校理科教師であり、物理学を専攻した盛本代表を講師に、核物理の基本から被曝問題を再学習する機会をもった。
ところで、ドイツ視察の報告も少しずつ掲載集積していきたい。まず、その1だ。
. . . 本文を読む
寒さがやや和らいできたベルリンから戻ってきたら、金沢はまだ雪だった!
異例の寒さだといわれたベルリン市とベルリンをぐるりと取り囲むブランデンブルグ州滞在での滞在は、実質六日間だった。石川地方議員視察団と銘打った今回のドイツ訪問団は、脱原発・エネルギー転換政策とナチスの戦争犯罪と今も向き合う戦後補償政策に目的を絞った。
これから、視察内容をまとめ、ホームページに公開していきたいと思っているが、充実した見聞とディスカッションを通じて刻んできた印象は、まさに「地球的であり、また人類的な大テーマに挑む前向き故のドイツの苦悩」との直接の出会いでもあった。
. . . 本文を読む