里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ハクサイを水墨画で描く

2021年02月09日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙

ハクサイを水墨画で描きました。
今、穫っているのは囲いのハクサイ。外葉は少し傷むので、数枚剥ぐ必要があります。
この画は、囲いはじめの時のように元気な外葉を2、3枚付けたままにしてみました。
今は黄芯系と言われる品種全盛で、芯の方だけでなく外葉に近いところから黄色の葉になります。しかし、このくらいの外葉なら濃い緑です。
そして、白い葉脈がハクサイの大きな特徴。
根元に近い中心の幅広のところは墨を入れないようにすればいいですが、細かい葉脈に墨を入れないようにするのは困難です。
そこで、葉脈を白抜きするためにドーサ液を使いました
白い葉脈になる所に、前もって筆でドーサ液を塗っておきます。透明な液体なので加減が難しい。乾いてから墨を入れます。
思うように白抜きするのは難しく、やはり甘くなりました。葉脈のところを濃墨の線で強調しましたが、ややしつこすぎたでしょうか。


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2 コメント

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美味しい雰囲気が。 (bluesky)
2021-02-09 14:58:31
白菜の美味しい雰囲気が出ているのでは無いでしょうか。
素晴らしいと思います。
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Unknown (kaz)
2021-02-09 17:40:30
blueskyさんへ
コメントありがとうございます。
なかなか思うように描けていませんが、雰囲気がでているようなら幸いです。
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