里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トマト連続摘芯栽培'24~第2基本枝収穫中で4回目の捻枝

2024年08月15日 | トマト連続摘芯栽培

トマトは収穫の盛りが続いています。
ネットで覆いをしているため管理をするのも写真を撮るのもやりにくくなっています。


今年は生育のバラツキが少なく、第1花房、第1基本枝(第2、第3花房)は収穫が全て終わりました。
気温が高いため先端はすでに雨除けの天井に着いてしまいました。


現在収穫しているのは第2基本枝(第4、第5、第6花房)。
第4花房は大半収穫を終え第5花房が中心になっています。
この2つの株で見ると第4花房は収穫が終り、赤くなっているのが第5花房、その下に第6花房。


さらにその下におまけの花房を着け全部で4花房。結構うまく留まっています。
この反対側には過日捻枝した第3基本枝(第7、第8、第9花房)が垂れています。


まずまずの着果状況で、少し色付いてきた果実があります。
この下には収穫の終わった第1基本枝があります。
1本仕立てを見慣れていると上方の花房から赤くなるので不思議な感覚になるかもしれません。
こちらの株は上から見下ろした状態。


第4花房は収穫が終わり、色付いているのは第5花房、その下には第6花房とおまけの花房。
上方はすでに雨除け天井に着いており、これが第4基本枝。


今回はこの第4基本枝の捻枝を行います。
この枝には第10、第11、第12花房と着けるのですが、現在大概第10花房が着果し第11花房が開花中と言ったところ。
本来の捻枝のタイミングから言うと相当に早い。しかし、天井につかえておりこれ以上おけません。
変則ながら早い捻枝を行います。
折り曲げるのではなく横にねじ曲げるイメージです。


晴天日中の水分の少なくなっている時間帯に行うようにすればやりやすい。


別の株で。


捻られて裂け目ができていますが、この程度なら問題ありません。折れなければ大丈夫。
全て捻枝が終わりました。


少々見にくいですが、赤い果実の成っているのが第2基本枝で、上から垂れているのが捻枝した第4基本枝。


この後、第12花房、余裕があればおまけの花房若しくは第5基本枝を着けます。
第1基本枝には尻腐れが大分出ましたが第2基本枝には殆ど出ていません。
今のところ完熟トマトが安定して穫れています。


目標の収穫から言うと4割程度の進捗でしょうか。
昨年はこの後オオタバコガの侵入を見逃し痛い目に遭いました。注意して見ていきたいと思います。